Casa de Celia

iHasta la victoria siempre!

カストロ議長と・・・キタ━━━(゜∀゜)━━━━!!

2006-02-10 | Cuba(きゅーば)

 お気に入りサイト『反米嫌日戦線「狼」』にて、死ぬのはやつらだ様ご指摘の 「96年に革命家カストロも偽宗教家池田大作に折伏されていた!」 との件につきまして、私なりの雑感をば

 えぇ、確かにSGIは早くから中南米に目をつけてました。南米ウルグアイあたりにSGI信者がゴマンといるという話を小耳に挟んだことがあります。
 SGIにとって無神教社会主義国キューバで歓迎を受けたとなれば、他の中南米諸国の信心深い人々に対して宣伝効果絶大であったでしょう。
 一方キューバですが、1996年といえばソ連・東欧社会主義圏崩壊で貿易がストップしていたドン底の特別期にあたり、大金持ってやってくる客人は熱烈歓迎であったことでしょう。また、ローマ法王を迎えたことで、キューバ国がキリスト教徒にある程度受け入れられたのと同様、SGI信者が少なくない近隣の中南米諸国からの理解を得られれば、というネライもあったのではないかと。
 この辺が、アメリカと対峙して生き残るコツというか、カストロ究極の寝技というか。ぶっちゃけ「キューバらしさ」とも言えるわけで・・・。
 そんなこんなで、両者の利害関係がバッチリ一致しちゃった、ということなんじゃないかと思います。

(以下「死ぬのは」様のペェジより)

イカほどの金をお布施から払ったのか?

 独裁者という点で意気投合したのか、カストロと大作。「長生きするには創価学会文化会館に用意されている大作専用のヒノキ風呂に女性とともに入浴するのが一番」といったとかいわないとか……池田SGI会長・対話の十字路写真秘話(16) キューバのカストロ議長 (聖教新聞2006/2/5)  1996年6月24日キューバ政府所有機がSGI会長を迎えに来たカストロ議長は、ある創価学会の献金に目がくらんだ西側首脳から池田SGI会長に会うべきだと勧められたという。これが一つのきっかけになった。 キューバは大国アメリカと対峙している。そのときもキューバを取り巻く国際情勢は厳しかった。しかし、ノーベル平和賞を取るという大作の野望仏法者には反米も反キューバもない。

 お互いが「金平和のため」という一点に立てば、対話の橋はかけられる。
           ・・・【中略】・・・

 また、後にカストロ議長は述べている。「池田会長との出会いは、私に大きな感動を与えてくれました」「池田会長も革命家であり、日々、民衆の尊敬のために戦われています」。

(引用おわり)

  キューバの外交をウォッチして感じるのは、よく言えば寛容、悪く言えば無節操なところがありますね。国家であれ個人―つまりエセ宗教家、ペテン師であれ、キューバに対してさえ害悪にならなければ、そこそこの付き合いはするようです。
 極端な例ですが、昭和天皇崩御の際、半旗を揚げて喪に服した唯一の社会主義国ですから。
 国との関係で言えば、キューバは毎年、国連人権委員会で「キューバ非難決議」採決という試練にさらされます。アメリカか「アメリカの息のかかった第三国」が提出する恒例の決議案ですが、ここで、キューバは反対表明してくれる国を1つでも2つでも増やさなければならないという切実な立場にあります。
 余談ですが、日本にあるキューバ大使館でも、この決議案が提出される春先になるとさまざまな取り組みを行っています。キューバがどんな国かを理解してもらうため、レクチャーをするイベントを開いたり手づくりCD-Rを作ったりと、いろいろやっています。少人数でよく頑張ってますよ。キューバの資源は「ヒト」だと彼らは言うけれど、本当にそう。
 残念ながら「ポチ」政権ははどこまで行っても「ポチ」なわけで、日本のキューバ大使館の努力はほとんど報われてませんけれどね・・・(過去1回くらいは賛成に回らず「棄権」してくれたっけかな?)
 SGIとの関係については、例えばSGI出版部門から発刊されている「太陽の使徒ホセ・マルティ」という本があります。キューバの代表的な偉人ホセ・マルティについて、ホセ・マルティ記念館館長と池田氏が対談しているだけの「ほんとーにつまんねー」本ですが、この中で池田氏は例の如くホセ・マルティをキューバともどもガンガン持ち上げてくれちゃってますね。こういう人物を拒絶する理由はキューバにはないでしょう。その上、狂信者から集めたお布施をキューバのために供出してくれるなんて。そりゃもう「フィデル、か~んげき~」でしょう。
 ご指摘のキーワード「金と平和」というのは、ある意味、その通り。
  カストロ議長個人は高潔で自尊心が高く、シロクロをハッキリさせるご性格だと思いますが、キューバの元首ともなれば、地政学的・経済的・外交的に、相手を選ぶ余裕はないんじゃないでしょうか。
 こうした柔軟な(ちょっぴり無節操な)外交こそが、あの地理的条件で独立国家として生き残るための、また自国民を餓死させないための知恵であり、また平和外交というものの一つの側面ではないかな、と私は思います。
 こういうことが出来るフィデルに、私は本当の強さと理性と・・・・それに愛・・・を感じます。
 アタシ結構じじ趣味です、はい。

 蛇足ですけど・・・ボヤキとして書いてしまおう。

 ただねー、「読み違え」もあるんですよね。こんな「バカ」と付き合ってたらキューバのために絶対ならんぞ、という。
 エセ宗教家もスレスレですが、これもねぇ、ちょっとねぇ~。 
     ↓
  森前総理にキューバ文化功労章授与 駐日キューバ大使館で厳粛に行われた式典を通じてオルランド・エルナンデス・ギリェン駐日大使より日本国前総理大臣森喜朗氏に「キューバ文化功労章」が授与された。
 キューバ文化大臣はこの叙勲を通し、両国の文化を豊かなものとし両国民間の友好を深めた森氏の両国関係・文化交流への貢献を讃えたいと望んだ。エルナンデス大使は前総理の両国文化交流発展への貢献と、今年日本が特別名誉招待国となった音楽祭「クバデイスコ2005」に日本からの幅広い参加が得られるよう森氏が積極的・決定的な協力をしてくれたことを評価した(以下省略)。


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1 コメント

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何もわからんのに言うな (s.s)
2016-11-28 22:32:59
どうせ人の噂程度の情報で語るな。