話の扉

一級建築士 野積基子所長のブログ

白井晟一展

2010-10-05 21:15:51 | インポート

群馬県立美術館で「白井晟一展」が開催されています。

1960年~80年頃に活躍された建築家です。

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白井 晟一(1905~1983)

銅造りの長男と生まれましたが

12歳の時父が亡くなり

姉の嫁ぎ先である 日本画家の元に引き取られて

京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)に入学します。

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幻想的な空間で創られています。

群馬では現存している建築が

旧松井田町役場 (現在資料館)があります。

高崎市 知宵亭(ちしょうてい)  岡源 

もう一つ、今は無いのですが 前橋の愌乎堂です。

連続丸い型の手すりや格子が特徴的な意匠です。

もともと 哲学の専攻から建築家になったので

設計コンセプトが建築学科からの建築家と

発想と少し違う気がして

それがまた新鮮です。

当時はCADなんてものは無く

図面のすべてが手書きでした。

紙がだいぶ痛んでいましたが

展示されているたくさんの図で

立面図のすべてが図面というより

絵画ですね。 ここまでの表現になると これは 芸術です。

現存している建物を早めに見ておきたいです。

とりあえず、東京の松淘美術館(渋谷区)へ行く予定です。

11月3日まで

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帰り、公園内に

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いました。

欅の木もずいぶん大きくなりました。

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