【上海】天地一家

租界建築の立ち並ぶ外灘。





上海の代表的なスポットですよね。

1842年の南京条約を受け開港した上海に、
イギリスが租界を設けたのが外灘の始まり。
20世紀初頭には各国の企業や金融機関が相次いで進出し、
「東洋のウォール街」とも呼ばれたんですって。





黄浦江を挟んだ対岸が、有名なこの浦東の景色。

この日は雨こそ降っていないものの、
空がとても低く感じる曇り空。

右端にうっすらと見える穴の開いた建物が、
森ビルが手がけた地上101階建ての超高層ビル
「上海環球金融中心（ワールド・フィナンシャル・センター）」

あまりにも高層過ぎて、
少しでも曇ると展望台からは何も見えないらしいです。
わたしも「昇っても何もみえません」と言われ断念しました。泣





今日ご紹介する「天地一家」は、
外灘６号３階にある広東料理のレストラン。

この外灘６号は、中国通商銀行として1893年に竣工された
外灘の中でも最も古い建物のひとつです。




店内は黒を基調に、とてもシックな雰囲気。

北京にある本店は料理雑誌で
2007年度ベストレストラン50に選出された有名店です。


メニューを見ても品数が多すぎてよく分からなかったので、
コースをオーダーして全てお任せでお願いしました。

小さなポーションでとにかく沢山でてきたので、
じゃんじゃん紹介してきますね！笑





前菜ですが、デザートともお料理ともつかない味わい。

どこかで食べたことのある食感だなぁ、と思って尋ねてみたところ、
「梨」との答え。
そうそう、梨だ！

赤ワインでコンポートしてあります。





はすにもち米が詰めてあるのだけど…
この、赤いソースは何だと思う？？？

正解は、いちごジャムです！





卵の黄身の部分は、からすみ風味。

からすみ＋卵黄、なのかな。





メロンやキウイ、トマトを使ったサラダ。





えびと卵白を炒めたもの。





青梗菜のソテー

ミニ青梗菜がとてもかわいい。





ボイルしたアスパラに甜麺醤でコーティングされたくるみがトッピング。





酢豚

色がとても鮮やか。





ふかひれスープ

ふかひれ大好きです。
ふかひれもどき、でなくてうれしい♪笑





ロブスタースープ

すっごい、濃厚！
この一皿でバケット１本いけちゃいそうです。





焼きビーフン

ほんのりスパイスの効いたカレー風味。





上海焼きそば





小龍包





焼き小龍包





緑茶のムース





マンゴープリン



以上！！笑
読んで下さった皆様、お疲れ様でした。
それにしても、相当な品数ですねー。

でも、どれも少しずつなので少人数には嬉しいです。
中華っていうと、
“大人数で行かないと楽しめない”イメージがあるでしょ。


窓からは黄浦江と浦東の景色が一望できるの。
わたしが伺ったのはランチでしたが、
きっとディナーは夜景が見えてもっと素敵なはずです。

この立地にあって、ランチは100元程度～、
ディナーは300元程度～、とお値段もリーズナブル。

「おしゃれな上海」を堪能できるレストランです。



「天地一家」
場所：地下鉄２号線「南京東路」駅から徒歩１３分
　　　外灘６号３階
営業時間：11：30～16：30　18：00～22：30