LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:ロサンゼルスは雨続き

2017-03-05 | Flight Log (機長)

雨が続き、Freezing Levelも低め。無理をすればIFRで飛べなくもなかったが、自家用運行で無理する理由などない。週末の天気予報は土曜日が雨で、日曜日が雨のち晴れ。日曜日にやっと飛べると思っていたが、天気予報が外れた。曇り、そして朝は雨。Freezing levelも低そう。しばらく空を眺めながら、空港で待機。しばらくすると、小雨が降るが、3500ft Brokenとなる。外気温10度、露点温度8度。VFRで雲に入らずとも飛べそうだった。

さっそく機体のカバーをはずし、入念にプリフライト、そしてエンジン始動。ゆっくりタクシー、暖気する。プリフライトの時に気づいたが、ブレーキディスクのサビが気になった。ブレーキングしてピカピカにしないと。十分に暖気、そしてランナップの後にRwy21から離陸することに。ランナップエリアから管制塔を呼ぶ。ビジネスジェットのFalconが、IFR hold lineで離陸待ちをしていたから。すぐにcleared for take offとなり、left downwind departureで離陸した。水溜りがある滑走路を走り出し、80ktでローテーション。久々のフライトは気持ちがいいが、ランディングギアと翼下面が汚れるなと思った。離陸後は左ターンし、ペンマーゴルフ場の西端でクロスウィンドターン開始。計器を確認し、油温油圧と燃料流量とも問題なし。CHTを見ると高めで、これは誤作動気味。念のためピッチダウンしてクルーズクライムに切り替える。

雲の下を飛ぶので、変なリフトがある。Frequency changeの前に、Socalにつなぐか?と管制官。Just a local flight to EMT, no needと私。この天気だと、軽いローカル飛びという機体は少ないのだろう。巡行出力設定は2400rpm, 20inch。ガタガタゆれ、しかもhead wind、前に進まない。でも、飛んでいられるのは幸せ。パイロットにとっても、機体にとっても。1500-2500ftでの外気温を確認するが、やはり6000-7000ftくらいでfreezing levelに入りそうな計算。ADDS Websiteの情報通り。以前のTEC IFRコースなら大丈夫だが、今のコースは5000-6000ftを飛ぶので、ちょっとばかりIcingが心配。やはりVFRで飛び続けようと決めた。

トーランスに抜けるか、エルモンテか考えたが、目視でも雨が降っているのが分かるトーランス地区は避けた。エルモンテ空港の西8マイルくらいで管制塔を呼ぶと、Right traffic Rwy19とのこと。3000ft brokenというceilingだが、南側に雲の空いたスポットがあり、光が差し込んでいた。ダウンウィンドに入ると、Citation1機が入ってきた。こちらはすぐにcleared to landとなる。ベースでフルフラップ、ギアを出してファイナルへ。変な風で、フルフラップじゃないほうがよかったかもと思った。ここでCitationからコールあり、Airport insight, cancel IFRと言っていた。すると、follow the Bonanza on final, enter left downwindと管制官。スペーシングは十分で、とくに急がず十分減速してファイナルを飛ぶ。ただ、着陸後、ちょっと強め目にブレーキをかけた。サビ落としの為。そしてtransient parkingへ。

ここでfuel truckを呼び、その間に機体拭き掃除。驚いたことに、こんな天気なのに虫が多い。翼前面は虫だらけ。リフトがあるからなのか? そうこうしていると、fuel truck登場。満タンにしてもらった。これ以上の遠出はせず、しばし機体の拭き掃除を続けた。前回のフライトと今回のフライトで、サビがめだったディスクブレーキはピカピカに。あと、LPS1を積んでいたので、ギア周りのグリスアップもした。小一時間ほど機体と戯れ、帰途につくことに。エンジン始動、Rwy19へタクシー、そしてランナップの後に離陸。

エンジンも温まり、機体も好調、気持ち良い離陸だった。Right Xwindで離陸し、1700ftでレベルオフ。2400rpm 22inchの出力設定で飛ぶ。IAS145ktくらいで飛んでいたと思う。静かで快適。あと、揺れてピッチダウンしてもyellow arcまで距離がある。Vaは130ktくらいだから、もっと減速したほうがよいのかもしれないけど。ローカルフライトで低空を飛び、揺れがあるときにはこの設定がベスト。2500rpmのかっ飛び出力設定だと、ちょっとリフトがあれば一瞬でYellow Arcに入ってしまうから。

ダウンタウン横でサンタモニカ空港管制塔を呼ぶ。straight in, Rwy21, Squawk 0234。そのまままっすぐ入り、ノーフラップで勢いをつけてファイナルへ。綺麗なラウンドアウト、超ソフトな接地が決まった。そしてノーズを持ち上げたまま滑走し、Atlanticの前まで来てやっと停止。ここからのんびりタクシーバック、駐機スポットへ。

再び機体の拭き掃除。そうこうしていたら、やっと天気予報通りの晴れ間が出てきた。西の空から雲が晴れ始め、夕日が差してきた。磨き上げた機体が夕日に照らされ、なんとも言えない光景。飛行機遊びは、飛んでよし、磨いてよし、眺めてよし。ローカルフライトながら全てを満喫した感じだ。

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