スチャラカランナーの日々

運動部経験なし、40代マラソンランナーの趣味日記。ランニングも趣味のひとつですから。

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「平成マシンガンズ」三並 夏/著

2005年12月29日 | 
 「平成マシンガンズ」三並 夏/著読みました。史上最年少15才での文藝賞受賞作です。

 丁度「死神の精度」を読んだので、死神つながりで読みました。約15分程度で読めました。

 ページ数と本文のレイアウトからすると、400字詰めで100枚ないくらいでしょう。それで1000円。もう一編中篇を収録してほしいところです。

 文章はなかなか独特な感じがしますが、それも私のような年齢だから思うだけでこの世代の人たちでは普通なのかもしれない。句読点が妙に省かれて、地の文がつながっている。

 オリジナリティもそれなりにあるような気もしますし、それなりに読めます。年齢の話題性だけでの受賞ではないということはいえると思います。

 ただし、今回の作品は少女の心理描写を中心にして描かれており(それだけでこの分量を持たせているのはたいしたものとも言えるが)物語を描けるのか、また身近で見聞きしたエピソードを再構築した話だとすると2作目以降はどうなのか分かりません。

 審査員の世代や私のような年齢の読者には新鮮に思えるかも知れないが、その新鮮さは著者が年齢を重ねてくると多くの場合失われてくるし、さらに若い世代が出てきてそれが新鮮に見えるでしょう。

 この作品はまあまあ楽しめました。「死神の精度」と比較するほど死神の出番なし。いずれにせよ、著者が何歳だろうと書店に並んでいたら関係ない、肯定的な意味でも、否定的な意味でも。
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3 コメント

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読んでみます (ハギA)
2005-12-29 17:42:14
スチャラカ様 圧倒的読書量とやや辛口の批評にいつも敬服しております。今回の15歳作品も読んでみようという気にさせられますね。ありがとうございます。



「スチャラカランナーの日々」を、私のブログで紹介させていただきました。事後報告になりましたが、ご了承ください。



⇒ http://blog.goo.ne.jp/akira3031/
Unknown (スチャラカ)
2005-12-29 23:23:46
ご紹介ありがとうございます。
Unknown (夏雛祐嘉)
2010-06-24 17:51:13
私、物語書いてますよ

13歳です

友達に「これ、あんたが書いたのと少し似てるよ」って言われたので、借りて読みました

私も小説家なりたいけど、フルーティスト目指してるから…

結構短かったです


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