団塊的問題解消法

団塊世代の諸問題を考察し、花の60歳代を開拓していきたい。

散歩再開

2016年10月13日 08時21分54秒 | Weblog

  今日こそは散歩に出るぞ、と思い始めてすでにひと月が過ぎた。とうとう昨日、第一歩を踏み出せた。猛暑を理由に夏の間ずっと家にこもった。こもると億劫グセが影響力を増殖して私の意思決定を支配した。散歩を拒む理由はいくらでもあげられる。「暑いから」「体調がよくないから」「宅急便が届くから」「ノート作りが遅れているから」 言い訳の名人、苦労回避の達人となった。

 10月10日は体育の日だった。スポーツ庁が「体力・運動能力調査」なるものを発表した。それによると60代後半の女性、70代後半の男女は合計点が過去最高になったという。テレビのニュースでもこれでもかと老人が活躍する陸上競技の模様を映し出す。50メートル走を何秒で走るとか元気な年寄りがたくさん映った。ご同慶のいたりである。健康でいることは素晴らしい。私は身の程を知っている。無理はしない。できる運動は歩くことぐらいである。走るなんてとんでもない。学校を出てから運動とは縁がなかった。もともと運動神経が悪く父や他の姉妹たちとは違った。父も姉妹も足が速く、運動神経も良かった。

 つい数日前、友人の訃報が届いた。去年は親友を癌で亡くした。二人とも私と同じ年である。元気な年寄りもいるが、70歳古希目前にしてこの世を去った。散歩は運動というより、亡くした友との思い出を掘り起こす時となる。山を見て、川の音を聴いて、空の雲を追い、海で寄せては引く波のリズムに身を任せる。久しぶりの散歩は私を鎮めてくれる。嫌なニュースが多く、その一つひとつに腹を立てたり怒ったり毒づいたり。家の中にいると感情にいいように振り回されてしまう。そういうことから逃れることができるのは、散歩しかない。これからまた散歩を続けようと思った。

 9日日曜日に友人たちを招いた。大切な友人である。一緒にいると穏やかな気持ちになれる人たちである。毎日一緒ならこうもいかないだろう。それぞれが違った人生を歩んだ。専門分野も違う。参考になる話がてんこ盛りである。無料で講義を受けているように感じることも多々ある。酒が入り話はさらに広がる。私は彼らのために精一杯の手料理をふるまう。皆に来てもらえるように食材をそろえて入念な準備をする。声をかけて気持ち良く集まってくれることが嬉しい。だからそれに応えるために料理に気持ちを込める。

 楽しい時間はあっという間に過ぎる。散歩はそういう楽しい時間、友のこと友が言ったことを反芻できる。そして今度はこういう食材であの料理を作って出してみようという創作活動にもなる。

 散歩は睡眠中の夢と違い、嫌なことを思い出さないで済む。この歳になってもまだ高校の試験で落第点を取って追試を受け、担当教師に馬鹿にされる夢をみる。寝汗をかくことも多い。散歩は心地よい汗をかくことはあっても脂汗ではない。

 昨日の再開した散歩では、最後のほうで脚がもつれた。筋肉痛もある。でも続けていればそれもなくなると期待する。最近今までなかった肩こりがひどい。友人が言った。肩こりは散歩が一番効いたと。パソコンの前にいる時間を減らして、散歩の時間を増やそうと考えている。

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