瑞原唯子のひとりごと

フルーツバスケット14巻

もうなんていったらいいんだろう。カレカノのときもそうでしたが、こういう話を読むと平静ではいられません。もうぐっちゃぐちゃ。依鈴は負の部分を背負っている感じはすごくしてましたが、ここまでだとは思ってなかったです。春との話も、なんか、悲しすぎます。でも、春がいてくれただけ、少しは幸せだったのではないかと。いや、でも、それさえも…。もう何も言葉が出てきません、今は。うーん、落ち着いたら何か書くかも。

ちょっと落ち着いたので追加。

「親に愛される事は間違ってるみたいだ」とヒロに言われていたけれど、リンがそういう言い方をしてしまうのはすごくわかる気がする。間違ってると言いたいのではなく、そういう世界を突き放したくなるのではないかと。自分が求めていたけれど、手に入らなかったもの。まぶしくて、うやらましくて、でもそれを素直に認められなくて、気持ち悪くて、拒絶したくなる。

親に「いらない」なんて言われて、ボロボロに扱われて、逃げ場もなくて、子供はどうすればいいんだろう。大人であれば、自分の力で逃げることもできるけど、子供にとっては家がすべて。逃げようもない。ただひたすら黙って殴られて、嵐が去るのを待つしかない。抵抗なんてできやしない。つらいよ。私もそうだったから。

でもリンには理解してくれる人がいただけ、少しは幸せだったのかも。私なんかは毎日死ぬことばかり考えていたけど、どうせ命を投げ捨てるのならリンのように大切な人の幸せために使った方が幸せだ。とはいえ、悲しすぎるけれど。すがるだけじゃなく、本当に相手のことを考えての行動。痛々しいほどの自己犠牲。でも春が望んでいるのはやっぱりリンと幸せになることだと思うのですよ。

何を考えているのかわからない紫呉ですが、ときどきいいことを言いますね。「もっと 素直に甘えればいいのに……。大切なのはその後だよ。いつまでも甘えたままでいるのか、それとも……」親に素直に甘えられなかったリンは、甘え方がわからなかったんだと思う。甘えるのが怖かったというのもあると思う。でも、透にすがって泣いたリンを見て、ほっとしました。透はやっぱりすごい。ただの偽善者だったら、リンが心を開くはずないですもの。「出しゃばります!」とはっきり言い切った透。昔の透だったら考えられなかったけれど、そういう自分の意思を持ってきたというのも応援したいと思う。

透の閉じられた扉の方も気になりますね。リンは自分と同じ何かを感じとったのでしょうか。壊れる前に、透の扉を開ける人間が現れてくれることを願います。でも、なんかすごいことになりそうで怖いのですけど。

翔と真知にもいろいろ背負うものがあるのですね。兄妹っぽいなとなんとなく思っていたけれど、本当に兄妹だったとは。真知の今後も気になるところ。話をじっくり聞いてあげる人が必要かな。

邪悪シンデレラは楽しみですね! 果たして夾に演技ができるのか?! 花ちゃんはセリフを勝手に創作したりしないのか?!(笑)。透のいじわるな継姉も楽しみです。南さんたちも浅はかですねぇ。いくら役の上でいじわるやったって、それで由希が失望するとも思えませんが。しかも、自分は継母だし(笑)。

透にお母さんを求めていた。リンも由希も…ってことですか。幼い子供の頃、いちばん必要だったのに、極端に足りなかったから、理想の母親像に近い透にそれを求めてしまっているのですね。でもふたりともそれだけではないように思うのです。うーん、どうだろう。夾は違う感じですね。母親というより、大切な女の子として見ているように思います。

フルーツバスケット 掲示板

ランキングに参加しています

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アニメ・マンガ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事