テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

難題も、ネコまかせ。

2017-08-13 22:16:28 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きょうもォ、ごろにゃんッ♪」
「がるる!ぐるるがるるぅる!」(←訳:虎です!明日もごろにゃん!)

 こんにちは、ネーさです。
 はい、前回記事ではニャンコ画の展覧会情報を御紹介しましたが、
 その流れに乗って本日の読書タイムも
 ニャンコ本をご用意しましたよ♪
 さあ、こちらを、どうぞ~!

  



            ―― 猫の傀儡 ――



 著者は西條奈加(さいじょう・なか)さん、2017年5月に発行されました。
 連作7篇から成るこの時代小説には
 ニャンコたちがわっさわっさと登場しまくりです♪

「しゅやくはァ、にゃんこォ、でスからッ!」
「ぐるるるがぅるる!」(←訳:語り手もニャンコ!)

 2014年に刊行された猫をテーマとするアンソロジー
 『江戸猫ばなし』に収められている短編作品
 『猫の傀儡(くぐつ)』が
 この物語の“出発点”である、と申せましょうか。

 御本の一番手に配されているのが、
 その『猫の傀儡』。

「はじまりはァ、あのッ!」
「がるる!」(←訳:伝説の!)

 ニャンコ好きさんたちの間で
 一種の伝説となっているのは、そう、あの。

  猫の集会!

「だれもがァ、しッてるのにィ~」
「ぐるがるるるぐる??」(←訳:誰も見たことない??)

 お江戸府内の、
 猫町(ねこちょう)と呼ばれる町の、
 人間の芽には触れない場所で。

 いままさに開かれようとしている
 猫の集会の議題は。

 《新たな傀儡師の選出》!

 あ、傀儡師(くぐつし)ってなぁに?
 という質問が聞こえてきそうなので
 説明いたしますと。

「ふむふむゥ?」
「がるる?」

 この世界――
 人間の社会で、人間とともに暮らすネコたちには、
 ときに、さまざまなアクシデントが降りかかります。

 あっ!お魚を盗んだわね!とか、
 障子に穴を開けただとう!とか、
 襖で爪とぎしただろ!とか。

 まあ、やったことを怒られるのは仕方ありませんけど、
 やってもいないことを責められるのは、どうもねえ……。

「ぬれぎぬゥ、でス!」
「ぐるがぅるるる!」(←訳:ボクじゃないよ!)

 ネコたちの身に、
 アクシデントが、トラブルが発生したとき。
 人間との関係がこじれたとき。

 そこが、傀儡師の腕のふるいどころ♪

「なかまのォためにィ!」
「がるるるぐぅーる!」(←訳:トラブルシュート!)

 仲間の猫を窮地から救いだすため、
 傀儡師ニャンコは暗躍します。

 日頃から懇意にしている人間を
 さりげな~く操って、
 トラブルを解決し、
 町に平和を取り戻す。

「やるねェ!」
「ぐるる!」(←訳:渋いね!)

 長老の命により、
 新たな傀儡師に選出されたのは、
 語り手のミスジさん。

 名の通り、白い毛に
 黒い筋が額に三本、
 くっきり浮き上がる
 二歳のオス猫さんです。

 そして傀儡師となったばかりのミスジさんのもとへ、
 持ち込まれた依頼は。
 
   花盗人の疑いを晴らしてくれ!
   じゃないとおいらぁ三味線にされちまう!

「しゃッ、しゃみせんッ??」
「がるぐるるるる~!」(←訳:それ笑えないよ~!)

 ネコたちとミスジさんを襲う数々の難題。

 謎の答えと、
 傀儡師さんと傀儡の“踊り”を、
 ネコ好きさん、
 ミステリ好きさん&時代小説好きさんは
 ぜひ、一読を~♪

 
 
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