はこがゆく

~ フランスからモーリシャスへ ~

謎の食材

2011-11-27 15:55:47 | Weblog
韓国・日本食材屋で買い物。
説明がフランス語で書いてあったので
何を買ったのか確信はなかったのだけど
前から興味があった韓国食材「고추장」を買う。

家に帰ってきて日本語でグーグルしてみたら
期待通り、コチュジャンだった。いぇい。

ぺネロぺ、(今更)デビュー

2011-11-24 14:11:27 | Weblog
フランス以上に日本で良く知られている
青いコアラ、ぺネロぺ。
日本に行くとグッズなどが沢山あるが
フランスで見かけたことはない。
日本にはアニメもあるらしいが
フランスで見たことはない。
が、フランス語が原作。

せっかくだからどんなお話か読んでみよう
と、ぺネロぺの絵本を買ってみた。
ぺネロぺはかなりうっかりちゃん、
おとぼけちゃんだけど、今の息子の
年齢にちょうどいい話が沢山あった。
ウィキペディアによるとぺネロぺは
3歳の幼稚園児、ということで息子と同じ。

青いから男の子かと思っていたら
女の子という設定らしいことに初めて気づいた。
青=男の子、というイメージを植え付けないため
なのかなぁ。

私が初めてフランス語で読み聞かせた記念すべき絵本。

自炊の秋

2011-11-22 13:49:05 | Weblog
この秋はいままで自分で作ったことのなかった料理を
いろいろつくった。

餃子
つくね
ほうとう(麺も)
など。

今日は魚の味噌漬けを仕込んでみた。
これでうまくいくと和食のバリエーションが増えるんだけど。

早くもマルシェドノエル

2011-11-19 16:53:17 | Weblog
シャンゼリゼでクリスマスのマルシェ(出店)が
今日から始まった。家族3人でさっそく行ってきた。
さすがにまだ混雑はしていないし、
まだ寒くもないので歩きやすかった。

マルシェで売っているものは何でもあり。
クリスマスとは関係ないものも多い。
高い割に質は疑わしいものも。
何かを買いにいくというよりは
観光地の出店を見ている気分で歩くとよい。

Sくんはパパとお子様用の
いも虫型ジェットコースターに乗っていた。
途中加速するところでは顔が引きつっていた。
泣いてはいなかったけれど、終わった後で
「ちょっと怖かった」と言っていた。

フランスのクリスマスは
家族や親戚で集まらなきゃいけないような
空気があるし、それにあわせて事前に
プレゼントを準備しないといけない。
1年だけならまだしも毎年だから
ネタも尽きてきて困ってしまう。
おまけに当日、街は機能しない(閉店するため)。

日本に住んでいたときは
「恋人たちのメリークリスマス」という発想
が面倒くさかったけれど、フランスの
「親戚一同集まって一家団らん」も
負けず劣らず面倒くさい。
みんなが~~すべき日、って不自然に規定されちゃうことが
しっくりこない。かつ「それは楽しいこと」であるべきで
否定的なことを言うとえらく感じ悪い人のように
なってしまうところも困る。

そんな微妙な日が近づいてきたんだねぇ。
今年は久々教会のミサにでも行きたいなぁ。


悪いことが起きないようにする方法

2011-11-14 11:32:45 | Weblog
迷信シリーズ。

何かについて話しているときに、それに関わる悪いことが
起こらないようにするには、木を触ればいい。

木と言っても外に生えている木ではなく、木材とか木製の家具とか。
フランス語で言うと toucher du bois。

使用例:
「今まで車で事故にあったことがないんだ。」(といいつつ木を触る)
「転職活動中でさ、面接したの。」(といいつつ木を触る)
など。

キリストが木の十字架に架けられたことから、
中世、カトリックの時代に木を触って神様に守ってもらう、
という意味合いが付けられた、とも言われているとか。

Hは自分では迷信深いわけではない、と言っているけれど
この迷信は気になるらしく、会話中にときどき
机やらをポンポン触っている。

人の話題に上らない私

2011-11-09 21:28:55 | Weblog
左の耳で耳鳴りがしたら、誰かが自分の良い噂をしている
右の耳で耳鳴りがしたら、誰かが自分の良くない噂をしている

という迷信がフランスにはあるらしい。

くしゃみは毎日数回はするけれど、
耳鳴りがすることはほとんどない。
フランスでは誰も私の噂をしていないってことかしらん。

グラマラスな名前

2011-11-07 10:20:47 | Weblog
Hの友人とその2人の子供がうちに遊びに来た。
子供たちが来るのは2度目。
お兄ちゃんの名前は憶えていたのだけれど
妹の名前が思い出せない。Hも思い出せない様子。

H:グラマラスな名前だった気がするんだけど~。
私:(グラマラスな名前ってどんなだ。)
H:デボラ、とか?
私:う~ん、違う気がする。(デボラはグラマラス代表なのかぁ。)

H:シーラ?
私:それも違う気がする。(シーラもグラマラスなのか。)
  
いざとなったらSくんに「何て名前?」って
聞いてもらおうかな、とか姑息なことを考えていたら、
3人がやってきた。

玄関であいさつした後、友人が
「シャロン、ジャケット脱ぎなさい。」
と言った。

おー、そうでした、そうでした!シャロン!
Hと私は顔を見合わせて、心の中でガッツポーズ。
でもシャロン、ってそんなにグラマラス?

彼らが帰宅後
H:分かった。グラマラスな名前っていうのは
  シャロン・ストーンのイメージから来ていたんだ!

そうでしたか。
今度はもう忘れないね、きっと。

詐欺にはペテンで

2011-11-01 21:12:14 | Weblog
Sくんとふたり、チュイルリー公園で
デート中のこと。ジプシーっぽいなりの
若い男女10人組が後からやってきた。

その中のひとりの女の子が
何かが書いている紙を見せながら、
Can you sign?と言ってきた。

英語で
I don't understand.
と答えてみた。
その割には彼らより流暢じゃん、とか
心の中でちょっとスノッブなつっこみをしつつ。

結局その日2回同じ手口に遭い、
2回とも I don't understand.
と言い張って(2回目は何を言われてもひたすらリピート)
退散いただいた。

これはフランスでは割と知られた詐欺の手口。
まず何かの人道支援団体のふりをして
サインをさせた後、募金を要求する。
実際は小銭を彼らが稼ぐための詐欺。

ちなみにこの詐欺の手口はマニピュレ―ションの古典的な手法。
タバコを誰かにもらうときに、いきなり
「タバコ1本もらえませんか?」と聞くより、初めに
「今何時ですか?」と聞き、「OO時です」
という返事をもらってから
「ところでタバコ1本もらえませんか?」と聞いた方が
統計的にはタバコをもらえる確率が高い、というのと同じ。

初めに些細な労力のかからない事柄でYesを引き出すと、
そのあとではより大きな事柄でYesを引き出しやすい
ということ。

若造、君たちの思うつぼになんてならなくってよ。