☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

優駿の法則

2013-05-24 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
月日が流れるのは早いもので、このあいだ年が明けたかと思っていたら、気が付けば今年もダービーがやってきた。
昨年は愛馬アルフレードがダービー出走とあって、朝早くから小僧と一緒に府中へ勇躍乗り込んだことが、つい先日のことのように思える。
そのダービーを最後にアルフレードは放牧に出され、いったい今は何をしているのやら。
風の噂では、やれ体重が600kgを超えたとか、ダイエットのためにウォーキングマシンに乗っているとか、プール調教のやり過ぎで水水掻きが生えてきたとか、ロクなことしか聞こえて来ない。
その間、飼葉代を払い続け、それまで馬代を差し引いても浮いていた分が、そろそろ底を尽きそうだ。
アルフレードの復帰はいったいいつになるのやら。

今年で節目の80回目を迎える東京優駿、通称・日本ダービー。
個人的には24回目の挑戦となるのだが、未だにダービーで馬券を獲ったことがない。
本線でビシっと決めたいのが年末の有馬記念とダービー。
この二つのレースだけは、本線勝負での的中、できれば一本で仕留めてこそ。
正確にはダービーで馬券は当たったことはある。ただ、それは獲ったのではなく、当たっただけ。
スペシャルウィークとボールドエンペラーで決まり馬連万馬券で決まった98年。
本命はディヴァインライトだったのだが、一緒に府中に参戦しいた偶然番長の勝負は、当時心酔していた成駿のポッツン◎のボールデエンペラー。それを見て、偶然番長だけが当たるのは悔しくてたまらないと思い、たまたまボールドエンペラーがデヴァインライトと同じ8枠だったので、枠連を押さえたまで。
結果、それが奏功し枠連2590円が的中となったのだが、偶然番長は馬連13100円を2千円。26万と2万5千円じゃあ、当たっても喜びは半減どころか、ちっとも嬉しくない。
以来、ダービーで勝負をし続けてきたが、一度も当たったことがない。

馬券を外すことも悔しいが、それよりももっと悔しいのが、ダービーで本命を打った馬が、ダービー後に条件クラスでウロチョロしているのを見たとき。
条件戦ではなくても、自分の見込み違いをまざまざと見せつけられたのが、前出のディヴァインライト。
今となっては、何でアンパンマン橋本広喜のディヴァインライトに◎を打ったのかは、まったく思い出せないのだが、ダービーの後はひたすら短距離路線を突き進んだ馬に◎とは、つくづく自分のセンスのなさに情けなくなってしまう。
「いいかげんに馬券から足を洗え」、という天のお告げなのかもしれないが、そうはいかない。

と、そんなこんなで昨年のダービー終了後から開始した2013年ダービー馬を探す旅も、いよいよ大詰め。
本線でビシっと仕留めれば、今年1回目の年末の有終の美を飾ると同時に、ダービー初的中に花を添えることができるのだが。

■血統傾向■

SS産駒が初めてクラシック戦線に出走したのが、95年。
いきなり皐月賞でジェニュインとタヤスツヨシがワン・ツーを決め、続くダービーでは順番が入れ替わっただけの結果に、誰もがSSの時代を確信した。
以来、SS産駒は【6-6-3】と猛威を振るい、その勢いは後継種牡馬の世代になっても【4-4-4】と、留まることを知らない。
二代目SS系で複数回馬券になっているのは、スペシャルウィーク【0-2-0】、アグネスタキオン【1-0-1】、ネオユニヴァース【1-0-1】、ステイゴールド【1-1-0】、そして【1-0-1】のディープインパクトの合計5頭。
このうちアグネスタキオンとステイゴールドを除く3頭は、いずれも自身がダービー馬。「ダービー馬はダービー馬から」という格言を垣間見ることができる。

配合相手別では、なんといっても母父ノーザンダンサー系。
とりわけ、過去10年で【2-1-1】の母父ダンチヒ系。
<SS系×ダンチヒ系>
05年3着シックスセンス…SS×デインヒル
08年1着ディープスカイ…アグネスタキオン×チーフズクラウン
09年1着ロジユニヴァース…ネオユニヴァース×ケープクロス
12年2着フェノーメノ…ステイゴールド×デインヒル

このSS系×ダンチヒ系という血統構成は、ダービーに限らず府中の芝2400mを得意としている。
先週のオークスで2着に入ったエバーブロッサム(ディープインパクト×デインヒル)や昨年のオークス、JCを制したジェンティルドンナ(ディープインパクト×バートリニ)など、府中のクラシックディスタンスでは、欠かせない血統構成。

父SS系以外では、【2-1-1】のキングマンボ系はマークしておきたいところだが、一昨年の最強世代の一角を占めていた「マンボ・カルテット」(エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ルーラーシップ、トゥザグローリー)以来は鳴かず飛ばずの成績。
また、「府中のトニービン」の格言があるトニービンをはじめとするグレイソブリン系だが、ウイニングチケット(93年)、ジャングルポケット(02年)の2頭のダービー馬を出しているものの、近10年では母父で【0-1-2】と、格言とは程遠い成績に終わっている。

■祝!ダービー出走!!■
最強厩舎のフラムドグロワールがダービーへ出走する。
☆15フラムドグロワール…ダイワメジャー×BT

昨年のアルフレードに続き、2年連続での出走となる。それを祝してまずはご祝儀代わりに一票。
ダービー馬になるのはダービーに出走できないと始まらないわけで、なにはともあれ、おめでとうございます!
父ダイワメジャーからはクラシックのイメージは沸かないが、なんといっても母はオークス馬のシルクプリマドンナ。
★第61回オークス馬~シルクプリマドンナ★

当時、最強師匠と参戦した00年オークスのパドックでの一枚。
あれから13年も経つのか…
桜花賞では惜しくも同厩舎のチアズグレイスの3着に敗れたが、その時点でオークスの勝負馬券は「山内厩舎ドンブリ」と決めていた。
勇躍乗り込んだ当日は、競馬場に着くや否や、いきなりプリマドンナとチアズグレイスの馬券をしこたま買い込み、あとは本番を待つばかり。
オッズを見るとプリマドンナの1番人気は想定内だったが、桜花賞馬のチアズが5番人気と低評価。それを見て、平場のレースが終わるごとに勝負馬券を買い足していた。
最強師匠に至っては、全く競馬をやらない取引先の人に、「絶対に倍以上になるから買え!」と、強要して買わせていたくらいだ。それくらい自信があったということ。
結果、見事にプリマドンナがリベンジを果たし、チアズが2着で、なんと馬連は1630円もついた!!
あの時は、本当に美味しい思いをさせて貰ったなあ。

SS全盛期の中で、唯一SS系に対抗できていたのが【4-5-2】のロベルト系で、そのうち【4-3-1】がBT系。
このBT系は、97年のサニーブライアンを起点に、02年タニノギムレット、07年ウオッカと、「5年周期の法則」が成立していたのだが、残念ながら昨年でこの法則は途切れてしまった。
この4月に放牧中の事故により天に召されたBT。その後継種牡馬であるマヤノトップガンやタニノギムレット産駒もパッとせず、その枝は衰えていくばかり。
だが、トニービンやメジロマックイーンなどと同様に、父系が途切れても母系で脈々と受け継がれるのが名馬の血。

府中の杜で、ブライアンズタイムの血が騒ぐ!
母父だけどね。

最強厩舎のシルクライトニングが、96年ダービーに出走した時の横断幕の原稿。












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2 コメント

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32回目のダービー (skaizer)
2013-05-26 01:56:21
CAROLの回顧に乗っかって小生は32回目のダービーとなります。
今は懐かしい単枠指定の頃のバンブーアトラス。学生の身分で渋谷の場外(まだWINSになってない)でアズマハンター(単枠)から枠連3点大金3000円で勝負してハズレ。
1点勝負は2回で2勝。
アイネスフウジン→メジロライアン
ジャングルポケット→ダンツフレーム
今年は皐月の1・2着で1点勝負??
来年は競馬場で見ようかな!
アポロソニック (carol2000)
2013-05-27 00:18:04
>skaizerさん
穴で推していたアポロソニック、来ましたねえ。
獲りましたか?

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