子守り役は「シャーロット」
思いっきりパンクぢゃん!笑
「マーサの幸せレシピ」はドイツ、ハンブルグ。そしてこの物語はスコット・ヒックス監督(「シャイン」等)のリメイクで舞台がニューヨークへ。
マーサの…をとても気に入ったのではあるけど、オリジナルのイメージを壊さず、少し色のトーンを変えている感じは個人的には○だった。
導入部からして結構オリジナルには忠実。セラピーを受けているシーンから始まり、軸になる2人の関係が微妙に違うのと少女のパパがいるくらいでお話の内容もほとんど同じ。
まあ、全て真似をするというより、ちょっとしたアレンジがあった方がオリジナルと切り離して見られるというか受け入れやすいのかもしれないよね。
比べながら鑑賞というのはあまりしないようにしたいけれど、オリジナルの良さを思い起こしながらもリメイク版に思ったよりあまり違和感を感じなかったのは良かった。
ゾーイ役のアビゲイルちゃんの衣装や子供部屋のセットに一番見入ってしまったんだけど;カラフルなお洋服・・・亡きママからの愛も感じてなんだか洋服を見て泣けてきてしまった。…のは、私だけだろう。笑
それと大量のぬいぐるみ。それら一つ一つにママとの思い出があると思ったらまたそれだけでウルウル;;アルバムやビデオを見てママとの記憶を懐かしんでいるようなシーンは、それだけでグッときてしまった。オリジナルではあの海の映像には主人公(リメイク版でいうケイト)も写っていたのではなかった?
主人公にとっては最愛の姉を亡くしているわけだから、彼女の哀しみもとても共感できてしまったのだけど、こちらは姉とのこと云々よりは、ケイトとゾーイ、ケイトとニックの関係にウエイトをもう少し重くしてるように私は思えた。
また、オリジナルは、姉の元夫はイタリア人で、主役2人がドイツ人×イタリア人という雰囲気がまたそれらしくてグットだったのよ。
こちらは主役の2人が元々持っている気質の違いを直に受け取った感じ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズのはっきりした目鼻立ちから、凛としていて自分のキャリアに自信を持ち、自立した真面目な女性の雰囲気は見事に役に投影されて伝わってくる。対してアーロン・エッカートのおおらかでちょっと奔放気味&派手な衣装から(笑)連想する個性的なもろアーチスト気質なシェフは、映画のちょっとしたユーモア素材にも思えてぴったり。
自分で努力して積み上げてきた自分の城を壊されるような不安感。突然ふってわいたような姉の死。姪っ子との思わぬ生活。それらが何故セラピーを受けるように支配人から言われているのか、ケイトが抱える問題の根っこの部分に関わって掘り出して抜いてくれるかのようにお話が進んでいく。セラピストの先生の雰囲気はどうもそれらしく感じなくて、あのようなリッチ感覚いっぱいのスタイリッシュな場所で、自分の内面を曝け出せるものなのか私にはよくわからないなぁ;個人的には「親密すぎるうちあけ話」のような似非セラピストさんの方にならぺらぺら話し出しそうだなと思って。笑
だからなんとなくなぜケイトがセラピーを受ける羽目になっているのかが、本作ではさほど伝わっては来なかった感じ。姉との関係、親との関係もろもろから引きずっているものが主人公自身コントロールできないような感情の揺れを生んでしまう原因の一つとなっているのを、イタリア人シェフの家庭的な料理たちによって、心を解きほぐされていくのをもっと主人公の内面に突っ込んでハートフルに描いていたオリジナルに私は軍配があがってしまうな;こちらはどちらかというと「少女ゾーイの心を解きほぐした」パスタに目線がいくというか印象に残るというか。それも少女にとってはイタリア人のパパがいたからこそ、ママがいなくなってもパパと暮らせる希望を感じ取ったかのように、トマトソースのパスタが心の扉を開いたと思えるような説得力があったの。それともっと3人で夜の晩餐をするシーンは見てる私もワクワクした気がする。オリジナルと本作は同じようではあるけれど、演出に違いを少し受けたかも。
それとすばらしくリッチなお料理たちを食べたい!とは思わせてはくれなかった。まあ元々高級料理に興味がない私だけど、ドイツ作品の「厨房で逢いましょう」の高級料理はおいしそうに食べるエデンのおかげか撮り方が上手いのか、食べたい!と少しでも思ったのになあ…。お料理映画だったらケイトの作ったものがどれだけ美味しいものなのかもうちょっと感じたかったな。・・・そう、おいしそうに食べるシーンがあまりないの。
音楽はフィリップ・グラス。「あるスキャンダルの覚え書き」の時よりも私は好きだったかも。パバロッティの「誰も寝てはならぬ」が個人的に想うところがあって妙に重たく響いて聞こえたのはおいといて…。でも実際のアーロンがとてもこんなオペラを聴くような人には思えなくてそのギャップが緩和剤で凄く良かった。笑
目隠しをしてスープの素材を言い当てる雰囲気は、オリジナルがよりゾクゾクするようなエロティックな感じを私は受けたのだけど、こちらもドキドキしつつ見守るけど、もう少し爽やかさある感じだったかな。元々キャサリンもアーロンも、この2人は色っぽさをあまり感じないし、作品も幸せを求める自分探しというよりちょっと軽い小洒落たラブコメ感覚な作品だった。加筆あり
NYのレストランにこんなお店があったら繁盛しそうね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : ワーナー・ブラザース映画
監督 : スコット・ヒックス
出演 : キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 、 アーロン・エッカート 、 アビゲイル・ブレスリン 、 ボブ・バラバン 、 パトリシア・クラークソン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが見つけた新しい自分とは…。(goo映画)
思いっきりパンクぢゃん!笑
「マーサの幸せレシピ」はドイツ、ハンブルグ。そしてこの物語はスコット・ヒックス監督(「シャイン」等)のリメイクで舞台がニューヨークへ。
マーサの…をとても気に入ったのではあるけど、オリジナルのイメージを壊さず、少し色のトーンを変えている感じは個人的には○だった。
導入部からして結構オリジナルには忠実。セラピーを受けているシーンから始まり、軸になる2人の関係が微妙に違うのと少女のパパがいるくらいでお話の内容もほとんど同じ。
まあ、全て真似をするというより、ちょっとしたアレンジがあった方がオリジナルと切り離して見られるというか受け入れやすいのかもしれないよね。
比べながら鑑賞というのはあまりしないようにしたいけれど、オリジナルの良さを思い起こしながらもリメイク版に思ったよりあまり違和感を感じなかったのは良かった。
ゾーイ役のアビゲイルちゃんの衣装や子供部屋のセットに一番見入ってしまったんだけど;カラフルなお洋服・・・亡きママからの愛も感じてなんだか洋服を見て泣けてきてしまった。…のは、私だけだろう。笑
それと大量のぬいぐるみ。それら一つ一つにママとの思い出があると思ったらまたそれだけでウルウル;;アルバムやビデオを見てママとの記憶を懐かしんでいるようなシーンは、それだけでグッときてしまった。オリジナルではあの海の映像には主人公(リメイク版でいうケイト)も写っていたのではなかった?
主人公にとっては最愛の姉を亡くしているわけだから、彼女の哀しみもとても共感できてしまったのだけど、こちらは姉とのこと云々よりは、ケイトとゾーイ、ケイトとニックの関係にウエイトをもう少し重くしてるように私は思えた。
また、オリジナルは、姉の元夫はイタリア人で、主役2人がドイツ人×イタリア人という雰囲気がまたそれらしくてグットだったのよ。
こちらは主役の2人が元々持っている気質の違いを直に受け取った感じ。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズのはっきりした目鼻立ちから、凛としていて自分のキャリアに自信を持ち、自立した真面目な女性の雰囲気は見事に役に投影されて伝わってくる。対してアーロン・エッカートのおおらかでちょっと奔放気味&派手な衣装から(笑)連想する個性的なもろアーチスト気質なシェフは、映画のちょっとしたユーモア素材にも思えてぴったり。
自分で努力して積み上げてきた自分の城を壊されるような不安感。突然ふってわいたような姉の死。姪っ子との思わぬ生活。それらが何故セラピーを受けるように支配人から言われているのか、ケイトが抱える問題の根っこの部分に関わって掘り出して抜いてくれるかのようにお話が進んでいく。セラピストの先生の雰囲気はどうもそれらしく感じなくて、あのようなリッチ感覚いっぱいのスタイリッシュな場所で、自分の内面を曝け出せるものなのか私にはよくわからないなぁ;個人的には「親密すぎるうちあけ話」のような似非セラピストさんの方にならぺらぺら話し出しそうだなと思って。笑
だからなんとなくなぜケイトがセラピーを受ける羽目になっているのかが、本作ではさほど伝わっては来なかった感じ。姉との関係、親との関係もろもろから引きずっているものが主人公自身コントロールできないような感情の揺れを生んでしまう原因の一つとなっているのを、イタリア人シェフの家庭的な料理たちによって、心を解きほぐされていくのをもっと主人公の内面に突っ込んでハートフルに描いていたオリジナルに私は軍配があがってしまうな;こちらはどちらかというと「少女ゾーイの心を解きほぐした」パスタに目線がいくというか印象に残るというか。それも少女にとってはイタリア人のパパがいたからこそ、ママがいなくなってもパパと暮らせる希望を感じ取ったかのように、トマトソースのパスタが心の扉を開いたと思えるような説得力があったの。それともっと3人で夜の晩餐をするシーンは見てる私もワクワクした気がする。オリジナルと本作は同じようではあるけれど、演出に違いを少し受けたかも。
それとすばらしくリッチなお料理たちを食べたい!とは思わせてはくれなかった。まあ元々高級料理に興味がない私だけど、ドイツ作品の「厨房で逢いましょう」の高級料理はおいしそうに食べるエデンのおかげか撮り方が上手いのか、食べたい!と少しでも思ったのになあ…。お料理映画だったらケイトの作ったものがどれだけ美味しいものなのかもうちょっと感じたかったな。・・・そう、おいしそうに食べるシーンがあまりないの。
音楽はフィリップ・グラス。「あるスキャンダルの覚え書き」の時よりも私は好きだったかも。パバロッティの「誰も寝てはならぬ」が個人的に想うところがあって妙に重たく響いて聞こえたのはおいといて…。でも実際のアーロンがとてもこんなオペラを聴くような人には思えなくてそのギャップが緩和剤で凄く良かった。笑
目隠しをしてスープの素材を言い当てる雰囲気は、オリジナルがよりゾクゾクするようなエロティックな感じを私は受けたのだけど、こちらもドキドキしつつ見守るけど、もう少し爽やかさある感じだったかな。元々キャサリンもアーロンも、この2人は色っぽさをあまり感じないし、作品も幸せを求める自分探しというよりちょっと軽い小洒落たラブコメ感覚な作品だった。加筆あり
NYのレストランにこんなお店があったら繁盛しそうね。

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製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
配給 : ワーナー・ブラザース映画
監督 : スコット・ヒックス
出演 : キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 、 アーロン・エッカート 、 アビゲイル・ブレスリン 、 ボブ・バラバン 、 パトリシア・クラークソン
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ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と賞賛、やりがいのある仕事、築き上げた自分の居場所。でも、気付かない幸せは、自分が決めたレールの外にあるのかもしれない…。予期せぬ出来事から“完璧な厨房”の外へと踏み出すことになったケイトが見つけた新しい自分とは…。(goo映画)












アビゲイルちゃんの自然な演技は目を引きましたね。そして、あのファッションも可愛いこと!
私は肩肘はって突っ張って生きているケイトが痛々しくて、結構入れ込んじゃった。まとめて受け止めてくれる人がいて良かったな〜って。
そして、
>個人的には「親密すぎるうちあけ話」のような似非セラピストさんの方にならぺらぺら話し出しそうだな
に同感!
ずっとロムっていましたよん。
オリジナルを何度も見たので、前半で厨房のセットやカメラの位置、オーナー、セカンドシェフ(産休した人)の顔、髪型、雰囲気までもあまりにもオリジナルに忠実過ぎる部分がありすぎてビックリを通り過ぎ、ひとりで笑いをこらえるに必至になって楽しめなかったです。
ここまでやるとスゴイの一言かも!
あと、アーロンのズボン。爆
すんごいセンスだったな;あれにオレンジのサンダル、すごぎる;あれ、ホントにイタリア人だったらばっちりきまるんでしょうが。ぷぷぷ
ケイトは突っ張ってるだけなんでしょうが、なんでそうなのかがもうちょっと前面に出ていても良かったんじゃとは思いますけど・・・でもこれはこれで軽く堪能した感じでした。
ありがとうございます♪
共通の話題が少なくてすんません;
私もミュージカル部に入れて!って言いたいのですが;笑
何度もオリジナルをご覧になられていたんですか。
ああでも言われてみれば結構似てましたよね、こわいくらい。笑
でもそんなに似ていても私はどうもこちらは明るい軽いノリに思えたのでした。根暗な私はドイツ映画の固さが好きなんですー。重たいライ麦パン派なんだわー。笑
マルティナ・ケディックの色っぽさも好きー。
でもラブコメならアーロンの起用はグッドかもです。
シャーロットさんはついこないだマーサを観たばかりなのに、こちらも楽しめたなんてえらいですー。
私はマーサを観たのは5年前だから、新鮮な気持ちでこちらを観られるかなと思ったのに、ぜんぜんでした。(笑)
偏見を捨てきれなかったのかもしれないけど、あまり入り込めなかったっす。
ゾーイのママって何の仕事していた人なんですっけ?
でっかいぬいぐるみって高いのに、ゾーイはいっぱい持っていたから、ママの収入がよかったのかなとか考えてました。
それとも暖炉のある部屋に住むリッチな叔母が援助していた?
いわれてみれば、マフラーやお洋服もカラフルなのをいっぱいもってましたね。
と消化不良だったので、後でレンタルしてマーサを観ちゃいました。(笑)
オリジナルの方のマフラーはもっと質素でしたね。
料理シーンなんかの動作は断然いいテンポでしたー。
ストーリーやショットはほぼ同じだけど、質感が全然違うんですわ。
さりげない音楽の入れ方もべらぼうにいい。
今度はディナーラッシュを観ようっと。
かえるさん
私も楽しめた、って言う感じでもないんですよ〜。
どれどれ、味見してみよう・・・ってオリジナルを思い出しつつ傍観していた感じ。そんなに入り込めなかったです。話題を呼ぶ新しく出来たレストランに興味本位で乗り込んで、店のお洒落な雰囲気を楽しんでお料理はそれなりに食べた・・・って感じ?笑
きりんさんは何事?って思ったら、ぬいぐるみだった;最初は本物かと思っていた;
そうですね、やたらとお部屋の感じがどこもリッチでしたよねー。ケイトの部屋もセラピストのオフィスも。ニックの部屋もだだっぴろかった。
ゾーイのままのお仕事??わからんですー。笑
そういや夫がいないのにリッチに見えましたね。車も高級そうだったなあ。
仕事場のレストランも今風でお洒落な感じっていう…オリジナルの方はもっと大人な雰囲気というかずっしり感が気に入った感じでしたが。
そうそう、オリジナルってマーサもお姉さんも普通の一般ぴーぽー家庭というか目線が私たち庶民と等身大だった事も入り込みやすいところがありました。だからマーサの感情にも付き合えた感じだったな。質感はまるっきり違いますよね。
ドイツ人は家庭料理もファッションも質素だけど、どこか気品があっておしゃれに見えるけど、アメリカ人って見た目スタイリッシュだけど…家ではジャンクフード食べてるイメージ;…って超偏見な見方をしてるところもあってかどうも説得力足りなかったな。
さらりと流して見た感じでした。
お料理映画はやっぱりおいしそうに食べてるシーンがないと魅力をかんじませんなあ〜
お久しぶりです!
オリジナル未見だったので、僕はけっこう楽しめました。
かなりオリジナルと共通な点があるんですね。
シャーロットさんの記事を読むと大きな違いはゾーイのお父さんの存在なのかな。
リメイクの方はケイトを中心に描くことに専念したので、そのあたりはねぐったのでしょうかね?
今度オリジナルにもチャレンジしてみます。
でも比べてしまうのは申し訳ないなあと思ってますけど、やはり好きなものをどれだけ好きかってことを知って欲しくて天秤にかけて書いてしまうんですよね;
でも、この作品はすごーくオリジナルに似せているんですよ。でも、ご覧になればわかると思いますが、全く違って見えます。
監督やお話の設定でこんなにも質感が違うものかって少し驚きました。ぜひ見てみてねー。レンタルもあると思いますよ