Cheese Days

世界中のチーズを食べつくしたい!

Les Route du Comte 番外編 パリその1

2011-11-26 16:30:18 | ジュラ チーズの旅


去年に引き続き、今年も10月半ばにかじたいずみ先生主催のチーズの生産地を訪ねる旅に出かけてきました。今年の行き先はフランスのフランシュ・コンテ地方とスイスのジュラ州。ジュラ紀の化石が発見されたジュラ山脈のあたりです。コンテやモンドールなど、大好きなチーズの生産地でもあり、今年の旅行はジュラと伺ったときから楽しみにしていました。が、そちらの話は次回以降に譲るとして、まずは番外編のパリから。今回、私たち夫婦にはチーズの生産地を訪ねること以外に、もう1つの目的がありました。それはパリでセーヌ川とエッフェル塔を見ること。去年の旅行ではパリ滞在が半日しかとれなかったため、サンジェルマン・デ・プレ界隈で買い物をするだけで終わってしまい、フランス初上陸というのにセーヌ川もエッフェル塔も見ることができませんでした。田舎が大好きな私ですが、フランスに行くならやっぱりパリも見たい! セーヌ川とエッフェル塔を見たい! 今年は幸い丸一日、パリで過ごせることになったので、その日はおのぼりさんに徹することにしました。



まずは朝食抜きで、ホテルにほど近いバスティーユの朝市へ。時間とともに混雑し、スリに狙われやすいと聞いていたため、張り切って7時半過ぎにホテルを出ました。ところが、フランスでは10月の半ばは夏時間。トップのバスティーユ広場の写真でおわかりになるように、まだ薄暗いっ! そして寒いっ! 前日の夜、旅仲間数名の皆さんとお夕飯を食べに出たときはさほど寒いとは思わなかったのに、歩いてもちっとも体が温まりません。当然、こんな時間から来るお客さんは少なく、お店もまだ準備中もしくは準備前のところが多数。朝市で何か温かいものを飲もうと考えていたのに、ありつけませんでした。そんな中、1件だけにぎわっているお店が。何だろうと覗けば魚屋さん。新鮮な魚が何種類も並んでいました。きっと、パリの人たちはこの魚屋さんの魚は品質がいいとわかっているのでしょう。市場にはほかにも魚屋さんがありましたが、ここほどにぎわっているところはありませんでした。

市場を端から端までのんびり見ているうちに、ぼちぼちお店も開店。野菜、肉、魚、雑貨、洋服、本、乳製品・・・とあらゆるお店があります。絞めて間もないんじゃないかと思われる羽毛で覆われた鳥や、因幡の白ウサギよろしく毛皮をはがされ、痛々しげなウサギの肉など、ギョッとするようなものも! 中でもやっぱり気になるのはチーズ屋さん。ところ狭しと並べられたフランスの各地方産のチーズを見れば、テンションが上がらずにはいられません。翌日の朝食用のチーズとしてセル・シュール・セールとサンマルセランを購入しました。本当は片っ端から買いたいところですが、明日からのジュラへの旅を考え我慢、我慢。そば粉のガレットで朝食を済ませると、私たちは一度ホテルに帰ることにしました。何しろ寒くて、もう少し厚着をしないことには耐えられません。カイロも持って、万全な態勢で再度出発です。



セーヌです! セーヌ川です! 「パリの空の下セーヌは流れる」のセーヌ川ですよっ! セーヌ川ごときで何をそんなに興奮しているんだと思われましょうが、いいんです。見たかったんです。すっかり日は昇り、快晴の空の下、青い水をたたえるセーヌ川の何と美しいこと。家の前を川が流れる環境で育った私は、川とか海とか水がある光景を見るとほっとします(もっとも実家の前の川は子供のころ、東京で汚染度ワースト1だったドブ川ですが……)。いつまでもぼ〜っと見ていたい気持ちを抑え、橋を渡りサンルイ島へ。最初の計画ではここで美味しいと評判のアイスクリームを食べる予定でした。が、寒くて、とてもそんなものを食べる気にはなれません。そこは飛ばし、お隣のシテ島にサント・シャペルを見に行くことにしました。



サント・シャペルはキリストの聖遺物、茨の冠や十字架の木片などを安置するために、ルイ9世の命により1242年から1248年にかけて建立されたゴシック建築の教会堂です。上下2層の礼拝堂の上層階には私のカメラではとても全容が写し切れませんが、三方(東、南、北)を天井まで届く見事なまでのステンドグラスの窓が囲み、西方にはバラ窓が配してあります。それぞれのステンドグラスには創世記からキリスト復活まで1113もの場面が描かれており、その1つ1つのガラスの細かいのなんの! 場面の割り振り、それぞれの構図、ガラスの配置、色決め等々、制作過程をちょっと想像するだけで気が遠くなります。また、クレーン車なんてない時代に、どうやってこんなに大きな窓をとりつけることができたのでしょう。見事なのはステンドグラスだけではありません。柱や壁に施された彫刻や装飾も意匠を凝らした豪華なもので、パンフレットの「光と色彩にあふれる天のエルサレムに到達したかのような印象」という言葉が少しも大げさに感じませんでした。特に外光が差し込む部分は透き通ったガラスの色合いが鮮やかで、首が痛くなるのも忘れ、上を見上げて何枚も何枚も写真を撮ってしまいました。

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エッフェル塔 サント・シャペル バスティーユ 1248年 ゴシック建築 クレーン車 1242年 パリの空の下 ジュラ山脈 サンジェルマン
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4 コメント

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花の都 (siena)
2011-12-02 00:06:36
パリ、と聞くと、なんだかウキウキします。セーヌ川、なんという青さでしょう。この川あっての街なのだなぁと感じます。さすがの存在感ですね。サント・シャペルのステンドグラス、涙がでそうなくらい美しいです。お写真とってもお上手です!
paris!! (miel)
2011-12-03 15:27:42
こんにちは〜。先日は味噌の会楽しかったですね☆
パリの町並みやっぱりステキだわ。。。。
ああ、行きたい(笑)
コンテ・ジュラの旅行記も楽しみにしていまーす♪
Re: 花の都 (Nao)
2011-12-03 22:51:05
sienaさん
去年はパリの時間が少なかったから、ふ〜んっていう感じで終わってしまったんですが、今年はいろいろ歩いてみて、パリが大好きになりました。次回はセーヌのほとりをゆっくり歩いてみたいです。
サント・シャペル、綺麗でしょう〜〜〜。
私のカメラだと一部分しか写せないんだけど、これがぐるっと3方向を囲んでいる様は圧巻でした。sienaさんもパリに寄ることがあったら、ぜひ訪れてみてくださいね!
Re: paris!! (Nao)
2011-12-03 22:59:05
mielちゃ〜〜〜ん♪
初コメント、ありがとう〜〜〜。
お味噌の会は本当に楽しかったです!
あんなにヴァラエティーに富んだお味噌が集まるなんて思ってもみませんでした。
パリもまた行きたいけれど、mielちゃんガイドの韓国も行かなくっちゃね。
ディープな旅ができそうで、楽しみです。
旅行記、気長に待っててね。

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