何も言ってないのに心細いと、奴は必ずメールをくれる。
「あーでもそろそろ了ちゃんにあいてー。
用事があるわけじゃないけど、そう思った今のおれ。」
スコップ団が始まってしまって、すぐに連絡をくれたね。
平さん、菅野さん、と呼び合っていた。
ドライアイスを安置所へ運ぼう。
そう決めた時も奴はいた。
辛い時にはタケチンがいて、
判断に迷う時には我妻がいて、
心細いと雄大がいた。
雄大は、徐々に徐々にたくましくなり、いつからか「集合係」になったね。
「全く使えねぇお前にはピッタリだな!」
タケチンに言われて笑う雄大。
「俺、弱ぇからな。了ちゃん達、強過ぎでしょうよ。」
ムカつかない強さが君にはあるよ。
俺は知ってんだ。
無事に戻ったら抱きしめてやると約束をした。
「頼む」
と返事が来た。
かわいい奴だ。
彼が俺を了ちゃんと呼ぶようになったのは気仙沼の帰りに様々な話しをした後から。
メールが来たっけね。
「精一杯の尊敬と愛を込めて、俺も了ちゃんって呼ぶようにする。一生ヨロシク。」
タケチンと俺は、それはそれは嬉しかった。
タケチンさんのさんが取れて、俺は了ちゃん。
雄大め。
戻ったら死ぬほど抱きしめて、すげぇ勢いで仕事をしよう。
人は必ずいなくなる。
必ず一度だけ生きる。
こちらこそ、一生ヨロシク。
俺はクソ弱ぇから学ぶ事がまだまだある。
でもね、頭の整理がついて来たんだよ。
今暫く待たれよ。
昨日のホームランでは今日の試合は勝てない。
俺たちは、そうあるべきだ。
もし何があっても、集合場所だけ間違うなよ。
必ず生きて、そこで会おう。
これが大袈裟な話でもなんでもねぇってことを、俺達はもう知ってるからな。
そしたらミポリンからもメールが来た。
「了ちゃん、寂しいでしょ(笑)
落ちてるもの拾って食べちゃダメだよ。
またね♪
みほ」
なんだろう、この人達は?
なんで分か…寂しくなんかないやい。
もう寝ます。
明日は過酷な気がします。
「あーでもそろそろ了ちゃんにあいてー。
用事があるわけじゃないけど、そう思った今のおれ。」
スコップ団が始まってしまって、すぐに連絡をくれたね。
平さん、菅野さん、と呼び合っていた。
ドライアイスを安置所へ運ぼう。
そう決めた時も奴はいた。
辛い時にはタケチンがいて、
判断に迷う時には我妻がいて、
心細いと雄大がいた。
雄大は、徐々に徐々にたくましくなり、いつからか「集合係」になったね。
「全く使えねぇお前にはピッタリだな!」
タケチンに言われて笑う雄大。
「俺、弱ぇからな。了ちゃん達、強過ぎでしょうよ。」
ムカつかない強さが君にはあるよ。
俺は知ってんだ。
無事に戻ったら抱きしめてやると約束をした。
「頼む」
と返事が来た。
かわいい奴だ。
彼が俺を了ちゃんと呼ぶようになったのは気仙沼の帰りに様々な話しをした後から。
メールが来たっけね。
「精一杯の尊敬と愛を込めて、俺も了ちゃんって呼ぶようにする。一生ヨロシク。」
タケチンと俺は、それはそれは嬉しかった。
タケチンさんのさんが取れて、俺は了ちゃん。
雄大め。
戻ったら死ぬほど抱きしめて、すげぇ勢いで仕事をしよう。
人は必ずいなくなる。
必ず一度だけ生きる。
こちらこそ、一生ヨロシク。
俺はクソ弱ぇから学ぶ事がまだまだある。
でもね、頭の整理がついて来たんだよ。
今暫く待たれよ。
昨日のホームランでは今日の試合は勝てない。
俺たちは、そうあるべきだ。
もし何があっても、集合場所だけ間違うなよ。
必ず生きて、そこで会おう。
これが大袈裟な話でもなんでもねぇってことを、俺達はもう知ってるからな。
そしたらミポリンからもメールが来た。
「了ちゃん、寂しいでしょ(笑)
落ちてるもの拾って食べちゃダメだよ。
またね♪
みほ」
なんだろう、この人達は?
なんで分か…寂しくなんかないやい。
もう寝ます。
明日は過酷な気がします。