どうせ地球のチリだからな。

生き方を変えたから、ブログも変えようと思った。
企画屋の日記です。

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【スコップ団】 スーパーハード

2011-06-06 22:37:22 | Weblog
ヘトヘトではございますが、報告する義務が俺にはある。
突貫での工事もカッチャンの活躍により、電気工事と看板以外は終わった。
さて、週末スコップ団のご報告だぜ。

初日は、大人数で4軒。
写真を撮る余裕なんてないない。
時間もない。
あるとすれば始まる前の団長からの作業説明(無いに等しい説明)の時と休憩の時の写真位だね。

最近の俺の心の歌。
ウルフルズ。
いいね。


説明の時。
朝。
装備の凄さが最近俺の朝の積み込み作業(大体ひとり。ゆっきぃ、今週は手伝いありがとう。)の量の多さで分かる。


ビルの一階部分。
先週、俺が東京で居なかったから途中までやっててくれた雄大チームに感謝しつつ高圧洗浄。
軽い作業に見えますが、6時間握っていると手がいかれます。
風が舞うので、目にワラや泥などが入ります。
結構キツイのがこの洗浄。冷てぇしね。


裏では、タケチン、雄大達が便所と物置撤去。
モノの量も半端じゃねぇ。
写真は大分少なくなった後だけどね。
二山分位はある。
ダンプで何往復したのだろうね?タケチン。


もう一軒にスコップ団レディースを回し、午後からの作業の下準備。
例の俺に、じいちゃん!と言われたばあちゃん。
思い出発掘の作業だね。
その間に、レディースのホウキ、モップが炸裂。
後は高圧洗浄で俺が仕上げるだけだ。


ところで、このじい・・ばあちゃん。
俺も町役場の議員も勘違いをしていた事があった。
「お父さんが、この津波で・・・。」
までしか言わない。
毎回。
「そうか、ばあちゃん。」
としか、俺たちは言えない。言わない。
ピッカピカになった家を見てさ、
「お父さん、これ見たら喜ぶ~・・・」
と泣くもんだから、オロオロして俺は失言しちゃったよ。
「ばあちゃん。多分、じいちゃんさ、どっかで見てると思うよ。」
「へ?見でるわけねっちゃ、お父さん、病院だもの。」
「ん??」
「津波で怪我して入院してんだ~。お父さん、喜ぶ~。」
どう思う?
なにが、どっかで見てると思うよ、だ俺。
霊媒師かっつぅの。
見てねぇっつぅの。
良かったよ?
スゲー良かった。
笑い話で終わって良かったよ。
でも、どう思う。
いや、いいんだ。心から良かった~!
と思ったよ。力が抜けたし。
でも、コッチはスゲー慎重に言葉を選びつつ・・・
いや、いいんだ!
万事バンザイ!
状況なんて関係ねぇけど、ちゃんと最後まで言ってよね。
「お父さんは、この津波でケガをしちゃったの。」
と。
「お父さんが、この津波で・・・。」
だけだったら、僕たち、私たちはスゴク勘違いします!
気をつけろい!


ほら、ピカピカ。
住むってさ。
住め住め。


下がれ。
泥が飛ぶぜ。
泥を被るのは俺だけでいい。
言ってみたかったんだよ。
「お嬢さん、お逃げなさい。」


タケチンが寝てるから、タケチンの○○チンに氷を入れてやる。


二日目。
午前中で三軒を終わらせて、ピカピカに。
残り2時間しか無い状況で、3/11以降手付かずの民家がスタート。
年寄りが多い町だから、ここもそう。
どうしていいか分からないそうだ。
俺も、そう思う。
間に合うはずねぇけど、諦めないのが俺たちです。
繰り越すのは嫌だ。
じいちゃん、ばあちゃんも眠れぬ夜を過ごしてる。
分けた班、全員集合で一気に行こう。
足の踏み場もねぇ。
手付かずってことは大切なものは必ずあるはず。
旗は、悲しい赤色だった。




おっと危ねぇ。
立派な庭だったんだろう。
池があるが、腐臭の泥池になっていた。
バランスを崩して頭から突っ込む所だったがスコッピング腕立てで危機一髪!


一時間半で、モノを出し終える。
スコップ連峰が出来た。
通帳、印鑑、日記、宝石、濡れてない着物等が出てきた。
家も壊すし、全部捨てていいと言われたけど、
思い出を捨ててしまう事は簡単。
でも俺たちは、残す事も簡単だと思ってる。
家もそうさ。


ドンドンいくぞ。




一丁あがりだ。


俺の後輩。
コイツの動きは素晴らしかった。
医師会の会長の息子でもある。
ありがとう。
ナイスコップ。


団員の皆。
いい報告があるぜ。
あの後、じいちゃんが家を見て「赤い布」を取ったそうだ。

何度も言う。
思い出を捨ててしまう事は簡単。
でも俺たちは、残す事はもっと簡単だと思ってる。
簡単に諦めちゃいけないと思う。

諦めたら、そこで終わり。
そうしない強さを持つ事の手伝いをしたいと思う。

悲しい事があり過ぎたんだ。
泥を被るのは、俺たちでいいじゃねぇか。
手伝ってくれねぇかな。
手伝いを、手伝ってくれねぇかな。
拡げてもらうだけでいい。

遅すぎるってことはない。
人には意地ってあると思う。
心意気もそうだ。

諦めずに、最後まで。
最後はさ本当にいつ来るか分からない。

何もしなかったと、5年後モヤモヤするか、俺たちはやれる事はやったと一緒に飲んで泣き笑うか。
俺は、泣くだろうけど笑っていたい。

子ども達へ。
例えば君が恋をして、その君の大好きな子は戦争でお母さんを亡くしていたとする。
もし俺が、それを知らずに戦争映画を楽しそうに見ていたら、その子をとても苦しめてしまうかもしれないね。
君たちの恋愛に影響が出るかもしれない。
その事で、俺自身が葛藤と後悔をするだろう。
同じ体験は決して出来ないし、冗談抜きで、そんな経験は進んでするべきではない。
千年に一度って言われてる俺たちへの今の状況で、何をしたらいいのか俺だって知らねぇ。
知らねぇけど。
Youtubeとか週刊誌で悲惨な写真を見て知った気になるのは、ヘドが出る。
ズカズカと家に長靴で入る時に、俺はタメ息が出る。
君の恋人の気持ちは理解しきれないかもしれない。
でも、君に恥をかかすような人にはなりたくない。
堂々と、
「気持ちは分かってやれないかもしれないけど。」
と抱きしめてあげる事はできると思う。
ケーキもスコップも、その為だと俺は思ってるんだ。

いつか来るギャップを、少しでも埋めなくてはいけない。
大人は現状を。
子ども達は未来を担う。

大切な人が死んだ俺たちは、彼女のやりそうな事をヒタスラにやる。
今でも、その場に俺がいたら助けられたんじゃねぇかって思ったりもする。

君が誰とでも堂々と友達になったり、恋に落ちる事が出来るように。

俺たちは、泥をかくよ。

任せとけ。
みんな、素晴らしい大人になってくれよ。
なれない理由なんてない。

生きてんだから。

コメント (8)
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