テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― いのちのふしぎ ―

2017-07-23 22:09:09 | ブックス
「こんにちわゥ、テディちゃでス!
 いそいでェ~、ぱりィへッ!」
「がるる!ぐるるるがる!」(←訳:虎です!フランス縦断!)

 こんにちは、ネーさです。
 マルセイユでの個人TTを終えたツール・ド・フランス2017、
 総合首位のクリストファー・フルーム(チームスカイ所属)の
 優位は揺るがず!
 総合優勝に王手をかけました!
 大急ぎで最終ゴール地点パリへと移動する選手さんたちに
 今日も拍手を送ったら、
 さあ、読書タイムです♪
 本日はこちらの、ベストセラーな御本を、どうぞ~!
 
  



          ―― 新版 動的平衡 ――



 著者は福岡伸一(ふくおか・しんいち)さん、2017年6月に発行されました。
 『生命はなぜそこに宿るのか』と副題が付され、
 2009年に刊行された単行本『動的平衡』に大幅に加筆、
 新章も加えて新書化されたこの御本は、
 現在、ベストセラーリストを快走中です。

「はかせッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:博士の新刊!)

 そうね、近年の読書界で“博士”といえばこの御方、
 著者・福岡伸一さんですね。

 京都大学卒業後、
 ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て
 青山学院大学教授・ロックフェラー大学客員教授……という、
 本当にものすごい経歴をお持ちの福岡博士の、
 単行本『動的平衡』初版が刊行された時も大評判になりましたが、
 こちらの『新版 動的平衡』では、
 
 
   急速に進展した生命科学研究最前線の状況、
   福岡博士ご自身の研究展開

 に関する文章を大きく加筆した、と
 巻末に記載されています。

「ええェ~とォ、そもそもォ~?」
「がるるるっるぐぅる?」(←訳:動的平衡ってなぁに?)

 動的平衡とは、生物学用語です。

   合成と分解、酸化と還元、切断と結合といった
   相矛盾する逆反応が絶えず凝り返されることによって
   秩序が保たれ、更新されている状況を示す――

 のだそうですよ。

「それはァ、つまりィ~…」
「ぐるがるぐる?」(←訳:生命とは何か?)

 生命とは何か――
 生物科学研究の本質、根源的な問いへの、
 福岡博士の答えは。

  第1章『脳にかけられた《バイアス》』
  第2章『汝とは《汝の食べた物である》』
  第3章『ダイエットの科学』
  第4章『その食品を食べますか?』
  第5章『生命は時計仕掛けか?』
  第6章『ヒトと病原体との戦い』
  第7章『ミトコンドリア・ミステリー』
  第8章『生命は《分子》の淀み』
  第9章『動的平衡を可視化する』

 から構成されています。
 この、各章の題名からも、
 大まかな流れは読み取れるかしら?

「いのちのォ、ありかたァ?」
「がるるぐるる?」(←訳:生命の不思議?)

 生命とは、何か。

 その答えに迫るための鍵は
 『動的平衡』にある。

 分解と再構築、
 危ういバランスと流れが成すもの――

「むずかしィようなッ?」
「ぐるるるがるる?」(←訳:観念的なような?)

 バリバリ理系ジャンルの御本ですが、
 ご安心ください、
 福岡博士の語り口は平易で明快、
 文系の私ネーさも(どうにか)ついてゆくことが出来ましたよ。

 そしてまた、
 生命科学史と、
 生命科学の学者さんたちの評伝としても読めるこの御本、
 学生さんの夏休みの読書におすすめです。
 中学生以上の学生さんは、
 ぜひ、一読してみてくださいね!

「いのちのォふしぎをォ!」
「がるるぐるるるるぅる!」(←訳:博士に教わりましょう!)



  
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