ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

二人の敵

2015年07月23日 | 子どもの観察

三者面談が終わってのふくふくの言葉です。

「二人の敵がいた」

若い敵(担任)とおばあさんの敵(私)らしいです。

 

本人が気づいているかどうかわかりませんが

ふくふくは今岐路に立っています。

 

思えばふくふくの17年の人生は

人の踏み固めた道を通る人生でした。

 

長女のむしむしは、長女だからと言うことの他に

持って生まれた個性で

道なき道を歩んできました。

 

「その道は危ないんじゃないかな~」

と言う親の言葉にも時々しか耳を貸さず

また踏み込んだけれど余りにも道が厳しくて

途中で断念したこともありました。

 

ふくふくはむしむしが踏破した道の中で

比較的安全に歩けそうな道だけを通って生きてきました。

 

それが習い性になって、

むしむしの踏み固めた道以外でも

友だちや知人が踏み固めた道のみを選んでいたように思います。

 

受験勉強に関しても、

むしむしは独自のルートを開拓しました。

学校の先生や親の私たちが

「そこ通るのは無理じゃないの?」と思っても

開拓者の勘が「これは行ける!」とひらめいたのでしょう。

親から白い目で見らながら通った道で

思わぬ武器を手に入れたりもあったようです。

道なき道を歩いてきた者だけが到達できる目的地だったのかもしれません。

 

たどり着いた先は決して楽ばかりではないようですが

冒険には危険はつきもの!

それも含めて楽しくやってるようです。

 

もちろん?

ふくふくもその道を通ってみたくなったようです。

でも、安穏な道だけを通って来たふくふくには

その道を通るだけの武器や装備はありません。

 

そして今岐路に立っています。

ふくふくの行きたい先はまだ方向だけしかわかりません。

目の前には確実にかん難辛苦が待ち受ける険しい道と

今まで通って来たのと同じ比較的安全な道があります。

 

ただ比較的安全な道の行く末は

わくわくもしなければ、どきどきもしない。

方向は同じなんだけど、

ふくふくが思い描く目標の地とは違う場所になる可能性が高いでしょう。

 

かん難辛苦が待ち受ける道は

ふくふくが思い描く目標の地につながっている確証はありません。

それでもこの道を行くことは

ふくふくの人生にとって非常に重要なことにように感じています。

普段は結果主義の私ですが、

今回ばかりはプロセス主義です。

 

若い敵もおばあさんの敵もふくふくと同じ年頃に

かん難辛苦の道を通って来ています。

そして通って来た者だからこと言える

「この道を通るしかない」と言う忠告。

二人は敵ではなく、本当は味方なのは

ふくふくもわかっているんだと思います。

 

後は踏み出す勇気と突き進む覚悟。

あ、それからそれを続ける持久力・・・

(結構いろいろ足りない物があるね)

 

うっかり筆(キーボード?)が乗って

物語風になってしまいましたが

要は

「夏休み以降は今までのやり方を捨てて

一心不乱に勉強しろ~」

ってことなんですけどね。

そう書いちゃうと普通だしね・・・(笑)

 

そしてふと浮かんだ「若者たち」

君の行く道は果てしなく遠い

だのになぜ歯を食いしばり

君は行くのかあてもないのに

 

数か月後、

私がこの歌の大人のような気持ちになれますように!

(え?最後お祈り?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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4 コメント

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Unknown (ぽぽんがぽんきち)
2015-07-24 00:42:45
下の子が「人の踏み固めた道をとおる」って、そのとおりよね~それに、高校までは結果もプロセスもあまり選択肢がないからね。
人生の先輩はふくふくちゃんが失敗しない道を教えてあげようとしているのに、自分で通ってみたい道に行ってみたいんだろうね。敵が二人、分かれ道に立っているって感じ?

「若者たち」かあ。
私の下の子のテーマソング?はセカオワの「Play」。
テーマ的には似てるかも。


Unknown (tata)
2015-07-24 11:11:32
高校3年生は本当に初めての人生の岐路だよね~

去年を思い出すとホントせつなくなるよ。
子供ががんばってても成果がでなかったりという姿を
ただ見てるしかできないつらさ。。。

また会っていろいろ話たいね~!
Unknown (chabonosuke)
2015-07-25 09:53:51
>ぽんきちさん
下の子は要領がいいんだけど、冒険心が足りないの・・・
だからどうしても、安全な楽な方を通ってしまう気がします。

うちのふくふくふくはザ下の子って感じなんだよ。

ふくふくにとっての大学受験は数少ない独自の道を行く機会。
二人の敵は、難しい方を通るように
三者面談中圧力をかけてたんだけど、
どうだろう・・・
のんびりおっとり育って(育てて)しまったので
楽なほうに逃げちゃう予感が。

「PLAY」検索してみたよ。
「ここじゃないどこか」本当に行って欲しいよ。
村人はこないけど、今回の二人の敵が「頑張れ」って叫ぶと思うんだけどね。
Unknown (chabonosuke)
2015-07-25 09:58:10
>tataさん
tataさんちの辛い道のりは途中まで聞いたけど
その後はきちんと聞いてなかったね。
近々じっくりと聞かせてね。

うちのふくふくは
「頑張らないから成果が出ない」
ってことになちゃいそうで、まず頑張るところからだよ・・・

本人は「頑張ってる!」って思っていても
今回の二人の敵から見ると
「は?それで?」
みたいなね。

この夏が「本当に頑張る」を勉強する期間になるといいです。

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