まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.772 泉南の旅(1)・加太

2017-07-04 08:23:05 | ふうけい
おはようございます。












南海加太線各駅巡りを終えて加太の町並へとやって来ました。海はさっき磯ノ浦で見たとは言ってもやっぱりここからがいよいよ本番と言う感じです、早速行ってみることとしましょう。加太駅前から県道を進むと道が直角に右へ曲がる所に写真1枚目にある道標が立っている、その先には真っ直ぐに細い道が町中を貫くように続いているのでそちらへと入って行くことにする。旧街道の雰囲気が漂う古い町並が軒を為す通り、写真3枚目にある道標が立っている所で曲がり角となって細い道を抜けて行くと港町らしい雰囲気のある町並へと風景は変わっていく。古い町並は更に続いていてそのまま進んで行くと淡島神社へと行くことができるがその前に、友ヶ島行の定期船の乗場へと行ってみることとする。














と言うことでその乗場は道に案内の表示があるのでそこを入って行く、写真1枚目、2枚目にある赤い橋は県道65号線、加太港に沿って淡島神社まで通じているメインルートはこの後通ることに決めている。そんなわけで定期船乗場にやってきたわけだが、だからと言って友ヶ島に行くわけではない、あくまでも乗場がどんな所かを見に来ただけ、自転車を載せることはできるらしいしいつかは島を巡ってみたいとも思っているが、果たしてそれは何時の事になるのやら。友ヶ島と言うとまあまあ関西の皆さんならこんな島だとかこんな施設があった島だとか知っていることだと思うが、自分(一人称)がこの島で興味があるのは子午線が通る日本で一番南の地点であると言うこと、その表示があるとのことなのでそこはぜひ一度訪れておきたいと思っている。まあここで言ってしまえば有言実行をモットーとしている自分(一人称)のこと、そのうち行くことだと・・・まあ交通費との相談としておきましょう。さて、淡島神社前へとたどり着いて穏やかに波が押し寄せてくる紀伊水道の風景を眺める、神社の写真は?ってまあそれはいいでしょう。ここからは県道65号線を走って加太の港町を後にすることにする、休日の御前だと言うのに車がたくさん列を為して止まっている、イベントが開催されているらしくたくさんの人が会場に集まっている、魚を焼いた匂いもしてきて思わずフラリとなりかけてしまうが、ここは理性を保って先へと進んで行くことにする。










和歌山市内から走って来た県道7号線との合流地点へと差し掛かりここからは岬町を目指して走ることになるが、この道が引き続き県道65号線となっている。道は進行方向左手側に海を見ながらまさに快走と言った感じ、と行きたいがカーブとアップダウンの繰り返し、でも海の風を感じながら走るので苦にはならない。しかし海から離れると山へと入って行き峠越えの結構きつい上り坂が待ち受けている、そこを上り切ると大川トンネル、結構距離の長いトンネルを抜けると見通しのいい景色が広がり海へと突っ込んで行きそうな下り坂となる。ここで峠を越えたわけだがまだ和歌山県、県境へとは至っていない、アップダウンは更に続き大川港では突堤で釣りをしている人の姿も見える。さあ、いよいよ和歌山県に別れを告げる場所へとやってきた、県境(とは言っても片方は大阪府、大阪の人はこう言われると気分悪い?)と言うと峠の頂上とかを思い浮かべてしまうが、ここは特に何のアップダウンもない平坦な所、そこに突然と言った感じで境界線を迎える。上を見上げると大阪府と和歌山県を表示する看板、そのちょうど下には写真5枚目にあるように旧国名を掘った石碑が海を背にして地味ィ~に立っている。
大阪府に入ったらもう平坦な道だろうと思ったら、ここからがまたアップダウンの連続、海を離れて山の方へ入って行くとそれほどきつい上りではないが最後の写真のバス停にある中の峠を通り過ぎる。ここを通り過ぎると後は下り坂、カーブを左へと曲がると民家が見え始め、その向こう側には工場の厳つい感じの煙突が見えている。そんなわけで岬町へとやって来たわけですが、ここからは南海多奈川線、南海本線各駅巡りをベースに登録有形文化財巡り、泉南地方の町をいろいろと巡りながら北へ北へと、とりあえず行ける所まで走って行きたいと思います。さあ、どこまで行けることとなるでしょう、その模様についてはまた次回でのお伝え、またお付き合い願えたらありがたいことです、今回はここまでとしておきましょう。         まちみち