おやじの・ひ・と・り・ご・と

残り少ない我が人生、愛猫、趣味の事など気の向くまま記録しておこうと思っただけ
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地震の津波?を空撮

2010年02月28日 21時28分32秒 | 高がラジコンされどラジコン

 2月27日午前3時34分(現地時間)、南米チリ中部でM8.8の大地震が発生。
即日チリ国家非常事態局は300人を超える死者が出たと発表。
死者数はさらに増える恐れがあると付け加えた。
今日のTVNESでは800人を超えたと伝えられている。

現地で犠牲となられた方々には心より哀悼の意をささげ、お見舞い申し上げます。

 気象庁は太平洋沿岸に津波警報、一部日本海側に津波注意報を発令。
特に青森県太平洋沿岸と岩手県宮城県には、北海道南西沖地震による奥尻島津波から17年振りの大津波警報を出した。( 3m以上の津波予想の場合、大津波警報になる )

大きな被害が出る事を心配していたが、一部地域では冠水などの被害、交通機関の乱れもあったようだが、人的被害がなかったのが不幸中の幸いか。

 私の住んでいる地区では13時30分に1mの津波が来る事が予想されていた。
自宅は太平洋に面する海岸から200m程しか離れていない。
海抜は4~5m。少しは心配をしたが湾でもなく津波が増幅される事もないだろうと楽観視していた。

予想時間が近づき海の様子が気になったが海岸には近づけないので、自宅近くの空き地からラジコンによる空撮機を飛ばして撮影を試みた。

結果的には津波があったのか画面からは海面の様子は分からず気休めに終わった。

  ( 拡大可能 )
   28日13時45分の白老町虎杖浜。


 
    右上は登別沖。


 
   14時20分頃の様子。室蘭方向に延びる国道36号。


 
    15時10分頃。左上は苫小牧沖。

 空撮関連記事 [ 1 ] [ 2 ] [ 3 ]

 

 


チェリーが・・・

2010年02月14日 17時31分57秒 | 愛犬のこと

 チェリーが昨日からご飯を殆ど口にしなくなった。
2週間ほど前から食事をすると吐くようになり、あれほど好きだった散歩も行きたがらない、と言うより歩くのが困難になったようだ。

 昨年3月末に腕の付け根に出来た腫瘍の摘出手術を受けた。
手術後細胞を完全に取り切れなくて、将来再発の可能性があると言われていた。
その後は手術が嘘のように元気になり、散歩に出ても走り回るほどだった。

 8~9月ごろ、前と同じ場所に腫れが出てきて再発が確認された。
さらに体中にいぼの様な、体を撫でると手にざらざらと感じる物が出てきた。
さくらの時と同じだ。
獣医の診断は体中、内臓にまで転移しているようだとの事。
推定14~15歳の高齢犬なので、再手術は体力がもたないと言われていた。

 それでも年が明けて1月初めまでは食欲もあり、外に出ても元気に走り回っていた。
今月に入り急速に体調不良になり、坂を転げ落ちるように体力が落ちて来ていた。

 一昨年あたりから櫛の歯が抜け落ちるように家族が減ってゆく。
犬も猫も高齢になって来ているのだから、仕方ないと言えばそうなのだが・・・

 何もしてやれない自分が歯がゆく苛立たしく、つくづく自分の無能さが悔しい。



                     


ちゅうじ

2010年02月13日 09時33分14秒 | 愛する猫たち

 奈良に行っている間も気になっていたちゅうじ。

その間も妻から逐一報告を受けてはいたが、常に頭から離れた事はなかった。
旅立つ前から比べるとかなり回復はしているがまだ不安は残る。

 吐き気が止まり食欲が出て体温も正常値近くまでは上がっている。
しかし毎日薬は飲ませているが、血液検査の結果は肝機能、腎機能の数値があまり良くなっていない。
年齢が年齢なのでこれ以上改善するのは難しいようで、現状維持ができれば良いのかなと思っている。



ちゅうじの得意技、手をいっぱい広げておねだり、催促の時のポーズ。
これが出ると少しは良くなって来てるとは思うのだが。


この時は体調が良いみたいで、表情も良く目力もあるが・・・


ちょっと辛そうな時もある。体調に波があるようだ。


体調が良くない時はケージから出てこないで寝てばかりいる。


ちゅうじの特別食。色々変えては出しているがあまり沢山は食べない。


ちゅうじももう15歳。人間の年齢に換算すると88歳になる。
体調に変化が出るのはやむを得ないとは思うのだが・・・

 今まで24匹の猫達には分け隔てのない愛情で接して来たつもりだが、やはり最初に家に入ったちゅうじには特別の思いがあるのは正直なところ。
この家からちゅうじが居なくなる事は考えられないし、また考えたくもない。

 永遠に一緒に居て欲しいと思うのは我がままだろうか・・・

         
 このブログを見て頂いている方から、ちゅうじの事を心配して沢山のメールを頂きました。
早くにブログで近況をお知らせしていたらと猛反省をしています。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
そうして励ましのメールをありがとうございました。
        


奈良での一週間

2010年02月10日 22時02分46秒 | 旅行

甥の結婚を祝うため奈良に行って来た。

久し振りに飛行機に乗ったが、関西空港着陸までの2時間30分、手に汗握る緊張の連続だった。
搭乗当日2日は曇ってはいたが風が弱く、気流を乱す積乱雲も無く安定した飛行だったが、地上に足が着いていないとやはり不安だ。


千歳空港出発ゲートより。
墜落した時に機長に文句を言わなければならないので?写真を撮っておいた


関空着陸30分前、関西上空 。下に見えるのは大阪湾。
離陸時の上昇、着陸時の下降が一番緊張する・・・と言うより恐怖を感じる瞬間。
着陸体勢に入ったら電子機器のスイッチを切ってくださいとのアナウンス。
デジカメもだめだとの事・・・
デジカメも電波を出すのかな?と疑問を感じたが、自分が乗っている飛行機だから迷わず即OFF!!




関空から奈良の弟のマンションまではバスで行くと連絡しておいたが、空港に着いてみると到着時間を知らせていないのに、1時間以上の道程を車で迎に来てくれていた。
昔から努力家でやさしい弟だった。
空港からマンションに向かう途中、車窓から平城宮の朱雀門が見えた。
(下は後日連れて行ってもらった、雨の夜のライトアップされた朱雀門)


平城宮跡発掘の後復元された平城宮。
今年奈良は平城遷都1300年祭で数多くのイベントが企画され賑わっている。 
                        [ 平城遷都1300年祭公式サイト ]



結婚式、披露宴は京都のウエスティン都ホテルで行われ、式の前日はホテルに一泊。
食事は好き嫌いの多い私には有難いバイキング方式。
これも弟夫婦のやさしい気遣いだった。
宿泊した部屋からの眺望は素晴らしく、京都の街が一望でき夜景がとてもきれいだった。

                                [ ウエスティン都ホテル京都のHP ]



式当日は天気に恵まれ、全員でホテルのバルコニーに出て、プロのカメラマンが俯瞰撮影をしてくれた。初めての経験、なかなか良いアイディア。
カメラマンが「一緒に撮ってあげますよ」と私の持っていたデジカメでも撮ってくれた。




式が終わった翌日から帰る日まで、奈良市内を色々案内してくれた弟夫婦。
その内のひとつ、豆腐料理で有名な「天平倶楽部」で食事をした。                                      
豆腐だけでこれだけの数の料理が出来るとは・・・
湯葉なるものを生まれて初めて食べた。(写真の桶に入っているのがそれ)
上品な味でとても美味しかった。

                                  
店舗に併設された泉水式庭園。なかなか風情のある庭だ。

                                [ 新・大和料理 天平倶楽部HP ]



昼食の後は東大寺見学。


大仏は高校生の修学旅行以来。50年以上前の事・・・もう記憶に無かった。


大仏殿の柱に穴があり、潜り抜けられると健康に過ごせるそうだ。
そりゃそうだろう、メタボは抜けられないから当然とは思うが・・・
しかし果敢に挑戦して引っかかり、抜けられなくなる”おばちゃん”が多いとか・・・
当然私は引っかかるので最初から諦めた。


大仏殿の屋根の下で雨宿りをする鹿さん。
馴れていて傍によっても逃げない。
お土産に”鹿のフン”を買ってきた。




東大寺見物が終わった後のティータイム。
奈良公園に接した趣のある店。大きな企業の研修所か保養所の後を利用した店らしい。
店名は思い出せない・・・
皆で抹茶を注文。出てきたのはコーヒーカップの大きいような茶碗、生クリームが入ったどら焼きのような茶菓子。
和洋折衷?でもおいしかった!
残念な事にあまりにも楽しくて話が弾み、出てきた抹茶を撮るのを忘れてしまった・・・


弟の所の初音ちゃん♀16歳。(ちょっとおデブなおばあちゃん)
最初は警戒されていたが、帰る日になってようやく抱っこさせてくれた。
私の家で猫を飼うようになったのは、初音ちゃん0歳の時に姪が連れて来たのがきっかけ。
それまでは犬を飼っていたが、子猫の初音ちゃんがあまりにも可愛かったので猫派にもなってしまった。


初音ちゃんの子供ななえちゃん♀13歳。
最後まで気を許してくれず、そっぽを向かれたまま・・・


帰りの飛行機から。青森上空を通過、津軽海峡、函館が見える。

 20年振りに会った甥は想像以上に心身ともに逞しく成長していた。
お嫁さんもとても朗らかな人で、きっと笑いの絶えない明るい家庭を築く事だろう。
私も兄も子宝に恵まれず期待をしていたが、ここまで立派に育て上げた弟夫婦に、心からご苦労さんとありがとうの言葉を贈りたい。

 今回は7日間、弟夫婦の所で世話になった。
息子の結婚で気疲れしているところに長居をしてしまった。
毎日の食事の用意、街の案内と更に心身ともに疲れた事と思う。
また会える日が来るか分からないが、良い思い出となった。
もう思い残す事は何も無い。
弟夫婦には本当に感謝をしている。

 私が持っている唯一の自慢できる事、それは弟。

          (旅の疲れと膨大な写真の整理ですっかり更新が遅れてしまった