ナチュラルキャピタリストのブログ

地球環境問題を切り口にした諸問題解決をライフワークとしている筆者が、独自な視点で語ります。

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「再生可能エネルギー」は誤訳でしょう!?~言葉の定義をはっきりさせよう!

2010-04-22 20:43:02 | 日記
日産のカルロス・ゴーンCEO、別に好きではないが、彼が日産に来た時の第一声が、

「まず言葉の定義から始めよう」

であった。言葉の定義をはっきりさせなければ、議論も噛み合わず、時間のロスは計り知れないという意味でゴーン氏は言ったと思うし、筆者もその通りだと思う。

地球環境分野でも、言葉の定義がおかしいものが結構あり、その言葉が一人歩きしているものが散見される。

その典型的な言葉が「再生可能エネルギー」である。

公式な解釈は、NEDO等のHPにもにも出ているので、ここでは特に述べないが、素朴な疑問で、「エネルギー自体が再生するのか?」と筆者は考えた。エネルギー自体が再生するのであれば、発電所など必要とせず、リサイクルして使えば良く、こんな夢のような話があるわけがない、というのは子供でも分かる。

ではなぜ、「再生可能エネルギー」なのか?どうも「renewable energy」という英語の直訳であるようだ。

英英辞典(OALD)で「renewable」を調べると以下の通り出てきた。

renewable

adj.

[usually before noun](of energy and natural resources) that is replaced naturally or controlled
carefully and can therefore be used without the risk of finishing it all:

「(is) replaced naturally」は「再生」と曲解しやすいが、「自然に置き換えられる」だ
けで、エネルギー自体が「再生する」とは一言も言っていない。

さらに、「(is) controlled carefully」は「再生」と曲解さえもできない。

英英辞典は欧米人が編集したもので、キリスト教の影響があるのであろうが、

人間社会>生態系

という筆者に言わせれば、傲慢な思想が入っていて、英語自体が間違いではないか?

決定的なのは「can therefore be used without the risk of finishing it all」で、これは、「全てを枯渇する危険性がなく使うことができる」である。

さらに、renewable energyの英和を引いてみると、英和なので確かに「再生可能エネルギー」と出てくるが、その注釈として「理論上、無尽蔵に利用できる自然エネルギー」とある。

まず「再生」という言葉とその注釈の「無尽蔵に利用できる」が合致していない。非常にロジックが苦しいと筆者は考える。

次に何故、注釈に「理論上」とわざわざ付け加える必要があるのか?理論づけするのは人間であるので、

人間社会(科学技術等)>生態系

という、これも傲慢な発想である。

筆者の考えでは、

「資源の枯渇なしに持続可能に利用できるエネルギー」

が正しいか、少なくとも一番近いと考える。

さらに、地熱エネルギーはこれにさえも該当しない、と筆者は考える。

要は「資源が枯渇しないこと」と「エネルギーが再生すること」は全然別物であり、全く話にならないということである。

尚、逆に「再生」という言葉を広辞苑で引いてみたが(詳細は省略する。)、「無尽蔵」とか「枯渇しない」という意味は全く出てこなかった。

この「renewable energy」という言葉を「再生可能エネルギー」と和訳して定義した人間は、学者先生なのか?役人の方なのか?現状、筆者には分からないのだが、分かったら議論してみたいものである。
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