テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

家か?お城か?

2016-10-11 22:18:46 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 ♪るるゥ~♪いまはァ~♪もうゥふゆゥ~♪」
「がるる!ぐるぅるるっる!」(←訳:虎です!冬じゃないって!)

 こんにちは、ネーさです。
 なんかなぁ、急に寒くなったよなぁ~…と
 タメ息ついちゃう連休明けの読書タイムは、
 活字マニアさんにも喜んでいただけそうな
 一冊をご用意いたしましたよ。
 さあ、本日は、こちらの写真集を、どうぞ~♪

  



          ―― 世界の文豪の家 ――



 監修は安部公彦さん、安部賢一さん、楯岡求美さん、平山令二さん、
 2016年8月に発行されました。

「ちょッとォ、のぞきみィ!」
「ぐるがるーる!」(←訳:失礼しまーす!)

 自国のみならず
 世界の文学史にどっしり名を刻む《文豪》さんは、
 いったいどんな場所で名作を紡ぎ、
 世に送り出したのだろうか――

 まあその、作品だけ読んでれば満足さ!という御方も
 おられるでしょうけれど、
 それ以上の“何か”を求めてしまうのも人間です。

 覗き見精神を十分に発揮して、
 では皆さま、
 ごひいきの作家さんがどんなお家に住んでいたのか、
 見学に参りましょう~!

「ふァ~、これはッ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:豪華だよぅ!)

 まずは、御本の表紙になっております
 フランスの《文豪》、
 『レ・ミゼラブル』を生んだ
 ヴィクトル・ユーゴーさんのお家から!

 なぁんて豪華絢爛!
 訪問客さんも圧倒されたに違いない物量の、
 ほぼ美術館みたいなお家は……
 お家っていうより、
 邸宅か城館って感じですねえ。

「ごうかァというのならッ!」
「ぐっるるがるるる!」(←訳:こっちもスゴイぞ!)

 表紙のユーゴーさん邸のあまりのお金持ちっぽさに
 つい目を奪われがちですが、
 この御本では、
 Part1では北米の《文豪》さん、
 Part2ではイギリスの《文豪》さん、
 Part3ではフランスの《文豪》さん、
 Part4ではドイツの《文豪》さん、
 Part5ではロシアの《文豪》さん、
 Part6では北欧&イタリアの《文豪》さん
 と、全部で41の《家》が紹介されています。

 作家さんのデザインセンスがうかがわれるお家、
 地方色が濃いお家、
 思いのほかフツーっぽいお家、
 えっ?これ家なの?というお家……

 いろいろある中で、
 最も有名なのはアーネスト・ヘミングウェイさんの
 カリブの邸宅、ですかしら。

「にゃんこもォ、すんでまスゥ!」
「ぐるーるるるがる!」(←訳:クリーム色のお家!)

 もちろん、ストラトフォード・アポン・エイボンの
 シェイクスピアさんのお家は観光スポットになっていますし、、
 アガサ・クリスティさんのグリーンウェイ・ハウスも
 ミステリ好きな方々には有名ですね。

 ミュージアム(資料館)になっているのは、
 ジェーン・オースティンさんのお家、
 マルセル・プルーストさんのお家、
 ガグリエーレ・ダンヌンツィオさんのお家……

「これはァ……ゆうえんちィ???」
「がっるるぐるぅるる!」(←訳:やっぱり家じゃない!)

 しかし、私ネーさにとって
 いちばん印象深かったのは、
 御本の冒頭で紹介されている
 エドガー・アラン・ポーさんのお家でした。

 いえ、逆に驚愕したんですけれどね、
 ポーさんにお家があったの?と。

「ぽーおじさんとォいえばァ~」
「ぐるるるるがるる!」(←訳:ミステリの父だね!)

 ボルティモアの路上で倒れていたのを発見され、、
 運ばれた病院で息を引き取ったというポーさん。

 いくつもの住居を転々としていた彼に、
 家は、自分の“書斎”はあったのでしょうか。
 家族と笑って過ごせる幸福な場所は、あったのでしょうか。

 結核で日増しに衰弱してゆく妻と
 ポーさんはどんな心地で暮らしていたのか――
 結核治療に有効な薬ストレプトマイシンが開発されたのは
 1944年のことでした。

 ポーさんが生きた19世紀中頃には手に入るはずもない薬、
 間に合うはずもない薬、でしたが、
 もしもその薬がポーさんの手元にあったら?
 彼の人生は変わったのだろうかと、
 なんとはなしに考えてしまいましたよ。

「しげきィされまスねッ!」
「がるる!」(←訳:想像力!)

 文学好きさんも
 写真好きさんも、
 そしてインテリア好きさんも必見!の写真集、
 おすすめですので、ぜひ、ご覧くださいね♪


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