テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

愛書家、専用?

2017-07-06 22:11:35 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あしたはァ、たなばたッ♪」
「がるる!ぐるるるるぅ~?」(←訳:虎です!晴れるかなぁ~?)

 こんにちは、ネーさです。
 いえ、多摩といえど東京都下ですからね、
 ここ八王子では天の川は見られないんですけれども、
 世界と日本の平和&平穏を織姫さま牽牛さまに
 ガッチリ本気でお願いしましたら、
 さあ、読書タイムです。
 本日は、こちらの小説作品を、どうぞ~♪
 
  



        ―― 本を守ろうとする猫の話 ――



 著者は夏川草介(なつかわ・そうすけ)さん、2017年2月に発行されました。
 大ベストセラーとなった《神様のカルテ》シリーズで知られる
 著者・夏川さんが新たに送り出したのは……

  気難しい活字マニア諸氏も思わずニヤリ♪

 なファンタジックストーリーですよ。

「でもォ~…」
「ぐるるるがる!」(←訳:出だしは暗い!)

 暗い……暗くて、ドン底……
 足元に広がるのは絶望の沼……。

 そう、ドン底かもしれません。
 高校生の夏木林太郎(なつき・りんたろう)くんは
 茫々然と建ちつくす日々を過ごしています。

 一緒に暮らしていた祖父が、
 亡くなってしまった……

 幼いころに両親が離婚して、
 そして、母は若くして他界、という境遇の林太郎くん、
 唯一の家族が祖父、だったわけで。

「ええッ? てんがいィこどくゥ??」
「がるるぅ!」(←訳:そんなぁ!)

 行く先は、無いことは無いんです。

 叔母さんという人がいて、
 林太郎くんはその人の家に引き取られることになって、
 でも、それはつまり。

 お祖父ちゃんの古書店を、
 閉店することに他ならない――

「あはァ! ふるほんやさんッ?」
「ぐるるがるぐぅる!」(←訳:立派なお店じゃん!)

  “負債というには当たらないが、
   遺産というほどの価値もない”

 それが、お祖父ちゃんが孫の林太郎くんに遺した
 町の片隅にある一軒の小さな古書店
 『夏木書店』でした。

「うむッ? ちいさくてもォ~…」
「がるるぐる!」(←訳:品揃え良し!)

 『夏木書店』の書棚を埋めるのは、
 流行り廃りとは無縁の本たち。
 お祖父ちゃんの思いが詰まったこの古書店を、
 もうすぐ、ここを手放さなければならない……

 抗いたくとも、
 抗う術を知らぬ林太郎くんが、
 《閉店》の札をかけた店内で
 ひとり、佇んでいると。

「おややッ?」
「ぐるがる?」(←訳:誰か来た?)

 声がしました。

 林太郎くんを
 『二代目』と呼ぶ声が。

「にだいめッ??」
「がるっる!」(←訳:それって!)

 林太郎くんを『二代目』を呼ぶ声の持ち主は。

 いや、申し訳ありません、
 これ以上は書けません。
 書きたいんです、書きたいんですけど、
 『夏木書店』にやって来た《謎の訪問者》を
 ここでバラしちゃうと
 物語の面白さが目減りしてしまいます。

 ネット書店の解説文ではバラしちゃってあるとしても、
 私ネーさは書きません。

「じゃァ、りんたろうゥくんはァ?」
「ぐるるるる?」(←訳:どうなるの?)

 流されるしかないように見えた林太郎くんを
 《謎の訪問者》はどこへ連れてゆくのか。

 林太郎くんは、そこで何を知るのか。

 書物好きさんのココロをくすぐる小ネタ、
 いえ、ギミックも満載されたこの御本、
 紙の書籍をこよなく愛する皆さまにおすすめですよ。
 ぜひ、一読を~♪
 
 
 
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