The Smiths と Morrissey

スミスとモリッシーについて。

The Smiths との出会い

2017-03-19 15:46:31 | 音楽
スミスとの出会いは数十年前に遡る。高三の冬、ある人にカセットテープを貰った。Aztec Camera や Style Council 、Talking Heads のなかに、" William, it was really nothing "が入っていた。緻密で流れるようなギターに乗って、のびやかな歌声、夢見るような曲だった。一緒に入っていた " Ask " も気に入った。The Smiths ─聞いたことがないバンドだった。

繰り返しカセットでスミスを聴き、なけなしのお小遣いを持ってレコード店へ行った。見つけたアルバムを買い、レコードとワクワクした気持ちを胸に抱えて帰宅したのを覚えている。
レコードに針を落とした後の衝撃。
ドラムソロから入って始まったメロディー…今まで聞いたことがない音楽だった。緻密で繊細な、タペストリーのようなギター、短調と長調を行ったり来たりするような曲調、伸びやかで柔らかく、ときに力強い歌声、心をぎゅっと掴まれ、不安なような、切ないような不思議な快楽がそこにあった。
深緑の表紙に、仰向けに横たわり両手を胸に置いた青年の姿が浮かび上がっていた。その上にピンクでTHE SMITHS 、 The Queen Is Dead の文字があった。

Queen Is Dead ─女王は死んだ、というタイトルは日本の片田舎に住む女子高生にはよく分からなかった。このバンドがいるイギリスという国、その国の若者たちの苦しみをスミスが代弁しているということは随分後で知ることとなった。
ただその時の私はまた直ぐにレコード店に行ってMeat Is Marder を買おうと決心していた。

冬休み中自分の部屋で寝転がり、天井を見ながらThe Smithsの世界に浸り続けていた。




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