猫のひたい

尾崎杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ドント・ブリーズ

2017-05-19 02:51:10 | 映画
2016年のアメリカ映画「ドント・ブリーズ」。
デトロイト。経済破綻しゴーストタウン化が進む街で、養育放棄の両親と共に暮らす
不良少女ロッキー(ジェーン・レヴィ)はいつの日か一緒にここから抜け出そうと妹に
約束していたが、そのために必要な逃走資金を得られる当てはなかった。ボーイフレ
ンドのマニー(ダニエル・ゾヴァット)から地下室に金庫を持っているらしい盲目の老
人宅への強盗を持ちかけられた彼女は、マニーと友人のアレックス(ディラン・ミネッ
ト)の3人で真夜中に老人(スティーブン・ラング)の家に押し入る。だがその老人は元
軍人であり、盲目でも超人的な聴覚を持ち、侵入者の殺害をも厭わない恐ろしい男だ
った。

悪霊ではなくとても怖い人間が出てくるスリラー映画である。若者3人が強盗目的で
盲目の老人の家に押し入るが、その老人はとんでもない男だったという物語。若者た
ちは相手は目が見えないから楽勝だろうと思って強盗に入るのだが、老人は超人的な
聴覚と勘を持ち、銃まで持っていたため、彼らは予想に反して苦戦を強いられること
となる。
この老人、イラク戦争で失明し、娘を交通事故で失い、1人暮らしをしている。境遇
はちょっと気の毒かもと思ったが、途中でとても気の毒とは思えない事情があること
がわかる(娘はかわいそうだが)。とにかくパワフルなじいさんで、侵入してきた若者
3人を相手に一歩も引かない戦いっぷりを見せる。おまけに頭も充分いかれているの
である。とは言え若者たちも強盗であるから全く同情する気にはならない。ロッキー
の家庭環境は悪く、幼い妹を連れて街を出ようと思うのはいいが、その資金のために
強盗って…働けよって感じ。街を出たいと願いつつも彼女は何もしていないのである。
若者たちもじいさんもどっちもどっちか。
密室サスペンスというのはやっぱりおもしろい。逃げ場がない状況で追い詰められる
恐怖、そして狂気。タイトルの「Don't Breathe」の意味は観ているうちにわかる。
ラストもええっという感じで、なかなかおもしろかった。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いごっそう612)
2017-05-20 05:40:13
この映画続編が作られるそうですね~。
あの後からの続編ってどうなるのか?
気になります。
Unknown (尾崎杏子)
2017-05-20 20:47:23
コメントありがとうございます。続編作られるのですか?またじいさんが別の侵入者と戦うんですかね?
アメリカ映画って続編好きですね~(^o^)

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