地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

南海トラフ地震のメカニズムの変化

2016-10-01 05:29:27 | 日記
 南海トラフで地震が起きたときのCG画像が話題になっていますが、自分は、南海トラフ地震のメカニズムが変化していて、実は、すでに起きているはずのものが起きていないんだ、という考え方をしています。
 そこで、ここでは、そのお話をしようと思います。


 図1は、従来の南海トラフ地震のメカニズムです。
 もともと、ユーラシアプレートもフィリピン海プレートも、それなりの厚さを保っていましたから、そのまま圧力がかかった場合、その接点に力がかかり、境界部分で崩壊・すべりなどが起きていました。いわゆる境界型地震が起きていた、ということです。

 ところが、現在は、地殻が薄くなっています。その状態でプレート境界に圧力がかかると、プレート同士の接点ではなく、内陸部に力の逃げ道ができ、そこで崩壊が起きる、という現象になります。それを表したのが図2です。いわゆる熊本地震に始まる中央構造線地震がこれにあたります。
 ですから、本来、南海トラフで起きるべき地震が、内陸部の崩壊によって力が逃げてしまい、現状では、南海トラフなどのプレート境界では地震が起きづらい状況になっている、と考えています。

 そして、その現状を踏まえた段階で、南海トラフ地震の起きるとするならば、というのが9月9日の記事で書いたメカニズムなんです。
 ですから、現状では、南海トラフで地震が発生する場合、単独で地震が起きるよりも、中央構造線などで、大きな崩壊が起きたときとほぼ同時に起こる可能性が高いと思っています。
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