「資格検定情報センター」準備事務局より

各種資格・検定の情報を分析し、信頼性の高さや疑問点の有無を報告します。

大学と市が共催する検定(西宮検定)

2008-10-27 22:21:55 | Weblog
ご当地検定といえば各地の商工会議所が有名ですが、大学と市の共催というあたらしい形の検定もはじまりました。
四択問題五十問。関学の学生がゼミ活動の一環として作った検定試験のようです。

兵庫の関西学院大学は関東では知名度があまり高くないのですが、「カンセイガクイン大学」と読みます。
大阪の関西大学は「カンサイ大学」。
どちらも関西の人気大学です。
関西学院大学は青山学院大学、関西大学は明治大学に似た印象です。

<神戸新聞の記事>
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0001541377.shtml
神戸新聞>阪神・北摂記事>阪神・北摂(2008.10.27)
■初の西宮検定に170人 芦屋検定は上級編も 
真剣な表情で難問に挑む受検者ら=関西学院大学上ケ原キャンパス
「甲子園球場のスタンドが禁煙になったのはいつ?」「芦屋の牧場で製造されていた牛乳の名前は?」。西宮、芦屋の両市で二十六日、地域の名所やゆかりの人物について問う“ご当地検定”があり、市民ら計二百七十人が参加した。地元愛の深さが試されるとあって、受検者はみな真剣な表情。主催者が厳選した問題に頭を悩ませていた。(小川 晶)
 関西学院大(西宮市)の上ケ原キャンパスで開催された「西宮検定」。同大と市の共催で、初めて実施した。
 問題は、同大の講座「地域フィールドワーク西宮」を受講した学生が考案。「灘酒」「西宮えびす」「甲子園」の三つのテーマを柱に、四択問題五十問が出題された。
 受検者らは、開始直前までテキストを読み返すなど、緊張した面持ち。午後二時、開始の合図とともに、十三-八十歳の百七十人が一斉に問題用紙を開いた。
 「『宮水』を発見した人物は?」「『十日えびす』の別の呼び名は?」など、テーマを深く掘り下げた問いがずらり。写真の並べ替えや、正しい記述の組み合わせを選ぶ入試のような出題もあり、「難しかった」と苦笑いする受検者もいた。同市南甲子園三、会社員藤井亮介さん(33)は「(合格ラインの)七割に届いたかどうか微妙。作り込まれた問題ばかりで楽しかった」と話していた。
 一方、今年二月に続き、二回目となる「芦屋検定」は、芦屋市民センター(同市業平町)など二会場で開催。新たに設けた上級編に、愛知県から参加した人もいた。
 両検定ともに、合格者には後日、合格証などが送付される。
(10/27 10:20)


<参考>
西宮検定(西宮検定学生実行委員会)公式ブログ
http://ameblo.jp/nishinomiyakentei/