はじめのい〜っぽ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

破天荒次男 3

2017-06-14 23:10:59 | 日記
破天荒が3年生になり無事、自転車解禁になってから野球の行き帰りは兄貴に任せていた。

『破天荒は危険な匂いがプンプンするから、頼むね!兄貴!やっぱり兄貴は凄い!あんたに任せとけば大丈夫だね!』って。

軽く言ってた。

でも…

兄貴は違かった。その言葉を軽くなんて思ってなかったんだ。
兄貴は破天荒な弟をいつもしっかり私の変わりに俺が守らなきゃって思ってたんだ。

私。
母親のくせに。たった2歳しか離れてない兄貴にどれだけの重い言葉を、責任を負わせていたんだろう。

痛くて泣きじゃくる破天荒を抱きながら、反対の腕で兄貴の腕を掴み
『あんたは悪くない。悪かったのはお母ちゃんだ。大丈夫。あんたは悪くない。大丈夫だから』


そんなやりとりをしているうちに、能天気の更に上をいく能天気…

お父ちゃんが自転車で通りかかった。
こっちを見た瞬間…

いつも小さいつぶらなお父ちゃんの目が。

尋常じゃなく大きくなった瞬間だった。


破天荒をパニクってるお父ちゃんに託し、救急車が来る前に一度家に戻り、保険証やらパジャマやら、タオルやら入院セットを持って靴下を履いてまた走り出した。

続く。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 破天荒次男 2 | トップ | 破天荒次男 4 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。