Cellologue

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バッハ、バイオリン・ソナタ集を聴く

2017年02月23日 | 今日聴いたCD
ここ数年CDを聴く機会は少なくなった。僅かに聴くのはバッハだけである。そのバッハも、チェロと比べ、バイオリンは聴くことがほとんどない。
今回、CDプレーヤーを替えた際、偶々、試聴の中に入れたのがこのCD。ほとんど聴いたことがないのでこの機会に聴いておこうと思ったのはうそではない。聴いていないCDで試聴するのもどうかと思うが、今回、ようやく日の目を見て、改めて、その良さを感じたのである。

この盤には、ソナタと通奏低音付きソナタが収められているが、あの、ソナタとパルティータとは対照的に、多くが屈託のない曲想を持っていて気分を和ませてくれる。特に、BWV1021は幸福感そのもののようだ。通奏低音のチェロがバイオリンを優しくも力強く支えているのが印象的である。聴いていて幸せな気分になれる。束の間だが(笑)。バイオリンのレイチェル・ポッジャー(1968- )は、決して過剰にならず、やや抑え気味な演奏だが、音自体に生き生きと語らせていて、それがかえって気持ちの良い音空間を作っている。どの曲を聴いても飽きることはない。

トレヴァー・ピノック(1946- )のハープシコードは堅実で落ち着いた音で空間を満たしている。バイオリンは生を歌い、やはりこの楽器はこのような楽想、喜びを表現するのに適した楽器なのだと感じ入る。また、この曲を書いたバッハの心境などを考えていると試聴が試聴でなくなってくるようである(笑)。

J. S. Bach: Sonatas for violin and obbligato harpsichord, Sonatas for violin and continuo. BWV.1014-1019, 1021, 1023, Cantabile from sonata no.6 ver.2 Bwv.1019a. Rachel Podger(vn), Trevor Pinnock(harpsichord), Jonathan Manson(v.da gamba). recorded in 2000. CHANNEL CLASSICS. CCS 14798.


ソナタ・ト長調BWV1021をVoices of Musicの演奏で。ポッジャーとは趣を異にしますが、こちらも心温まる演奏。
J.S. Bach Sonata for Violin BWV 1021 Original Instruments
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