シャーロットの涙

☆映画と音楽、その他、芸術鑑賞記録と残しておきたい日々の雑記☆

ヒトラーの贋札

2008-02-24 18:55:30 | 映画「は」行の作品
生き抜く・・・

ヒトラー独裁政権を背景にしたドイツ作品では「白バラの祈り~ゾフィー・ショル、最期の日々」をふと思い出す。
ゾフィー・ショルは自分の信念に従って自ら潔い死を選んだのだけど、本作に出てくる贋作師サリーは生きる事に執着した。あくまでも理想主義は否定しないけれどとにかく生きる事にこだわっていた。

第二次世界大戦の最中、ナチスはイギリスの経済を混乱に陥れるため精巧な贋ポンド札の製造を計画する。この“ベルンハルト作戦”のため、ザクセンハウゼン強制収容所には、世界的贋作師サリー、印刷技師ブルガー、美校生のコーリャなどユダヤ系の技術者たちが集められた。

・・・そんな初めて知る作戦ではあったけど、ユダヤ人への迫害の一つとして思えばこれも納得がいくほどに、描かれていたものは苛酷な使命だった。一般の収容所に比べて格段に待遇はよくされながらも、家族の命を無残にも奪っているナチスに協力しなければならないのだから。

食事も私達からすれば本当に粗末な物で、満たされることのない空腹感と明日の自分を思う未来への不安な気持ちと入り混じって見える。
でもとりあえず今日は生きてる事が大事というか、死への恐怖をまじまじと感じる表情には常に私も緊張感を持続させざるを得なくて、本当に精神的にギリギリのところを息を殺して毎日をやり過ごす彼らをただ見つめるしかなかった。
彼らの家族や大事な人はすでに死んでしまっていたり、それさえもわからなくて少しでも生きていると信じる心には、とてつもない孤独を感じてそれを我が身に重ねると胸が苦しくなる。
また、ナチスに協力をしなければ生きる術がないところに追い詰められた状況下。そんなところで自分の良心と葛藤を続ける男たちの姿には圧倒され、こんな時に何がいいのか悪いのか誰にもそんな事を決められはしないのだろう、なんて思う。
究極の選択を強いられて、生へあくまでも執着をするサリー。彼は最初の頃の上目づかいのオドオドした表情から、徐々に自分の腕をかわれてその力を発揮していく姿もなぜか格好よく感じてしまうほど。戦争というその時代の愚かな産物の行く末がさほど遠くない事を予感できれば、とにかく生きていさえすればそんな我慢もできたのかもしれない。
けれど私にはサリーってあくまでも職人気質を貫いただけで特にナチスに協力するというのが自分の良心に反するとか、信念がどうとか、そういうものとは遠いところにあったと思えたというか…。職人なんて自分の仕事が完璧ならそれで自己満足してしまうものではないのかと私自身と重ねて見てしまったのだな。生き抜きたかった手段として自分の持つ技を役にたたせたかったし、とことん職人としても完璧さを追求したかったというかね。

それと比べてアウグスト・ディール演じる印刷技師ブルガーはもっと志が高いように見えて、自分の良心と葛藤する姿に見入ってしまえた。彼の孤高さと常にヒリヒリとしたような目線を見ながら、サリーとは又違った男らしい姿に惹き付けられる。自分の信念に従って毎日を生き抜く姿は、たとえ他人には不器用な生き方に思えてもそれは何より崇高だったりするのだろう。

本作は結構な緊張感を感じて肩の力を異様に入れながら見た私だけど、映像とはなんとなくミスマッチな音楽の意外な使い方にとてもセンスの良さを感じて、それがまたなんともいえず息抜きのように緩和剤になってくれた。冒頭やラストにでてくるゴージャスなカジノの雰囲気が余計に収容所での描写とは対照的に思えるところが心憎い演出だなって思えたり。

逮捕される以前の彼と、戦争後のいかしたスーツ姿に身を包む様子は同じではあれど、確実に彼は収容所での生活で変わってしまっていた。何かを吹っ切ったようにカジノで有り金を使い果たす姿にはどこか清々しさをも感じ取り…。
ラスト海辺でタンゴを踊るサリーの姿には言い知れぬ哀愁を感じてグッときてしまった。
この哀愁がたまらなく好きだ。そして、心に突き刺さるような冷たい雰囲気はあれど、そこから抜け出ると確かな透明感をもってそこに映る心を観る事が出来るような本作。最近のドイツ映画は本当に秀作揃いで目が離せない・・・

・・・と思っていたら、オーストリアという事で・・・
・・・アカデミー賞外国語映画賞受賞

Counterfeiters
Original Soundtrack
Milan

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
製作年 : 2006年
製作国 : ドイツ=オーストリア
配給 : クロックワークス
上映時間 : 96分

監督・脚本 : ステファン・ルツォヴィッキー
出演 : カール・マルコヴィクス 、 アウグスト・ディール
    デーヴィト・シュトリーゾフ 、 アウグスト・ツィルナー
    マルティン・ブラムバッハ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第二次世界大戦中のドイツ。ユダヤ人強制収容所の一画に、各地から集められた職人たちが働く秘密工場があった。パスポートや紙幣の偽造で逮捕されたサリーは、そこでかつて自分を逮捕したヘルツォークが、大量の贋ポンド紙幣をばら撒き、イギリス経済を混乱させる目的の「ベルンハイト作戦」の指揮を執っていることを知る。作戦が成功すれば家族や同胞への裏切りになる。しかし完成できなければ、死が彼らを待っているのだった…。(goo映画より)
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24 コメント

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祝☆アカデミー賞 (かえる)
2008-02-26 18:18:47
そうそう、音楽づかいがかなり気に入りました。

(君のためなら千回などのより)

ナチスものは食傷気味だったので、観なくてもいいかもと思った時期もあったのだけど、予告でタンゴを聴いたら、これは行かなくては!となりましたー。

サリーとブルガーの対照性からアフターウェディングのことを思い出したり。
こんばんは~ (とらねこ)
2008-02-26 22:11:38
これ、外国語映画賞取りましたね~。
日本ではそれほど見ている人が多くないのかもしれないんですが・・。
サリーは、本当は家族を失くして孤独を忘れようとしていたり、どこか悪人風で自分が生きていくことしか考えなかったり、
なんとなく何を考えているのか分からないコワモテキャラだったのに、
ほんの少しづつ変わっていく様がなんだか良かったです。
「このオジサン、普段は主演やらしてもらえなそう」と思った途端、あら不思議
とらねこ好みな気がしてしまいました
タンゴ (シャーロット)
2008-02-26 22:26:59
かえるさん
めでたいですねー。
調度見たばかりでの朗報。まだまだ上映はこれを機会に続いて欲しいです。
音楽は映像からするとむしろ合わないような曲調のものが多くて、それがかえって粋でハッとしてグーでした♪
かえるさんは私の知る以上にナチスものはたくさんご覧になられているでしょうね…。
私はタンゴのシーンは私は全く知らなかったので嬉しかったし、見逃さなくてよかったです。・・・というのも、最近シャンテになかなか出向くのがおっくで;
ついつい、あそこで上映される作品は出足が遅くなっちゃいます;
おお、アフターウエディングか・・・なるほどー。
それは思いつかず。。。

とらねこさん好み♪ (シャーロット)
2008-02-26 22:48:54
とらねこさん
こんばんは。
受賞を機に拡大公開されるのでしょうか・・・。
でもオスカーに興味がある人がこの手の作品を見てどう思うのか・・・少し不安もあったりして。
サリーの寡黙なところがかえって私は好きでした。
何を考えているのかわからないキャラって結構ワタシ好みですー。
見てるうちに風貌も気にならなくなり、同胞思いだったり段々とカッコよく見えてきてしまったのでした;
とらねこさんも好みでしたのねー。ふっふっふ。
アカデミ~ (jester)
2008-02-27 12:52:13
こちらにもお邪魔します♪
アカデミー賞、取りましたね~

サリーはチンピラの贋札屋だけど、自分より若い者をかばったり、薬をもらってやろうとしたり、実は人情家でもあるんですよね。
その辺が、どこにでもいるおじさん、という感じで親近感をもてました。
だから共感も得やすかったのかなと思います。

ラストシーンも良かったけれど、最初の海辺のシーンもわたしは好きでした~
哀愁を帯びたアコーデオン(最初はハーモニカにも聞こえましたが・・・)と、あの石のごろごろした殺風景な海に座る、やせこけた男の後姿・・・
なんともいえなく絵画的で、最初からやられちゃいました・・・
TBありがとうございました (ミチ)
2008-02-27 17:15:31
シャーロットさん、こんにちは♪
取りましたね、オスカー!
その瞬間、サリー役のカール・マルコヴィクスもガッツポーズをしてました!
冴えないおじさんなのに、映画ではなんだかカッコよかったわ(笑)
『青い棘』のアウグスト・ディールが出ていてビックリ。
ちょっと老けたかな?
あの工房に集められた人はいろいろ葛藤があっただろうけど、職人さんっていうのはお仕事してる時はとにかく最善を尽くして完璧を目指そうとする人種だと思うの。
完璧な贋札のお墨付きを貰った時の彼らの満足そうな顔がそれを物語っていましたよね。
祝!アカデミー賞受賞 (となひょう)
2008-02-28 20:50:21
こんにちは。
アカデミー賞受賞しましたね~
みんなでお祝いです。

サリーは、よくあるヒーロー像とは違いますけど。
信念を貫こうとするブルガーとはまた違って、皆で生き残る為にどうすればいいかを第一に考えていた姿は、何か頼もしく見えましたね。
髭の濃い顎のラインとか、少しハスキーな声とか。
どこかセクシーにも見えたりしました。
ジェイソン・ステイサムがガリガリでヒョロヒョロになったみたいだなぁと思ったのですが。
そんな例えはダメかしら

頂いたコメントを拝見して。
純ドイツ産映画で特におススメとかあったら教えて欲しいですー
何だカンだで、余り見れていない気がして
jesterさん (シャーロット)
2008-02-28 21:43:35
そうですねー、冒頭のシーンも素敵でした。
そんな最初とラストが合わさるなんて、なんかいい感じで。あの哀愁がいいのですわー。あのおじさん(爆)の背中から漂う哀愁が乙女心をくすぐるのです。そして…くすぐったくって私は笑う。違っ;
やー、なんかおじさんと言ってしまうにはちょっと違った雰囲気だったかなー。結構スーツ姿が似合っててジェントルマンだったし。
背が小さくてなんとなーく怪しい雰囲気のお方ですが;私はこういう寡黙な男性にはつい惚れてしまうのでした;

ミチさん (シャーロット)
2008-02-28 21:52:13
こんばんは~
ミチさんはアカデミー賞を生でご覧になられていたのでしょうか。いいなあ。カール・マルコヴィクスのガッツポーズが見られたのですねっ!
あー、私はプライベートな彼の素顔は知らなくてもいいや。笑
とにかく、この作品での彼は素敵に見えましたけど、冷静に考えると役のキャラクターがよかったというか、私自身にも投影できたところがあったから好きだったのかもしれませんし;
そうそう、職人って頑固でわが道をいくタイプが多いですけど、仕事に対しては自分に厳しくなっちゃいますんでとことん満足するまでは諦めません;

アウグスト・ディールは全然気がつきませんで;どっかで見たことあるけどこのハンサムさんはどこの誰?ってな感じ;爆
となひょうさん (シャーロット)
2008-02-29 20:12:12
こんにちは。お返事が遅くなりました;
えっとー、カールがジェイソン・ステイサムですか~。うーむ、いいセンいってると思いますよー。
もうちょっと漫画ちっくだといいなあ。・・・カールおじさん。爆でも確かに大人ゆえのセクシーさみたいなものを持ってるお方だと思います。

・・・ドイツ産映画っすか・・・。
ただ単純に私はドイツ作品をもっとお互いに見ましょうね~ってな感じで軽く言ってしまったのですが、見て見てーと言った割には私もそんなに見てるわけではないのですよぅ;純…っていうのは、本作はオーストリアが作ったから、お国柄の違いでちょっと演出的にトーンが違うような気がしただけというか。
多分ここ最近のドイツ映画はとなひょうさんも見てるはずでしょう。4分間…とか、パフュームとか。素粒子とか。見えない雲とか。見てなかったっけ。。。
ファティ・アキン監督作品などはご覧になってますか?私はヴェンダースとかも好きですが、純なドイツ映画になるのかな?
私の場合ほとんどがドイツ映画祭で見るくらいな感じです;となひょうさんは、映画祭などは興味ないですか?昨年の未公開作品の中にはとなひょうさんが好きそうなシリアスなものが結構ありましたよ。配給がついたものは「4分間のピアニスト」などがそうでした。もし興味があればぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか~

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