テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

眼に、手に、草花を。

2017-07-21 22:05:31 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ほぼほぼォ~らすとォすてーじィ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!勝負の金曜日!)

 こんにちは、ネーさです。
 最後の山岳ステージを終えたツール・ド・フランス2017は、
 現地時間で金曜日は下りがメインの第19ステージ、
 土曜日はマルセイユでの個人TT、
 そして日曜日にパリへ凱旋しますよ♪
 今日も選手さんたちの最後の踏ん張りにエールを送りながら、
 さあ、読書タイムと参りましょう。
 本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
 
  



             ―― 生け雑草 ――



 著者は小林南水子(こばやし・なみこ)さん、2017年7月に発行されました。
 『生け雑草』は『いけざっそう』とお読みくださいね。

「むむむゥ? ざッそうゥ~??」
「ぐるるがるるぐるるる~!」(←訳:とてもそうは見えない~!)

 ええと、先ずは。

 雑草の定義について、
 皆さまそれぞれの認識があることは疑いありません。

 ひとくくりに雑草と呼ぶなんて、なんて失礼な!
 ちっぽけな花にもちゃんと名前があるんだから!
 と、言いたくもなるかもしれませんが。

 著者・小林さんが如何に“小さな花”を愛でているのかは、
 頁を捲っていただければ、すぐに分かります。

 道端や、空き地。
 野原や河川敷。
 ごく身近な場所に生えている草花たち。

「おみせではァ、うッてませんッ!」
「がるぐる~!」(←訳:でも綺麗~!)

 今の季節――《夏》でいうなら、
 ニラの花、
 ガクアジサイ、
 ヒルガオ、
 サルスベリにミョウガ、
 ヤツデ、フキ……。

「ええッ? やつでッ?」
「ぐるるがるる?!?」(←訳:フキを花瓶に?!?)

 ええ、そうなんです、
 ヤツデを、フキを、花瓶に挿して飾る、ですって?
 と、私ネーさ、驚きました。
 驚いて、そして、反省いたしました。

 そうですよね、
 フキを生けちゃいけない、っていうルールはないんですよね。
 だったら……やってみてもいいんだ!
 フキ、ウェルカムです。
 ゴーヤのツタも、
 ムクゲのお花も、
 ササの葉も、もちろんOKでしょう!

「ふうむゥ! これはァ~…」
「がるるぐる!」(←訳:新鮮な眺め!)

 春にはヤエムグラを。
 ナノハナや、タンポポを。
 タケノコは、茹でる前にしっかり目で味わって。
 ヘビイチゴも、シロツメクサも。

 秋にはアザミの綿毛、
 ハギとスズキとオミナエシでもいいし、
 サトイモの葉も造形的!

「さといもッ!」
「ぐるぅるる!」(←訳:おしゃれだ!)

 冬は、ちょっと心細げに咲き残ったコスモス。
 黄色いユズの実を飾り、
 フキの花、
 カラスノエンドウも巻きひげごと、器に、ぽん!と。

「そこォ、だいじィでス!」
「がるるぐるるる!」(←訳:花器がいいよね!)

 ええ、この御本で特に注目していただきたいのは、
 花器の見事さ!

 青磁の器や陶器の花瓶もありますが、
 硝子のグラス、
 コーヒージャグ、香水瓶、
 ヨーグルトの空き瓶やカフェオレボウル、
 時には飯台や渓流釣りの魚籠など、
 イレギュラーな花器も多数登場していて、
 それがなんとも好ましいのです。

「ぜつみょうのォ、ばらんすゥ!」
「ぐるるがる!」(←訳:みんな可憐!)

 ジャンルでいうなら、
 本屋さんでは、フラワーアレンジメントのコーナーで
 この御本を出会える……でしょうが、
 写真集としても素晴らしい一冊です。

 暑さに疲れ果てた眼を
 静かに、ゆるやかに、
 労り癒してくれる“花の本”を、
 皆さまも、ぜひ♪
 
 
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