マサル君のエココラム

中央印刷会長の日常をつづったブログです。

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1. 日帰りで行ける日本の秘境 十津川村訪問記

2007年10月15日 | Weblog
「イヤですネ 草花採って ゴミ捨てて」
十津川村の沿道の看板より




大阪から車でたった3時間でなんと日本の秘境といわれる奈良県十津川村に行けます。電車・バスで行きたいところですが十津川村までは電車バスと乗り継いで片道4時間くらいで行けますが、目的地「せせらぎの里」へは日帰りではムリです。
道中の道は奈良県大塔村から以南は、一昔前まで“崖から車で落ちたら何年も発見されず、発見されても車を曳き上げることが出来ない。」とまで言われていたほどの秘境でした。
交通が不便な分、現在も自然環境の破壊が他の県に比べると少なく、嬉しいことに今も自然がいっぱいです。
私は趣味の渓流釣りでここ10年近く、毎年数回訪れますが、その間新しいダムや農道の工事は1つもなく十津川村自身が日本の秘境として自然を大切にする気概を感じます。
それが県道425号線の芦ノ瀬川沿いに掲げられた十津川村生活環境会議作成の看板の雰囲気にも現れているような気がします。
谷瀬のつり橋から40分ほど行くと目的地の「せせらぎの里」に着きます。経営者の前倉さんに6月8日(金)取材をしてきました。前倉さんは今年70歳で、大野で生まれ育ち、若い頃は山林の仕事をされていましたが、40歳になった30年前の当時では、養殖はとても無理だといわれていた渓流魚のアマゴの養殖に挑戦し、雨後の水の濁りや酸性雨のため、何度も幼魚を死なせるなど苦労を繰り返しながらついに数年かかってようやく養殖に成功されました。
地元の旅館に卸しながら、「せせらぎの里」となづけた川原でお客に炭火で串刺しのアマゴを焼いて食べてもらっていただけでした。現在はこのような山小屋風の建物を手作りで建て室内に囲炉裏をあつらえ、現在ではアマゴ寿司・アマゴ鍋・アマゴのあらい等独自のメニューも豊富になってきています。
 自宅は川を挟んで向いの斜面にあり、川原の斜面にはまさにパーマカルチャーデザインされたような畑と果実林が広がっています。お客さんにはこの畑で採れた新鮮な野菜や数年前から始めたシイタケ栽培小屋で出来た新鮮なシイタケとともに振舞われます。



広葉樹から針葉樹へ
前倉さんへの取材の中でこの日本の秘境といわれてきた十津川の自然の変化を聞きましたら、先ず1番目は山の色が年中青くなったといわれました。それは前倉さんが子供であった60年くらい前の山は原生林でトチ・ケヤキ・クヌギなどの広葉樹が多かったので、四季毎に山の色が移ろいでいたが、今は杉・桧の針葉樹の植林が多くなって山の色が年中青く、自然の一番の変化は山の色だそうです。これは地元で生まれ育ち70歳を迎えられた人にしか気の付かないことだと感心しました。

ここ数年アマゴや岩魚がだんだん釣れなくなってきていますが、原因は餌になる広葉樹の葉に付く虫が、少なくなったせいだそうです。海の魚は山が育てると言いますが、渓流魚も山の樹が育てていたのですね。日本中の里山でシカ、イノシシの被害が多発していますが、十津川も同じでシカ、イノシシに加えカモシカまでもが里の畑を荒らしにくるそうです。日帰りで行ける京阪神からの日本の秘境に1度でかけて見ませんか?

「せせらぎの里」予約要
奈良県吉野郡十津川村大野(前倉様)
TEL07466-2-0128
自宅TEL07466-2-0366
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1 コメント

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必ず行きます。 (吉田由美)
2010-05-04 22:36:59
記事と写真をみて明日にでも行きたくなりました。こんな近くにこんなにも豊かな自然があるなんて、感動しました。

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