まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.902 旧京街道は淀川に沿って

2018-02-14 06:43:02 | みち
おはようございます。














昨年の暮れに枚方から京街道を走った記録と、正月に神戸まで走った記録を合わせ技と言う感じでお送りしています、今回はその2回目、前回は京田辺から枚方市へと入りました。写真2枚目にあるように東海道53次が京の三条大橋で終わった後も道筋は大阪まで続いていて、枚方はその中での宿場町に当たる所となっている。旧街道の雰囲気が漂う町並が長く続き、鉄道や車が多く走る道路、市の中心部に密集するビルなどに囲まれてその部分だけが時間の動きが変わってしまったかのよう。町並は国道170号線が通る所で一端途切れるが光善寺付近は落ち着いた小さな寺内町と言う感じで、また旧街道の雰囲気が漂う町並となる。とりあえずここまで進んできた道が京街道に当たるわけだが、そのうち家並は途切れ淀川へと突き当たる、街道らしい道も見当たらないので淀川の堤防に沿う道へと上がって行く。











淀川沿いの堤防の道は一応自転車道らしくなっていて広く見晴らしはいいが風が吹きさらしになって肌寒い、空は薄曇りで陽の光はあるもののあまり暖かさは感じられない、走りやすそうな道なのでここは快調に進んで行くこととしよう。堤防は右側、川に沿う方は公園になっていてそちらにも道がある、一方の左側は大小二つの台形が重なったようになっていて、今走っている道の一段下にもうひとつ、下の台形の上底に当たる部分が舗装されてない道のようになって続いている。この道のようで道でないような所が旧京街道に当たる・・・と何かの街道歩きの番組で話していた、道は川沿いにあるので町並はほとんどないまま下流へと進んで行く。淀川は見晴らしが良く大阪市内のビル群が薄っすらと見えている、往時の旅人もここから見える度の終点となる大阪の町に思いを馳せてこの道を歩いていたのだろうか・・・。










上の方で川沿いの道は走りやすいと書いているのですが、実はこの道は結構走りにくくて快調に飛ばしていても途中でゲートにぶつかってしまってストップをかけられてしまう。写真3枚目にある黒柳徹子の頭みたいなゲートや下から2枚目にある半円状のゲートが走りの邪魔をするかのように立ちはだかっている、実はこの黒柳ゲート内でゲートを回している時に泥除けを飛ばしてしまい、奈良に帰ってくるまで気づかなかった、最近外れやすくなっていたので気をつけるべきだったがやっぱり恨めしい気分は収まらない、何でこんな走りの邪魔をするものを設置してくれるんやろか~、まあ愚痴を言っても仕方ないんやけど。淀川は大きな川なので向こう岸が遠い感じがするが、枚方~守口間では橋がいくつか架かっていて、その中には有料道路の橋もあるが自転車は渡ることができるので左程不自由さは感じない。その橋の中でもメジャーなのが近畿自動車道、中環、大阪モノレールが並行している鳥飼大橋、川の向こうは『なるみ岡村』でもよくネタにされる摂津市、地味な市だと言われて始まった摂津市ネタだったがいざ掘り下げてみるとなかなかどうして、いろいろと話題を提供してくれる町でした。自分(一人称)は親戚や知り合いの家が摂津市にあったので割と行ったこともあって、そんなネタにされるほどの町ではないと思っていたのですけどねえ、むしろ今走っている淀川の南側の門真市や守口市の方が地味な感じもするのですが・・・と言ってしまうと地元の人はそんなことはないと反論したくなることでしょう。旧京街道は鳥飼大橋から少し行った所で淀川沿いから離れて守口市の中心地へと差し掛かって行く、地味ィ~なイメージがあると書いてしまった守口市ですが、旧街道はなかなかいい風景を見せてくれることになります。さてと、今回も時間となったようです、その模様は次回と言うことでまた気楽にお越しくださいませ。          まちみち