「サイクルベースＡ」！「これが修理ですかーっ」！？の段ーっ！！

閉店間際に小さい子供を連れた
若いお母さんが来て
「パンク修理」をしてください！」
「買った所で直してもらったんですが・・・」
「どうも直っていないようなんです・・・」
自転車を見ると「サイクルベースＡ」の
「ステッカー」が貼ってありました。
「Ａ」で買ったんですか？」
「はい！それで直してもらいにいったんですが・・・」
修理をするために
「チューブ」を引っ張り出してみると
写真のように「バルブ口」から
「ドロドロ」と「ゲル状」の
「オレンジ色のパンク防止剤」が
一杯　出てきました。
「これは？もしかして「Ａ」が入れました？？」
「はい！穴が小さいからという事で・・・」
「こんな物を注入しても「パンクの穴」を
塞ぐは出来ませんよ？？？」
「そうなんですか・・・」
「プロの仕事ではありませんねー・・・」
「サイクルベースＡ」といえば
量販店ではありますが「自転車屋」です。
「自転車屋」が「パンク防止剤」を入れて
「パンク修理」が出来ていると
思っているのでしょうか？
数年前この「パンク防止剤」なる物が
「ホームセンター」などで
「販売」されていて
自分で購入し「チューブ」に
「注入」している人が良くいましたが
「パンク防止」にも「パンク修理」にも
全く効果がありません。
それどころか「タイヤ・チューブ」を
「劣化」させる「元凶」です。
「普通」に「ゴムのり」を塗って
「パッチ」を当てて修理する時にも
「ゲル」が染み出して来て
「ゴムのり」が効きません。
「百害あって一利なし」とは
まさにこの事なのですが
「プロ」であるはずの
「サイクルベースＡ」が
こんな物を注入して
「パンク修理」と称しているのかと思うと
「憤り」を感じます。

サイクルプラザ・イレブン