テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

×3?の美味しさ。

2008-08-10 23:22:52 | 美味
「でッ、でッきゃいィーッ!」

 お知り合いの方からのいただきもの、なんですけれど……
 本当に、キングサイズなパンですね。
 とても美味しいと評判の、
 『京都祇園ボローニャ』さんの《ボローニャ デニッシュパン》です。
 普通の食パンの3斤分に等しい大きさは……
 はたして、食べきれる、のでしょうか?
 不安を覚えてしまう程です……。

「だいじょぶッだもんッ!
 テディちゃ、たべてみせるゥのでスッ!」

 ええっ?
 
「ふふんッ!
 ネーさはァ、へなちょこォ、なんだからァ!
 ではァ、いただきィますゥ~♪
 わふッ♪
 くろわッさんみたいでェ、おいしィッ♪」

 ……えー、添付されていたカードによりますと、
 パンを保存するには『一枚ずつスライスして冷凍に』とあります。
 なので、テディちゃ、無理をしていっぺんに全部食べなくてもいいのよ。

「はむはむッ、もぐッ??」 (←思いっきり頬張り中)
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・―・◆笑えちゃうノベライズミステリ◆・―・

2008-08-10 13:45:15 | ブックス
 ほんの少ーしだけ涼しい日和の東京・多摩地方から、こんにちは、ネーさです。

「こんにちわッ、テディちゃもいるのでスゥ~♪」

 さあ、エアコンの代わりに頭の回線をビビッと繋いで、
 本日はミステリを御紹介いたしましょう。 テディちゃ、用意はよろしい?

「ふァいッ!」

 では、こちらを、どうぞ~!



            ―― キミ 犯人じゃないよね? ――


 
 著者は林誠人さん、荒井修子さん、加藤淳也さん、小川みづきさん、
 ノベライズは古沢保さん、’08年6月に発行されました。
 この御本は、’08年4月~6月にテレビ朝日系で放送された
 金曜ナイトドラマ『キミ犯人じゃないよね?』を小説化したものです。

「ふむふむッ、それでェ、ひょうしがァ、おしゃしんッ、なのでスねッ」

 そうですね。
 ドラマで主演したおふたりが、表紙を飾っておられます。

「びなん~&びじょ~でスッ♪」

 ルックスはいいけれど刑事としての腕は『?』のお坊っちゃま宇田川くんと、
 推理作家を希望しつつもアルバイトに忙しいさくらちゃん。
 毎日のようにふたりの上にふりかかる事件は……

「じけんはッ?」

 黄金の《お約束》。

「……ふァァ??」

 ステレオタイプというのでしょうか、
 犯人はこいつだ!と読み手にはすぐ解けてしまうような、
 一見すると『軽い』『明るい』『わっかりやすい』ミステリ。
 ですが、そのぶん、周到な仕掛けや遊びがあちこちに施されています。

 各話ごと、
 今度はさくらちゃん、どんなバイトしてるの?
 お坊っちゃまはどこでコケるの?
 この犯人はどんな奇行を見せてくれるのかな~?
 と野次馬的興味は尽きません。
 これぞ連作ユーモアミステリのあるべき形!でしょうか。

「だめでスよォ!
 はんにんッ、たいほォ、するのでス!」

 御安心を。
 がさつで?がめつくて?がっちりしてる?さくらちゃんの推理力は
 毎回律儀に発揮されます。
 逮捕の手柄はお坊っちゃまに譲り、いえ、高~く売りつけ、
 順調に銀行残高を増やしているようです、が。

 さくらちゃんにも、気になることがあるんです。
 事件に係わっていると、時々見えてくるこの映像は、
 いったい何を意味しているんだろう……?
 昔の、あたしがチビの頃の記憶の映像、みたいなんだけど……
 どうしてか、はっきり思い出せない……?
 なぜだろう?

 断片的な記憶を突合せ、さくらちゃんは自分の過去を凝視します。
 記憶の封印を解く鍵は……うん? 現在捜査中の事件の中に?!
 
「がんばれェ~さくらちゃんン~」

 小説化にあたり、やや変更が加えられているそうですが、
 TVドラマを見たことがある御方も、見たことがない御方にも、
 楽しく読める連作ミステリです。
 
 それにしても、
 鑑識官の柴田太郎さんが、主役の二人より光っているように感じるのは
 気のせい、なんでしょうか……。

「えッ? かんしきのォ、おじさんッ??」

 ミステリ好きさんは柴田さんの検証を!

「ほわわァ?」 
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