テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

つくる、その喜び。

2016-10-17 22:12:50 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ゆうしょうはァ~さがんさんッでしたでスゥ!」
「がるる!ぐるるー!」(←訳:虎です!連覇だー!)

 こんにちは、ネーさです。
 カタールのドーハで行われた
 自転車競技の世界選手権ロード(男子エリート部門)で優勝を遂げたのは
 スロヴァキアのペーター・サガンさん!!
 今年度の活躍&昨年に続いての連覇、と
 拍手拍手大拍手の偉業です!
 誰にも止められない勢いにさらなるエールを送りながら、
 よぉし、読書タイムもガンバりましょー!
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
 
  



          ―― おいしいパン案内 ――



 編者は『&Premium』編集部の皆さん、2016年7月に発行されました。
 雑誌『&Premium』2014年3月号の特集《おいしいパン》と
 同2015年8月号の特集《幸せなパンの話》を中心に、
 再編集・増補改訂して刊行されたパン愛あふれるフルカラー本は、
 う~ん、食欲が……!

「おなかがァすくのでスよゥ~!」
「ぐるがるぐるがる!」(←訳:空腹増進効果あり!)

 『おいしいパン案内』の題名通り、
 表紙を捲ればすぐ、
 一目見ただけで、
 これは美味しいそうだ!
 美味しくないなんて有り得ない!なパンたちが
 わらわらわらと掲載されています。

 ですが、この御本、
 読み手のお腹をぐーぐー鳴らすだけじゃありません。

 “読みもの”としても、
 絶品です!

「ぱんをォ、つくるゥ!」
「がるるるるるぐる!」(←訳:作り手さんの物語!)

 本文44ページを開いてみれば、
 そこにあるのは
 
 『兵庫・《生瀬ヒュッテ》の話』という
 ルポルタージュです。

 前編『初公開!これがタケウチさんの新しいパン屋。』
 後編『竹内さんは本当に焼きたかった、パンの物語。』から成る、
 一軒のパン屋さんのヒストリーは、
 すべての人の心にひそむ
 クラフツマンシップへの共鳴と憧憬を掻き立てることでしょう。

「ぱんをォ、つくるゥ!」
「ぐるるるる!」(←訳:焼き上げる!)
「かんたんそうでェ~…」
「がるる?」(←訳:難しい?)

 竹内久典さんと、
 竹内さんの右腕・森一仰さんが
 宝塚駅から車で約10分ほど山道を登った場所で営む
 《生瀬(なませ)ヒュッテ》は、
 2016年1月にオープンしたパン屋さんです。

 でも、このお店が竹内さんのパン屋第1号、ではなくて。

 かつては大阪・靱(うつぼ)公園のすぐ近くに
 《ブランジェリ タケウチ》というお店を構えていたのでした。

「だいはんじょうゥ、でスゥ!」
「ぐ~るがる!」(←訳:長~い行列!)

 焼きたての、あったかいパンを公園でぱくぱく。
 ああ美味しかった、もっと食べたいね!
 と幸せな笑顔になってもらえるパン屋さん。
 それが竹内さんの目標だったのですが……
 
 思いを裏切るように、
 お店はあまりにも繁盛してしまいます。

 警備員さんによる整理が必要な、お客さんの行列。
 いつも、新しいパンを考え出さなくては、
 お店にパンを途切れさせてはいけないと、
 働きに働き、過労で倒れて歯を折ったり、
 救急車で運ばれたり。
 スタッフさんも、気付けば30人に膨らんでいて……

 これが自分の作りたかったパンなのだろうか。

「なんだかァ、かなしィ!」
「がるるぅ!」(←訳:怖いよぅ!)

 これは地獄だ。
 昔の、お店を始めた頃に戻りたい――

 思い高じて、《ブランジェリ タケウチ》を2013年に閉店、
 まったく新しいパン作りに
 竹内さんと森さんは取り組みます。

   作りたいパンを作る!

 そんな喜びに満ちた、パン屋さんになろうと。

「ううむッ! たべたいィぞッ!」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:竹内さんのパンを!)

 さまざまなパン職人さん、
 さまざまなパン、
 さまざまなお店がページを埋めるこの御本、
 食いしん坊さんも活字マニアさんも
 《食欲の秋》を彩る一冊として
 ぜひのおすすめです♪
 本屋さんで探してみてくださいね~!
 
 

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