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PSP「実話怪談 新耳袋 一ノ章」レビュー 〜本当に体験せし怖ひ話を聞きたくはないか?〜

2009年12月31日 | ゲームレビュー
怪談ファンの圧倒的な支持を誇る、ジャパニーズホラーの源流「新耳袋」がPSP(R)に登場。原作者の一人である木原浩勝氏を監修に迎え「怪談体感ソフト」として全50話の"怪異"を体感できます。全編フルボイスのナレーションや、PSP(R)初となる3Dサウンドが盛り上げる、本物の恐怖。特典映像には、数々のホラー映画で人気の三輪ひとみさん、南まいさん主演の新作ドラマを収録しています。

新耳袋とは…原作者の木原浩勝・中山市朗氏が様々な人々から聞き集めた、本当にあったコワイ話を収録した実話怪談集。「リング」「呪怨」等数々のジャパニーズ・ホラー作品に多大な影響を与えた作品です。

PSP 実話怪談 新耳袋 一ノ章 レビュー
〜本当に体験せし怖ひ話を聞きたくはないか?〜


「実話怪談 新耳袋 一ノ章公式サイト」
「Amazon:実話怪談 新耳袋 一ノ章」


〜このゲームについて〜
年末にこんな物をレビューするとは縁起が悪い?気のせいですって。
PSP「実話怪談 新耳袋 一ノ章」とは、ゲームというよりは、“ビジュアルノベル”と謳った方がよろしいかと。
つまりはゲーム性そのものがなく、全50話+αを読み進めるというのが本作です。
だからプレイヤーという概念も…まぁ存在しないと言えばしないねぇ。
あまりゲームレビューとは言い難いけど、そこは割愛でお願いしますね。

〜新耳袋とは〜
上記にも既に載せているけど、原作者の木原浩勝さん・中山市朗さん二人が全国各地を回って聞き集めた、“本当にあった”実話怪談集です。
原作派いくらかは持っているけど、中身はサクッと読める短編集の集まりみたいなものになっているので、手軽に読めます。
ジャンルは全てが背筋が凍るコワイ話というわけでもなく、泣ける話や、心温まる“コワイ話”も含んでいるんだ。
本当か嘘かと取るかはあなた次第。
今回本作が出たのは実話の話にさらにリアリティを醸し出すために出したのかもね。

〜収録話〜
収録されているのは上記の通り、全50話。
中身をざっと上げると、
第一話「電柱の上にいるもの」
第二話「ハトの出る部屋」
第三話「襖の隙間」
第四話「熱いっ」
第五話「真夜中のプリントアウト」
第六話「鳥居の怪」
第七話「見えた人、見えなかった人」
第八話「白い手」
第九話「重い頭」
第十話「玄関先」
第十一話「開かずのトイレ」
第十二話「微笑み」
第十三話「肝試し」
第十四話「エレベーター」
第十五話「黒い自転車」
第十六話「もののけの息」
第十七話「すりガラス」
第十八話「動かすなっ!」
第十九話「幽霊トンネル」
第二十話「鶏頭の花」
第二一話「天使」
第二二話「黒い男たち」
第二三話「一房の葡萄」
第二四話「ひとこと」
第二五話「笑い」
第二六話「オルゴール」
第二七話「嵐」
第二八話「来客」
第二九話「行くよ」
第三十話「斜めの男」
第三一話「昨夜の子」
第三二話「ビデオ」
第三三話「置人形」
第三四話「友人」
第三五話「開いた襖」
第三六話「しずく」
第三七話「第三診察室」
第三八話「後町」
第三九話「来客」
第四十話「青いレインコート」
第四一話「近づく」
第四二話「もしもし」
第四三話「湖面」
第四四話「いい波来たぜ」
第四五話「五枚の連続写真」
第四六話「見たな」
第四七話「中学の同級生」
第四八話「婚約者」
第四九話「社長室」
第五十話「死に待ち」

…とまぁこんな感じ。
一話ごとの時間は10分程度とサクッと読めるようになっています。
全てを読み終えると、特典映像である「安い家」(主演:三輪ひとみさん、南まいさん)が視聴出来るようになる。
本作のために撮り下ろされた話なので一見の価値有りです。

〜“怪談シェアリング機能”とは〜
怪談ってのは、本来は口から口へ、「友達の友達の話なんだけどー」と言うように口コミで伝わっていくのが怪談の醍醐味。
その醍醐味をPSPで味わえるように、シェアリング機能を搭載し、本作を起動しているPSPから、持っていない友達のPSPに怪談を送る事が可能になります。
実際私はやったこと無いわ。
この機能によって、口コミを再現できるわけ。

〜3Dサウンドを搭載〜
本作では、臨場感を味わってもらうために、“3Dサウンド”を搭載しています。
コレは何かというと、イヤホンでプレイすると、“まるで自分もその怪談の世界へ入り込んだような感覚”を味わえるのです。
是非ともプレイの際はイヤホンでプレイした方が良いと思うよ(* ̄▽ ̄)
但し、心臓に何かしら負担を持っている人はイヤホンでのプレイは避ける事。



〜良い点〜
・PSPで怪談を楽しめる。
なんと言っても、携帯機で怪談を楽しめる点でしょう。
今までPSPソフト発売されてきた中で、“怪談だけに的を絞った作品”なんて出ていないからね。
怪談好きな人は十分楽しめる作品。
私もどっぷりはまりましたし。
・3Dサウンドの臨場感。
本作での一番の良点と言えばコレ。
この臨場感と言ったら半端じゃない。
3Dサウンドと謳っているだけ有って、遠近感があるのは本当に凄い。
すぐ目の前でささやかれたような感じになったときは鳥肌物でした。
是非ともこの3Dサウンドをホラーゲームに活かして欲しいもの。
この技術は非常にもったいないです。
・50話の語り手フルボイス。
うん、全部フルボイスで展開されるとは思わなかったよ。
それぞれの話に、男性女性の語り手が割り当てられているんだけど、
目の前でコワイ話を聞かされている気分で結構臨場感があって良かったです。
毎回聞きたくなっちゃうわ。
・グラフィック。
一枚絵とムービーがあるんだけど、両者共に素晴らしいです。
3Dサウンド+グラフィックで拍車をかけるように、鳥肌が立った物が多かったです。
見たいときに見れないのが残念だけど。
・一話一話の短さ。
これも中々良い点だよ(* ̄▽ ̄)
一話一話が10分程度で終わるので、軽くサクッと読める。
気が向いたときに読める時間なため、ストレスフリーなのも良いところ。
また見たくなったら再度読めるのも普通にグッド!

〜悪い点〜
・ボリュームが少ない…。
なんだかボリュームの少なさに少々残念感が否めないですね。
いっそのこと百物語として100話収録しても良かったのになぁと思うんだけど。
たぶん、一話一話の時間が短いせいでもあるんだけど。
・既読怪談をスキップできない。
別にスタートボタンを押せば飛ばせるには飛ばせるんだけど。
○ボタンで既読テキストを飛ばすことが出来ないのは個人的には残念。
気になる部分をもう一度確認したいときに、すぐに確認できないからねぇ。
音声も飛ばせたら良かったんだけど。

〜総合感想〜
これはゲームではないことをもう一度念を押して言います(笑)
ボリューム不足なところは否めないけど、普通に楽しめました。
怪談好きなら絶対に満足する一本だと思います。
これは評価は…いらないかなぁ。
コワイ話し好きとしては、普通に満足できました。












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Unknown (bb)
2011-04-02 11:38:49
立派な所感です

おもしろいんですね

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