テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

耳と、しっぽと、ヒゲと、眼と。

2016-12-13 22:05:44 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 わふふッ♪ ふるもッふゥ!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!湯たんぽ~!)

 こんにちは、ネーさです。
 冬の夜、抱っこをすると、湯たんぽのようにほっこり温いという、
 ニャンコくんたち。
 本日の読書タイムは、猫好きさんの心をくすぐる
 こちらの写真集を、さあ、どうぞ~♪
 
  



          ―― ネコへの恋文 ――



 著者は岩合光昭(いわごう・みつあき)さん、2016年10月に発行されました。
 動物写真家として世界的に知られる著者・岩合さん、
 NHK BSで好評放送中の『岩合光昭の世界ネコ歩き』からもお分かりのように、
 大の愛猫家さんでもありますね。

「ふァいッ! にゃんこォしゃしんしゅうゥもォ、はつばいちゅゥ~!」
「ぐるがぅる♪」(←訳:ごろにゃん♪)

 『ふるさとのねこ』『猫にまた旅』
 『イタリアの猫』『ネコライオン』などの著作は
 本屋さんの写真集コーナーの一等地に鎮座し、
 ニャンコマニアさんたちから
 熱い視線を浴びています。

 そして、この『ネコへの恋文』も、
 全ページ猫だらけの、ネコ写真集!

「ゆうめいィなァ、おしゃしんッ、ありまスゥ!」
「がるるるぐぅるる!」(←訳:トラネコちゃんだ!)

 長崎県の福江島で撮影したのは、
 メスのパグちゃん、
 オスのネコちゃんが並んで写っている一枚です。

 雑誌『Pen』に載っていた作品だと思うのですが、
 トリミングか角度が違っていたかしら?
 いえ、でも、このニャンコちゃんは、
 確かに同じ子だわ!

 真っ直ぐな眼差し、
 きれいなオヒゲと耳の形、
 首元の赤いリボンとチャーム……

「はんさむゥ、でスねッ!」
「ぐる!」(←訳:男前!)

 広島県の尾道市、
 神奈川県の逗子市、
 熊本県の天草市で撮ったネコたち。

 それがイタリアのパレルモになり、
 ブルガリアのロドピ地方になり、
 米国のミシシッピになり、
 スペインのシェラネバダになっても、
 岩合さんは克明に記憶しています。

 この子と、どういう風に出会ったか。

 そのとき、この子はひとりだったか?
 傍らに家族は、母猫は、兄弟姉妹はいたか?
 野良だったか、飼い猫だったか?
 栄養状態はどうだった?

 幸せそうにしていたか?

 ……今も、幸せにしているだろうか……

「もうゥ、さむいィでスからァ~」
「がるるるるぐるぅ~…」(←訳:凍えてないかなぁ~…)

 会ったことのないニャンコたちに、
 訪ねたこともない土地に、
 読み手の思いを運んでゆく
 岩合さんのお写真と、
 その写真の中の生命たち。

 ニャンコたちの写真に添えられている文章は、
 長くなく、
 あっさりとしているようにも見えますが、
 岩合さんの真情を
 あますところなく語っています。

「みんなァ、げんきにィ!」
「ぐるるる!」(←訳:幸せにね!)

 御本の表紙になっているのは、
 宮城県の田代島で撮影したお母さんネコ&子ネコちゃん。

 母子の姿に、
 被災地の復旧と復興を祈る岩合さんの恋文を、
 皆さまも、ぜひ♪


 
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