時計、眼鏡、櫛を求むるははそはのいのちのはなびらひらきゆく順
処女(をとめ)なりし母の矢絣まとふとき少年兵のごとき水仙
あかねさす紫の衣(きぬ)買ひくれぬわが生涯の色とさすべく
さはさあれ母よみがへるよろこびは忘るまじきよ全天星座
ははそはを抱きて時の波こえむその余の恋は恋にあらなく
(ははそは 水原紫苑 短歌3月号)
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角川短歌の3月号を図書館で読む。グラビアページで紫苑さんが、矢絣の着物を着ておられる。
本を積み上げた和室に座る写真もあるが、ご自宅だろうか。後ろのダンボール箱に「ぽんかん」の文字が見える。懐かしい夢の世界のようだ。
処女(をとめ)なりし母の矢絣まとふとき少年兵のごとき水仙
あかねさす紫の衣(きぬ)買ひくれぬわが生涯の色とさすべく
さはさあれ母よみがへるよろこびは忘るまじきよ全天星座
ははそはを抱きて時の波こえむその余の恋は恋にあらなく
(ははそは 水原紫苑 短歌3月号)
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角川短歌の3月号を図書館で読む。グラビアページで紫苑さんが、矢絣の着物を着ておられる。
本を積み上げた和室に座る写真もあるが、ご自宅だろうか。後ろのダンボール箱に「ぽんかん」の文字が見える。懐かしい夢の世界のようだ。