LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:トーランスーサンタモニカの定期便

2017-04-25 | Flight Log (機長)

ADDSで天気を確認。午後からGustyになるようだったので、朝のうちに飛ぶことに。サンタモニカ空港に到着。カバーを外し、プリフライトインスペクション。機体が小汚いのが気になったが、飛んだ後に拭き掃除することに。エンジン始動、Rwy21へタクシー。Atlantic AviationからGulfstreamがタクシーしてきていた。向こう岸にはBelancaが離陸待ち。こちらはランナップエリアからTake off clearanceをもらった。Right turn at shore lineをリクエストした。ちょっとガタガタするが、雲の近くを飛んだときのような揺れ。現に2000-3000ftにはScattered/fewという感じの雲がある。パシフィックパリセイズでトラフィックアラートあり。雲が点々としており、VFRでのトラフィック回避はちょっと怖い。海岸線は雲が多く、内陸も程よい感じで雲が出ている。これはIFRを飛ぶに最適!と、エルモンテかフラトン、もしくはロングビーチかトーランスを目指すことに。で、結局はトーランス空港に向かった。離陸時に確実に雲に入れるから。ただ、VFRで雲を避けながら飛ぶのが大変だった。Burbank Class C airspaceの上を飛ぶには、VFRトラフィックが多い空域で雲が多いところを飛ばねばならず、ちょっと安全性に難あり。結局Hollywood Signに向かって東向きに3000ftで飛行し、ダウンタウンに向けて1600ftまで降下することでairspaceを避ける。ただ、サンタモニカ空港 VOR/GPS-Aの逆向きコースを飛ぶような形になり、ちょっと迷惑だった。サンタモニカ管制塔にはコースどりを伝え、120.1をモニターし続けた。

地上の気温16度で飛びやすい。3000ftをIAS163ktで飛行。外気温52F  Altimeter 3010だと、TAS172.5ktと出た。いい感じで加速していると、サンタモニカ管制塔からslow downとの指示。2400rpm 20inchの設定で飛ぶが、それでもIAS151-2kt出ていた。素晴らしい。かなり東まで飛び、ほぼエルモンテ空港のClass Dに入るのではないかという所で南下開始。やはりエルモンテ空港の上は雲が少なく、Actual IMCの時間はつかなそう。ロングビーチ空港のATISを取ると、Broken 5500ftとのこと。トーランス空港からのTower Enroute IFRだと、5000ftから6000ftでロングビーチ上空を通過する。つまり、雲に入れる。

トーランス空港のATISも5500ft Brokenとなっていたが、Stratus Westとも伝えている。海岸線には800-1500ftにBrokenの雲あり、いい感じだ。雲を避け、そしてロングビーチ空港のClass Dを避け、トーランス空港を目指す。Rwy29RへはBase entry、すぐにcleared to landとなった。ガタガタゆれるなかファイナルを飛ぶ。そしてノーフラップで着陸。Taxi C-A-E、そしてfuel pitへ。ちょうどErnstのCessna182が給油中だった。続いてこちらが給油。給油予定50ガロンとしたが、それでも満タン2ガロンくらい足りなかった。。大食いのボナンザ。

燃料も満タン、雲もいい感じ。さっそくいつもの定期便的なIFRフライト開始。もらったクリアランスは暗記してしまったいつものやつ:Cleared to SMO; after departure fly RH, LAX170, LIMBO, V64, SLI, V8, POXKU, V363, BAYJI, V186, DARTS, Direct; expect 3000/6000ft 10min after departure; departure frequency 134.9; Squawk 476X

ランナップはErnstのCessna182と、私、そしてその隣にG36 Bonanza。しかもG36ボナンザはtip tank付き。全員IFRだった。こんな日は皆がIFRで飛びたくなるようだ。離陸まで数分待ち。そしてRwy29Rから離陸となる。

すぐにSocal departureにつながり、turn left 130, 4000ftとの指示。左旋回しながら雲の中に入る。気持ちよく雲の上に突き抜け、旋回しながら127.2にハンドオフ、5000ftの指示。そして6000ft 090となり、intercept SLI VORとなる。ここでいやらしい感じの管制官で、what is your type of aircraft?と聞いてきた。BE35!と答えると、you are slow, doing only 90ktとわけのわからない回答。ちょうどいい感じの雲が目の前にあり、なんとか入ろうとVy Climbをしていたのだが、cruise climbに切り替えた。I can do fasterと返答し、110ktまで加速。SLI手前で6000ftへ。ここでもうるさい管制官で、headingを指示してきた。V64に乗ってない!というアピールだ。ノロノロ飛んでいたので頭にきたようだ。知ったこっちゃない。Cruise Climbのおかげで、雲に入っている時間が少なかった。V8に乗り、POXKUの手前でturn advisoryが表示される。いつも思うが、これは便利だ機能だ。Garmin GNS530Wのナビゲーションは優秀だと思う。

Socal 124.1, 125.5とハンドオフ。そしてBAYJIをめざす。テールウィンドが入り、GS170kt台後半まで加速。さらにBAYJIからは180kt台のGS。ちなみに、フルスロットル23inch強、2500rpm、50-100F ROP、OAT51F  Altimeter 30.09 IAS163kt、TAS180ktという計算。DARTSが近づいてきて、これはギアが出せなくなるなと思い、残念ながらスロットルを戻し始めた。135.5につなぐと、2,3分で4000ftまでの降下を指示された。オーロパイロットを使ったり使わなかったりしてきたが、ここからは完全にハンドフライト。さらにG530Wにradar vector SMO VOR-A Rwy21を入力。

いよいよアプローチ開始。時々雲を串刺しにする気持ち良いアプローチ。heading 255, 3000ftの指示、そしてすぐに240/3000 cleared for approach, contact towerとなる。ショートファイナルでギアを出したが、結構なアップダウンがあり、雲の外も中も低気圧性の揺れ。着陸はハーフフラップくらい。それでも制動距離は短かった。

フライトの後、汚れた機体を拭き掃除。雲に入ったので、ホコリが泥に変わっていた。グラマン時代ならこのTEC IFRのコースは飛ばなかったと思う。このボナンザだと丁度いい感じの長さだ。

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