LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:幸運なActual IMC

2016-10-13 | Flight Log (機長)

この日は新しい車、テスラモデルSでサンタモニカ空港へ向かった。10年以上もSUVばかり乗り続けてきたので、モデルSの収納力に若干心配しながら空港へ向かう。機体カバーや小物など、飛行中は全部車の中に収納しておくので、前の車レンジローバーHSEは十分な空間に満足していた。さっそくボナンザのフルボディーカバーを剥がす。そして丁寧にテスラのラッゲージスペースへ。そして小物なども収納。十分に行ける! SUVほどではないが、さすがハッチバック。

すぐにプリフライトにとりかかる。そして機体に乗り込みエンジン始動、ランナップエリアへ。空を見上げると、海岸線から3−4マイル内陸寄りの空に2000-4000ftの高さの雲が点々としていた。何機かの離陸が続いてこちらの番。セスナ172のあとに離陸。海岸線で追いつき、下から抜く感じになった。向こうは訓練機、真面目にVy climbを実践しているのだろう。管制塔からはmaintain visual separationと言われ、その後frequency changeとなる。すぐに右ターン、Special flight ruleへ。目の前には雲。最初は大丈夫かとも思ったが、1機3500ftを飛ぶ機体があったので飛行継続。そのままLAXを越えていくと、3500-4000ftくらいの雲がトーランス空港上空にあった。これがLAX上空の雲に見えていたわけだ。そのまま西に向かって雲を避け、パロスバーデスまで抜ける。雲の横ではかなり激しく揺れた。しばらく雲を観察しながら海上を飛行。よく見ると、Tower Enroute IFRのレーダーベクターコースに雲が並んでいた。これはほぼ晴天の中、雲に入って遊べるかもしれないと思った。さっそくトーランスに降り、Tower Enroute Control Clearanceをもらうことにした。

トーランスのATISを取ると、Rwy11Lを使っている。ここでパロスバーデスポイントから進入することにした。1機先行するセスナ172があり、Rwy11Lに降りていた。管制塔は、can you accept 11R?とのこと。I can do 11Rと私。すぐに、enter base for Rwy11R, Rwy11R cleared to landと管制官。かなり揺れ、変な横風を受けながらファイナルを飛ぶ。海岸線でギアダウン、ショートファイナルでフラップダウン、いい感じに横風着陸できた。

ちょっと休憩した後、TEC IFR to Santa Monicaをリクエストした。そして、Rwy11Lまでタクシー。この日はクリアランスを貰うまで、そして離陸まで長くまたされた。クリアランス10分、離陸は15分くらいまったかもしれない。サンタモニカなみの遅さ。

Cleared to KSMO; after departure fly runway heading, radar vector, SLI, V23, POPPR, SMO125, SMO VOR, SMO 059, ELMOO, direct; 3000/4000ft 10min; 127.2, 470X

離陸する時には9ktテールウィンド。すでに29Rに戻したほうがいい感じ。ただ、いまさらクリアランス変更はいやなので、そのまま11Lをアクセプトした。離陸後、すぐにSocal departureへ。すぐにheading 030となる。ここでオートパイロットオン。CHTを気にしながら24inch 120ktくらいで上昇していると、climb 4000ft!と念を押された。Report 4000ftと管制官。しかたないので、25inch 2500rpm 105ktの上昇に変更。4000ftまで来ると、heading 310となる。ここでdirect to SMOとなる。すでにheadingはSMOに向いていた。狙い通り、ここで雲に突入。いただきますと雲に突入したのはいいが、大きさと形の割にひどい揺れ。オートパイロットオフ、ハンドフライに切り替えた。さらにSocal Approachからトラフィックアラートあり。Special Flight ruleの機体だと思うが、雲の中で見えない。雲から出ると、眼下はLAX。2500rpm 23inch 75F ROPといういつもの設定。IAS160kt, OST61F, 29.96の設定だと、Density Altitude 5003ft, TAS172.4ktと出た。LAXを越え、Socal 128.5へとハンドオフ。ここでheading 030へ。さらに135.05となり、final approach courseへとレーダーベクター。最後のheading 270, descend 3000ftは雲の中での旋回だった。これは最高に気持ち良かった。そしてheading 240, maintain 3000ft until established cleared for VOR-A approachと管制官。こんな晴れの中、final approach courseのインターセプトが雲の中なんて幸運過ぎる。雲を串刺しにしながら、SMO212に乗せる。すぐにサンタモニカ管制塔へハンドオフ。雲から出て、目の前に空港発見。管制塔から、cleared for visual, cleared to landをもらう。IAS145ktでファイナルを飛び、Fwy405の手前でギアダウン、ショートファイナルでフルフラップにし、良い感じに着陸した。

雲にも入れたし、新しい車のラッゲージスペースも飛行機遊びに十分なことがわかった。いい1日だった。

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2 コメント

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Unknown (タコ)
2016-10-14 12:22:03
前の記事読んで車変えると思ったので
レンジからモデルXだな!と思ってましたが
モデルSでしたか。
前回のLA出張でテスラの多さにびっくりしました。
日本では漸くチラホラ見かけるようになりましたよ。
Unknown (c2)
2016-10-17 00:03:47
>タコさん
Model Xもかっこいいですが、もうちょっとSUVらしく車高があればいいのにな、、と思ったのが購入に至らなかった理由です。大型バッテリーが鎮座しているので、どうしでも床が分厚くなり、Sports Utility Vehicle / SUVというよりホンダオデッセイのようなファミリーワンボックスのような雰囲気がします。で、ちょっとスポーティーな雰囲気のあるGT、Model Sを選択しました。思いの外荷物も入るので、なかなかいいですよ!

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