コーヒーのすすめ

ちいさな頃のわたしの夢は、ちいさなコーヒー屋さんの、ママになることでした。

さんかくいろの、しかっけい

2017-05-20 | 人生に小説を

 

 

   先週の日曜日に、おとなこどもの友人たちの音楽会に、顔を出してきた。
   あいかわらずぶっ飛んでいる友人たちで、使う器はありえないものを器にしてるし、奏でる楽しみも、ありえないむちゃくちゃな色。
   感動することばかり。
   理詰めの息苦しい日常から自分という存在が細切れに解体されて、初夏の風に溶け込むかのような、ふしぎな感覚を味わった。

   友人の口癖を、ここに記しておこう。

   「こどもには、法律なんてない。こどものこころは、無法地帯だ」

 

   久しぶりに、小川洋子さんの講義を聴講した。
   心がわけもなく震えた。わたしが書くことができないのは、書く理由がないからではなくて、書くだけの偶然を、まだ手にしてないだけなのだ。勇気が湧いた。

   

  海で色とりどりのサンドグラスと、貝殻と、漂流物をたくさん拾った。

  波にさんざん洗われて、すっかり摩耗した素材たちを使ってコーヒー屋さんの表札を作りはじめた。海を描くのだ。
  コーヒー屋さんに置くのは、海に関わる二冊の小説。あとは自分が書いた童話と絵本。

  お客さんが来ても来なくても、わたしのコーヒー屋さんはずっとここにある。

  ただ静かな海を眺めながら、自分の書いた本を手に、コーヒーをゆっくり飲もう。

 

 

 

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