まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.724 登録有形文化財巡り・たつの編

2017-04-24 10:30:40 | 文化財
おはようございます。


プロ野球が始まってそろそろ1ヶ月、どうしちゃったんでしょうかねえ日本ハム(F)、最下位街道まっしぐらです。どうしちゃったんでしょうかねえ楽天(E)、首位を独走してますやんか。で、本当にどうしちゃったんでしょうか、オリックス(Bu)・・・。まあまだ始まったばかりです、この先はどうなるのかは神のみぞ知ると言ったところでしょう、でも楽天(E)は頑張ってほしいなあ、もし優勝したら梨田監督はパ・リーグ3チームを優勝させた名監督になってしまう、ネタになる監督から名監督へ、さて、どうでしょうねえ~?









たつのの旅はこの前の山陽電鉄網干線各駅巡りでちょっと中途半端な形で終わったはずでしたが、忘れてた、登録有形文化財巡りのほうを。この走りの中でもいくつか文化財を見つけることができました、今回はつけたしとしてその模様をお送りしていきたいと思います。
まずはたつの市の揖保川に沿う所にある民家、道からは外壁の一部しか見ることはできないがその重厚そうな造りからして地元の有力者の住処だったと言うことがうかがえる。文化財のページを見るとその場所にはたくさんの文化財を示すマークがついている、広い家のあらゆる場所が文化財に指定されていると言うことだ。主屋、外壁、門、蔵、庭などそれぞれが一点の文化財として指定されているが、中には脱衣場や便所までが指定されている所があるが、プライベートに関わる場所まで指定されるとおちおち生活もできないんじゃないかと思ってしまう。












揖保川の西側にはたつのの古い町並が広がっている、それについては前にここでも紹介しました、今回この地域で巡った登録有形文化財は2件、ともに醤油に関係のある所でした。写真1枚目~5枚目にあるのが「ヒガシマル醤油」の醤油資料館、そして道を挟んだ所には製造蔵があった工場の後らしき建物、そう言えば川を渡る手前には大きなビルの製造工場がありました。下4枚の写真も元は醤油の製造工場の後らしき建物で、今は資料館やイベントの会場となっている様子、ここは龍野城址に近い所にあり、狭い道が何本も交差している所だが、その道沿いにもいくつか醤油の製造蔵があり、古き良き時代の雰囲気を漂わせている。でもやっぱり今は大量生産の時代、機械化が進み以前に紹介したような大きな工場でも製造が主流になって時代からは置かれていったと言う印象も。しかし先代の為した功績を残していくのも大事なこと、その偉業を忘れないようにと言う意味でも文化財に指定されたと言ったところでしょうか。










室津へとやって来てここでの文化財は写真1枚目~4枚目にある2件、ただしこれは国の登録有形文化財ではなくたつの市指定の文化財となっています。国指定、市指定、町指定と文化財にもいろいろとあるのですが、何か区別されるべき領域みたいなものがあるのでしょうか。自分(一人称)は室津の町が好きだしここの古い町並は国の登録有形文化財に値するものだと思うのですが、何か選定する人の意志によるものでもあるんでしょうかねえ・・・って言う話になるとどうしても『空から日本を見てみよう』での飛鳥寺と阿部文珠院の話を思い出してしまう、自分の寺で保存されている仏像が国宝に指定されたことを嬉しそうに語る阿部文珠院の僧侶、一方の飛鳥寺の歴史的にも名高い飛鳥大仏は一旦国宝の指定を外されて重要文化財に甘んじている(この表現が正しいかどうかは分からないが)。建物において国の登録有形文化財の場合は重要文化財に甘んじていると言う印象はないが、国指定と市町村指定となるとどうしてもその差を感じてしまう。
下3枚の写真は網干にある、こちらは国の登録有形文化財である民家、文化財巡りの中で面白いのはこういう何もない感じの町に突然と言った感じで現れるところにもあります、室津のように古い町並が連なっている所にはないのにね。自分(一人称)のイメージの中には網干と言う町は海が近くて工場が多くて電車の終点の駅があって・・・と特にステレオタイプのようにしかイメージの湧かない町だったが、国道をほんの少し入っただけの所にはこの民家を中心にして結構古い町並も展開している、イメージにとらわれてはいけないと言うことです。たつのにはもうしばらく行くことはないと思いますが、今回時間の予定ですっ飛ばした姫路市内などにもたくさんの文化財があります、今回の旅はやり残し感がたっぷりと残ったので、このGW期間中にでも行けたらいいんですけどねえ~、と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち


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