「飛婉蛾」

「飛婉蛾」　七杜和音さん


オリジナル作品/ファンタジー/ほのぼの


＜お気に入り作品＞


「都の姫君と北の騎士」


　緑豊かなライドル国。この国の第三師団の騎士シュタールは、新王ハイカル３世の即位の式典に出席するために都に帰還する。その初めての都で、シュタールは愛らしい少女と出会った。
　わがままだが愛らしい姫君と、姫君にふりまわされる大人たちのお話。ほんわか系でちょっぴり笑いも？（サイトより引用）

　幼い少女とそれに振り回される堅物の騎士。堅物とはいっても朴念仁ではないんですが。印象としては硬質な感じなので堅物。
　ストーリーは全体を通してほのぼの。トルマイヤ姫の成長物語にも見えるかな。

　そういえば、「苦しゅうない」とか「～であろ？」みたいな口調は何言葉っていうんだろうか？結構好きなんだが。

「Claymore」

「Claymore」　藤村脩さん

オリジナル作品/ファンタジー


＜お気に入り作品＞

「暁の大地」


　変わり者の騎士とハーフエルフの少女の物語。旅に飛び出した彼らが見るのは、世界の真実と人々の弱さ――。争乱の末、二人が見るものは？　異世界ファンタジー。（サイトより引用）

　序盤のコメディタッチなテンポのよさが高評価。こういうの結構好きです。ただ軽いと思って読むと意外なテーマ性にやられる。正直さほど珍しいテーマでもないし結末はちょっと鬱ですが、うーん。本当に希望を抱けたのかとか。
　多分読むときの気分にもよるんでしょうが。

　全体としては楽しめます。

「Windia」

「Windia」　bokuさん


オリジナル作品/ファンタジー/ほのぼの・コメディ


＜お気に入り作品＞

「聖女と騎士のはなし」


　聖剣に選ばれてしまった村娘と堅物騎士の日常と波乱万丈（サイトより引用）のおはなし。タイトルどうりのまさに「おはなし」。
　殺伐とした部分も無いではないストーリーなのに、周囲のやわらかい空気でうまくいなしている。やっていることは多分どっちかというと傭兵だと思うんだけど、でも「騎士」なんだよなぁ。

　やさしいおはなしです。

「星屑のお伽噺」

「星屑のお伽噺」　星川麻衣子さん


オリジナル作品/ファンタジー・現代/恋愛


＜お気に入り作品＞

「従者の秘密」

　男勝りな少女ヴィオラは、病に伏せる妹の治療費を稼ぐため、騎士の従者に志願する。ところが雇い主の騎士クライドが出した従者の条件は『男であること』だった。やむなく性別と名を偽って従者となったヴィオラだが、クライドに秘密を隠し通して妹を救うことができるのか？（サイトより引用）

　少女マンガでよくある設定です。「花ざかりの君たちへ」みたいな？普通気づくだろ！とか決して突っ込んではいけません。世界観なんかを考慮すれば十分考えられることではあるんですけど。


「騎士と従者」

　騎士が治めるレギン王国では、騎士達は民を守ることを第一の使命としている。新たに騎士となった領主の息子デュークの従者は、彼が最も大切にしている少女レイ。互いに相手を想いながらも、誤解を重ねてすれ違い続ける二人の恋の行方は……。（サイトより引用）

　上記の作品よりもコメディより。コレでもかというほどすれ違いまくる二人ですが、正直バカップル以外の何者でもないと思うんですが。なんていうか、健全ですよね。かわいい。

「地リスの応接間」

「地リスの応接間」　地リスさん

オリジナル作品/現代・ファンタジー等作品多数/恋愛・コメディetc


＜お気に入り作品＞


「デズモント・パークの花嫁」


　孤児の少女ルネが賭けの代償としてモンフォート伯爵に引き取られることから始まる一連の出来事。

　過去の悲劇を乗り越える話。中世ヨーロッパくらいだと確かにありそうな話だと思った。

　結末が少しまとめすぎに感じてしまう。どこぞの有名推理漫画みたいに登場人物が延々と種明かしをするような。そこが残念。
　もう１章くらい使ってエピローグを書いて欲しかった。