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いつまでできるか、お任せです。南無阿弥陀仏

慶聞抄 2017年5月号

2017-04-21 17:04:32 | 随想
慶(きょう)聞(もん)抄(しょう)
  2017(平成29)年5月号
(NO・42) 了雲寺 釈幸華


 うけつぐ伝灯 伝えるよろこび 

4月17日、第25代専如門主・伝灯奉告法要にお参りしてきました。了雲寺から9名、西教寺さんから15名、西法寺さんから36名の計60名がバス2台に。親鸞聖人のご往生の地、角坊(すみのぼう)にお参りした時は、桜の花びらが舞っていましたが、昼食処の東急ホテルから本願寺に向かう時には、小雨が降り始めていました。
阿弥陀堂の北西の一画が、私たち大阪からの団体に割り当てられ、お揃いの青ジャージの若者が、丁寧に傘の始末や誘導をしてくれました。大きな柱が遮って御内陣が見えない位置でしたが、モニターテレビの鮮明な画像がそれを補ってくれて気にはなりませんでした。去年の秋に、教師教修の同窓でお参りした時は御影堂だったので、両方体験できた訳です。
2時開始、奉讃伝灯作法による正信念仏偈を唱和します。途中、依経段(前半)が終わったところで門主さまと前門さまが入れ替わられます(ご転座)。そして、回向句・・・

 自信教人信  難中轉更難
 大悲傳普化  真成報佛恩
   みづから信じ人を教えて信ぜしむること、難きがなかにうたたさらに難し。大悲をもって伝えてあまねく化するは、まことに佛恩を報ずるになる・・・七高僧の 第五祖、善導大師の「往生礼讃」より

 善導大師は、中国浄土教の大成者。七千余巻と言われる一切経で釈迦の説かれたことはただ一つ、阿弥陀仏の本願だと。どんな極悪人でも必ず救うと、唐の何千何万の僧侶の中ただ一人、仏の正意を明らかにされたのです。「善導独明仏正意」と親鸞聖人は讃嘆されています。

最後に、参拝者一同で拝読文(親鸞聖人御消息の現代語訳)を唱和します。

   「今、すべての人びとを救おうという
    阿弥陀仏の本願のお心をお聞きし
    愚かなる無明の酔いも次第にさめ
    むさぼり・いかり・おろかさという
    三つの毒も少しずつ好まぬようになり
    阿弥陀仏の薬を
    つねに好む身となっておられるのです。」

 ふうむ・・・親鸞さまがご門弟におっしゃっておられるのだからさもありなん。そこへいくと私なぞ恥ずかしながら、無明のただ中、三毒まみれの愚かな毎日。ただ、阿弥陀さまに出会えて良かったな、ありがたいな、と思っていることには間違はありませんが・・。
ここのところを、門主さまは、「念仏者の生き方」と題するご親教でこう述べておられます。

 私たちは阿弥陀如来のご本願を聞かせていただくことで、自分本位にしか生きられない無明の存在であることに気づかされ、できる限り身を慎み、言葉を慎んで、少しずつでも煩悩を克服する生き方へとつくり変えられていくのです。それは例えば、自分自身のあり方としては、欲を少なくして足ることを知る「少欲知足」であり、他者に対しては、穏やかな顔と優しい言葉で接する「和顔(げん)愛語」という生き方です。たとえ、それらが仏さまの真似事といわれようとも、ありのままの真実に教え導かれて、そのように志して生きる人間に育てられるのです。

 世襲制については言いたいことはありますが、このたびのご縁には、感謝以外ありません、ハイ。


*5/17 2時~お寺カフェ  6/11 正午 久宝寺御坊顕証寺 蓮如忌法要       合掌        
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