話の扉

一級建築士 野積基子所長のブログ

この1枚の絵が観たくて・・・

2017-03-27 15:14:14 | 建築
大川美術館 企画展に行ってきました。

この1枚の絵が観たかったのです。
上村松園の絵はいつ見ても繊細で
美しいです。
髪の毛1本1本細筆で丁寧に丁寧に
描かれています。
松葉で髪の毛を描いたこともあるらしいです。
この絵がどうなのかわかりませんが・・・・

じっくり見れば見るほど
緊張感か伝わります。
   
先日、
松園モデルの小説、宮尾登美子の『序の舞』の
700ページに及ぶ長編小説を読んでから
また一味も二味も感性と創造が加わり
有意義な鑑賞となりました。

同じくこの企画展で
伊藤深水の女性画は肌温度を感じる絵でした。
(モデルはほとんどが奥さん)
最後の美人画家と言われています。