株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

割安とか議論しても意味はない

2017-08-16 14:01:28 | 株式投資
北朝鮮リスクを受けて相場は軟調だ。業績に比して割安という見方があるが、この程度の中途半端な水準で割安とか議論しても意味はない。現状の相場ではそういう尺度で動く投資家はごく一部に限られ、短期投機筋の思惑による需給で株価が動いているというのが実態だ。膠着が続いただけに短期筋にとっては絶好の売り仕掛け局面である一方、積極的な買い手は不在だし今後も出てきそうにもない。どこで下げ止まるか読めないが20000円を挟んで長い間膠着していたがもともと上を買う材料がないだけに、売られ過ぎから多少戻してもさらに上がることは考えにくい。個人的には余資の殆どを株式で保有しているが、近い将来株価が上がるとは考えておらず、上がれば儲けものぐらいの感覚だ。目に見える環境好転がない限り膠着往来が続くとみるのが妥当だろう。
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