♪♪ 私の お寺ライフ ♪♪

 おかげさまで、ブログアップして1周年。薄氷を踏む思いでここまできました。
いつまでできるか、お任せです。南無阿弥陀仏

慶聞抄 2017年7月号

2017-06-20 09:58:16 | 随想
慶(きょう)聞(もん)抄(しょう)
  2017(平成29)年7月号
(NO・44) 了雲寺 釈幸華
      
                  7月のしつらえ 

言論の府で
     
6月15日、「共謀罪」法成立。犯罪を計画段階から罰することができるという、この国の刑法の枠組みを根幹から変える法律。あまりにも恣意的な使い方ができるので、過去何回も出されては廃案になっていたものでした。多くの疑問への説明責任が果たされないままに。委員会の議決も省略されて。北朝鮮はミサイル飛ばすわ、中国は態度でかいわ、そこへ東京オリンピック成功に向けてテロ防止とか言われたら何か不安になってしまって、まあいいか・・と思ったのか、国民の反応も鈍いものでした。実にこの国の自由は死にかけていると言えます。
「総理のご意向」文書を「怪文書」呼ばわりして、他にもあったと証言する人が増えてくると、謝りもせず調べもせず、臭いもの、ではなく本当のことには蓋とばかりに国会会期終了、国民も舐められたものです。お友達だけ大切にして政治を私物化したお隣の政権は倒れましたよ。どっちが民主国家かな?
韓国の人は、きっと「どうして日本人は怒らないの?」と聞くでしょうね。私は答えます、日本には「長いものには巻かれろ」とか「見ざる・聞かざる・言わざる」とかいう言葉が未だに生きているんですよと。まだありますね、「泣く子と地頭には勝てぬ」「無理が通れば道理が引っ込む」ムムム‥なんか悲しくなってきました・・「自由」と「民主」も泣いていますよ・・・。

働く仲間だから
 
宮仕えというくらいだから、文科省だけでなく組織の内部では、そんな無理ばかりが通る日常であろうことは想像がつきます。そこへいくとこの前見た朝ドラのワンシーンにはぐっときました。
主人公のみね子が勤めることになった洋食屋の主人(大好きな宮本信子さん)が、同僚の優しさに感謝の言葉を口にするみね子にお茶しながら言うんです。「威張った奴は大嫌い。仕事はみんな大事だからね、働くときはみんな同じだからね。」(ちゃんと覚えてないけどまあ、こんな意味)息子役の佐々木蔵之介さんも、兵隊時代のいじめられ体験を語ります。静かな口調で。だから、かえってその痛みが伝わってくる・・。
これって、今どきの官民のブラックさに脚本を通じて異議申し立てしてくれたはるんかなあと思ったものです。

仏さまのお心にかなう生き方

総代さんと先日聞かせていただいた北御堂でのお話は「念仏者の生き方に学ぶ」というテーマでした。宗派の総合研究所所長の丘山願海師は、「阿弥陀如来の摂取不捨の働きのなかに生かされている私は、この世俗世界でどのように生きていくのでしょうか?」と問いを発せられた上で、伝灯奉告法要御満座の消息を引用されました。

自分さえ良ければ他はどうなってもよいという私たちの心にひそむ自己中心性は、時として表に現れてきます。このような凡愚の身の私たちではありますが、ご本願に出遇い、阿弥陀如来のお慈悲に摂め取られて決して捨てられることのない身ともなっています。そして、その大きな力に包まれているという安心感は、日々の生活を支え、社会のための活動を可能にする原動力となるでしょう。

         近ごろ都にはやるもの、監視、忖度、トップダウン

              

*7/19 2時~お寺カフェ *7/15~18北米からのお念仏青年二人のホームステイ受け入れ                               
                                           合掌        
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