9月11日に四川省地震と日本の地震の関連を書きました。そのときに、山東省の浮力で四川省に圧力がかかるということでしたが、それを今回のマントルトモグラフィーで確認してみようというお話です。
今回の図は、かなりイメージ図に近いのですが、地殻の底部はだいたいこんな感じというふうにとらえてほしいと思います。
マントルトモグラフィーで見ると、この中国内陸部は複数の穴が開いていて、そこにマントルが流れ込んでいるという様相をしています。図では単に凸凹の形ですが、マントルが入り込んでいる部分の上部は、少し広がった形かもしれません。
そして、この形であれば、一部の地殻が沈み込んだり、浮力がかかったりすると、このマントルが流れ込んでいて、地殻が極端に薄くなっている部分が崩壊しやすい状況になっていることが分かると思います。
したがって、9月11日の記事にかいたようなメカニズムの地震が起きやすい地殻が形成されていると考えてもいいと思います。
となると、日本で起きた地震は、内陸のチベット・ウイグルからネパールあたりまで直接的に影響を与えていると考えていいと思います。
したがって、地震は「東から西に向かって伝播する」という構図になる、ということです。
今回の図は、かなりイメージ図に近いのですが、地殻の底部はだいたいこんな感じというふうにとらえてほしいと思います。
マントルトモグラフィーで見ると、この中国内陸部は複数の穴が開いていて、そこにマントルが流れ込んでいるという様相をしています。図では単に凸凹の形ですが、マントルが入り込んでいる部分の上部は、少し広がった形かもしれません。
そして、この形であれば、一部の地殻が沈み込んだり、浮力がかかったりすると、このマントルが流れ込んでいて、地殻が極端に薄くなっている部分が崩壊しやすい状況になっていることが分かると思います。
したがって、9月11日の記事にかいたようなメカニズムの地震が起きやすい地殻が形成されていると考えてもいいと思います。
となると、日本で起きた地震は、内陸のチベット・ウイグルからネパールあたりまで直接的に影響を与えていると考えていいと思います。
したがって、地震は「東から西に向かって伝播する」という構図になる、ということです。