我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「優しい気持ち」

2016年11月27日 | 日記

ただの偶然の話。

昨夜、休日の早めの夕食を
済ませたら2階に上がり

「アパートの鍵貸します」を選び、
秋の夜長を一人、
映画を鑑賞することにした。

映画は1960年に製作された、
ビリー・ワイルダー監督の
マンティック・コメディだが、

そこで
思わぬセリフと出くわし、
偶然とはいえ驚いた。


ジャック・レモン演じる主人公は、
上司連中の不倫の場として
自分のアパートを提供しているのだが、

ある時、主人公の恋する人
(シャーリー・マクリーン)が
上司の一人と不倫関係に
あることを知り、ショックを受けて
バーで自棄(やけ)酒を喰らうのだが、

そこに
レモンに関心を示した女が近づき

「夫が捕まってハバナにいるんだけれど、
カストロが恩赦を与えてくれないから
会えなくて寂しいの」

とレモンを誘ってくる。

このカストロというのは、
25日に亡くなられた、

1959年に
キューバ革命を成功させた
フィデル・カストロ氏
前評議会議長のこと。


本当にただの偶然ではあるけれど
「アパートの鍵貸します」の
1960年当時のアメリカの世相を
垣間見ることが出来たのは、
その、ただの偶然の賜物である。


映画はコメディながらも、
社会に対する辛辣なメッセージが
投げかけられ、当然、
政治への風刺も多い。


常日ごろ
政治への無関心派、いわゆる、
ノンポリを貫いてはいるのだから、

そんな輩が
発するべきではないが、

政治と、それを担う政治家の
質に落胆し、時にノンポリは
憂国の志士と化すも屡々(しばしば)。
 

止めよう!

ただの偶然の話から
嫌な政治の話は、もう止めよう。


折角「アパートの鍵貸します」で、
一夜明けてもまだ冷めやらぬほどに、

優しい気持ちになれたのだから。


昨日の土曜日に出来上がった
「ガーデンレストラン・スターダスト」
の 鉢置台下と玄関ドアのラティス。

「スターダストの鍵貸します」


「アパートの鍵貸します」
テーマ曲
 

"The Apartment"

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