LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:他のボナンザが気になる

2017-04-03 | Flight Log (機長)

いつものようにサンタモニカ空港へ行くと、ちょっと光景が変わっていた。隣の駐機スポットにセネカが入っていた。いつも駐車スポットとして使っていたのだが、ちょっと不便になってしまった。そのセネカの隣りには、エドの所有するCherokeeが停まっている。滅多に動くことがないCherokeeなので、その後ろに車を停めることにした。カバーを外し、軽い汚れ吹き。とくにウィンドシールドは汚かった。その後、機体に乗り込みエンジン始動、ランナップへ。

Rwy21からはRight turn at shore line then special flight ruleと伝えた。緑の黄色の塗装のCessna172に続いて離陸。地上は無風に近いのに、500ftくらいから結構な揺れ、light chopからmoderate turbulenceの間。そのままSpecial flight ruleに入る。2400rpm 22inch 50-100ROPの設定で巡行。これでIAS153kt、Pressure altitude 3350ft OAT67度Fだったので、Density Altitude 4634ft  True Air Speed 163.9ktと出た。22inchまでスロットルを開けていたからだと思うが、なかなか優秀な数字。Yellow Arcまでも12ktあり、気流が不安定でも飛びやすい。最近は最高巡行速170kt以上にこだわらなくなり、TAS155ktから165kt出て入ればいい。TAS160ktくらいだとピッチも水平か1度アップくらい。2500rpm / 23-23.5inchの設定で一人乗りでTAS170-175ktだと、少しピッチダウン気味になる。そろそろボナンザS35を飛ばして150時間くらいだが、Density altitudeとpower settingで機体ピッチがどんな感じになるのか、感覚的に分かってきたと思う。

そのままFullerton Airportまで飛び、Rwy24に降りることに。空港北側の丘のせいで、低い高度でかなり不安定な気流。時折、左ラダーを使い切るような横風が入った。グラマンAA1なら、ラダーを半分も踏まずに済んだだろう。それくらいV tail Bonanzaのラダーは緩慢だ。Rwy24に着陸し、transient parkingへ。この日もカフェに寄ろうとするが、とんでもない混雑。新しいオーナーになってからサービスがよくなったが、おかげで超人気店になってしまった。ありがたいような、迷惑なような。しかたないので、ちょっとランプを散策。特に目に留まるのがボナンザだ。この日は自分以外にもV tailが1機いたが、おそらくV35だと思う。小綺麗なV tailは程んどがV35だ。生産台数が圧倒的に多い。かなり手が入っていて、Gap sealからエンジン冷却効果を上げる改造まできっちりやっていた。整備されているV tail Bonanzaは本当に美しい。A/G36と同じ顔を持つ、S35とV35は特に美しいと思う(個人的に)。

そんなボナンザ散策を終え、いつものようにトーランス空港に向かってみた。その前にちょっとだけパロスバーデスの海岸線を飛ぶ。トラフィックが多く、空中衝突も多い空域だが、やはり景色が綺麗、何度も飛んでいる思い入れのある空域。しばしマニューバーを楽しみ、トーランス空港ATISを取る。タワーの周波数に合わせると、日本人と思われるATCが多い。春休みなので、日本人飛行機乗りがSouth Bayに来ているのだろう。Point Farminから管制塔を呼ぶと、最初はstraight in Rwy29R、途中で29Lになる。十分減速し、ラウンドアウトは70kt。綺麗なノーズアップ着陸になり、フットブレーキングを要さずにTaxi way Dからタクシーアウト。

駐機スポットに停めると、隣りはA36ボナンザ。ありとあらゆるエアインテークアウトレットが改造されていた。非常に興味深い。左側はオイルクーラーかインタークラーのようなものがついていて、効率の良さそうな排出方式。その後ろには別のエアインテークが飛び出していた。オイルクーラーだろうか、それともターボによるカウル内の温度上昇を避けるための冷却用インテークなのか。あと、右側はNaca ductになっていた。プロペラの下のエアクリーナーにつながるインテークは、格子が取れていた。あと、エギゾーストが左型の1本出し。どういう構造なのか理解しにくいが、かなりアフターマーケットパーツが入ったターボボナンザだ。ちなみにWing tip tankも装備されていてた。オーナーがいたら話しかけたいなと思っていたが、待てどもオーナーは現れず。残念だ。ちなみに、IFRの履歴を見たら、200kt越えのフライトをしていた。

帰途につくことに。Rwy29Rからの離陸はStearmanに続いて。しかも、Wacoの前という、複葉機に挟まれて。離陸後はコンプトン横を抜け、ダウンタウンへ。さらにFwy10に沿って飛び、Cirrus に続いてSanta Monica Rwy21にstraight inとなる。いつもより早めにギアダウン、速度調整。さすがに機体が安定する。ノーフラップのままで着陸し、ラウンドアウトは95ktくらいだったが、強い向かい風もあっていい感じに減速。

いろんな意味で、今日もボナンザの良さを感じられたフライトだった。知れば知るほど好きになる。


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