我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「多分、こうなる」

2017年04月13日 | 日記

慢性的な金欠病による
単に経済的な理由だけでなく、

昔に比べてこのところ、
モノ(物 あるいは、者)を
大事にするようになった訳は

一つに、
永年、慣れ親しんだ
深い愛情や愛着。

一つに、
取り替えできないほど
他に類のない優れた仕様と
使い勝手の良さ、相性の良さ。

一つに、
過去、不遜な言動により
周りに与えた不快へ
の反省。

一つに、
失くした時に気付く
哀しみや悔しさ
失意からの回避。

そして、
20年前に購入し、以来、
ぞんざいに扱ったばかりに
満身創痍で、先月4日、
大分の工房に送り出した
愛器D-35がある。


そのリペア(修理)の
経過画像がメールで届いた。



外れてしまったギターの
表板と裏版をボディに固定する

硬質プラスティックの
バインディング取り付け工程。

 

 

両板終了 

 

取り替えた真新しい白の
バインディングを成形後、

最初からの
ネックのバインディングや
弦のトップやエンドの支え、

ナットやサドルの色の違和感を
無くす為に、
着色・塗装を行い、

ギター全体の色バランスを
整える行程が待っている。
 

全リペアが終了し、
我が家へ帰ってくるのは
 今月末からGW近くの予定とのこと。

「弘法、筆を選ばず」

の対極に 

「下手な芸人の道具集め」。

やたら道具に拘(こだわ)る癖に
自分の芸が下手であることを棚に上げ、
上手くならない理由を、道具のせいにする

という諺。
 

間もなく、J-50とD-35が
我が家に揃う。

名器が2本揃っても尚、

「相も変わらず、下手です」

とは 、恥ずかしくて
言い訳もできないが、 

もっと、恥ずべきは、

凝りもせず
道具を大事にしないこと ・・


いつか、誰かがきっと
言う 

「これは、生前に
下手の横好きみっちゃんが
弾いていたギター だよ」

「みっちゃんは結局、死ぬまで、
ギターは上手くならなかったけど、

粗末にしたことをずっと悔やんで、
死ぬまでギターを
大事にしてたんだって」

「ほら、J-50とD-35が、
『みっちゃんに会いたい』って。
今日も泣いてるよっ」 


時が過ぎて、何年か経ったら  

「Maybe, this happens」

多分、こうなる。 


愛は人々の内で
眠ったままらしい

僕のギターが
すすり泣いている間も

ホワイト・アルバムの
オリジナルを探したが
(著作権関係で)見つけられず、 

探したのが、本物と
寸分たがわぬ素晴らしい、
ビートルズのカバーバンド
The Beatsの

多分、初登場

「While My Guitar Gently Weeps」 

  

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
待ち遠しそうですね! (西村正弘)
2017-04-16 18:43:22
お久し振りです。
D-35もうすぐご帰還のようですね、どんなになってくるか楽しみですね。
帰ってきたら、また、ジャムしましょう!
ありがとう! (ロバ)
2017-04-16 19:32:45
西村さんへ

二つのコメント、ありがとうございます。

西村さんは、自分の仰ったことを
今は、忘れているかも知れませんが、

西村さんのその一言が、
今の私のギターに対する想いの背中を
押していただいております。

それは、「上手くならないでも弾くこと」
そんなニュアンスの言葉でした。

何時のことになるかわかりませんが。
D-35が間もなく、我が家に帰ってきます。

その節は、クマさんを交えて、是非!

最後に、西村さんへ、
小さな、小さな声で、





「愛してます」

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